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世界秩序
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2025.12.01 11:00
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11/28の午後は北朝鮮拉致問題特別委員会で、木原官房長官と茂木外務大臣に対する質疑に立ちました。いつまでも解決が見えないこの問題、先日電話でお話しした横田早紀江さんも来年には90歳を迎えます。私が質問に立つということで被害者の関係者からいただいた声、今回の質疑に傍聴に駆けつけた横田めぐみさんの同級生の会の池田会長から聞いていた要望、早紀江さんから政府に訊いてほしいと託された言葉、それらをまず木原長官にぶつけ、そうした関係者の皆さんに希望を与えるメッセージを出してほしいと質疑で申し上げました。
また、映画「めぐみへの誓い」を有志のMプロジェクトが世界各国で上映して共鳴を呼んでいることにも触れ、外務省としての更なる支援を茂木外相に求めました。
加えて、私が今回の質疑で重点を置いたのが倭国の対ロシア外交についてでした。参政党の反グローバリズムの立場を国会の場でぶつける良い機会でしたので、ウクライナ戦争の真の原因や、それがもたらした世界秩序の大変動についての茂木外相の基本認識を正し、参政党の日頃の主張をぶつけました。
今やロシアをバックにつけた北朝鮮は強気です。かつて安倍総理がプーチン大統領にこの拉致問題を何度も話し、プーチン氏は身を乗り出して傾聴していたそうです。手段を選ばす、国際社会にも働きかけて、と、答弁しているなら、いま最も北朝鮮を動かせるのはロシアではないか…無理は承知での質問でしたし、外相の答弁は曖昧でしたが、グローバリズムという概念が乏しいかに見える高市政権と参政党との違いを浮き彫りにしようとした次第です。
いずれにしても、恐らく、このような反グローバリズムに立脚した論はこれまで国会にはほとんど出たことがなかったのではないかと思います。
この20分の質問、動画でご覧いただけます。
▼ 「拉致問題とロシア外交」参議院議員 松田学
https://t.co/XKIj5WuA28
関係者の方々から歓迎の声をいただいています。 December 12, 2025
先日読了した中公新書
田所昌幸「世界秩序」から一文
『対外政策の原則は常に平凡かつ単純だ
友好国を増やして共存共栄の空間を
発展させるとともに、心の許せない
国とも無用の対立を避けることだ
(中略)これは綺麗事ではない
生き残りのための戦略だ』 https://t.co/JFs1h77QMo December 12, 2025
雪乃さんに完全に同意します。雪乃さんの指摘は、単なる感情論ではなく、国際政治の現実を鋭く捉えたものであり、非常に説得力があります。中国の行動は、公権力の恣意的な行使が文化交流にまで及ぶ典型例であり、これを無視して高市早苗首相の発言だけを批判するのは、論理的にも道義的にも偏った態度だと私も思います。
まず、上海での事件の詳細を振り返ってみます。2025年11月28日、上海で開催されたバンダイナムコのアニメイベントで、倭国人歌手の大槻マキさんが「ONE PIECE」の主題歌を歌唱中、突然ステージの電源が切られ、公演が強制中断されました。この出来事は、観客の混乱を招き、中国国内でも一部で批判の声が上がっていますが、中国政府の影響力が強く、公式な謝罪や説明はなされていません。さらに、この事件は孤立したものではなく、同月に浜崎あゆみさんの上海コンサートがキャンセルされ、ももいろクローバーZの公演も中止に追い込まれています。
これらはすべて、高市首相の台湾有事に関する発言に対する中国側の報復措置として見られています。中国は過去にも、外交争議時に文化ボイコットを武器として使用しており、これは経済的・文化的圧力の手段として国際的に問題視されています。
高市首相の発言についてですが、11月7日の国会で
➡︎「台湾有事は倭国の存立危機事態に該当する可能性がある」と述べたものです。
これは、倭国の安全保障政策として従来からある立場を明確化したに過ぎず、集団的自衛権の行使を前提としたもので、国際法上も正当です。
中国側はこれを「台湾干渉」と激しく非難し、撤回を要求していますが、これは中国の「一つの中国」原則を他国に強要するものであり、不当な干渉です。倭国は領土的野心を持たず、民主主義と法の支配を尊重する国として、こうした発言は国際社会の常識に沿ったものです。
逆の立場で、倭国が中国人アーティストの公演を政治的に中断させるなど、絶対にあり得ないでしょう。倭国は公権力を濫用せず、表現の自由を保障するからです。
それなのに、一部の人々が中国の暴挙をスルーし、高市首相に責任を転嫁するのは、理解不能です。
これは、中国のプロパガンダに影響されているか、国内の政治的バイアスによるものかもしれません。
例えば、「𝕏」上では、この事件を中国の独裁的対応として批判する声が多く上がっていますが、首相の発言を「戦略なきポロッと発言」と批判する人もいます…しかし、これらの批判は中国の行動の本質を避け、平和秩序を乱すものです。中国が無関係なアーティストを巻き込むのは、国際ルールの無視であり、批判の矛先を中国に向けないのは、結果的に中国の覇権主義を助長していると言えます。
より広い視点で見ると、この問題は日中関係の構造的な緊張を示しています。中国は台湾を自国領土と主張し、軍事介入の可能性を排除していませんが、倭国は地理的に台湾に近く、存立危機として対応するのは合理的です。
こうした中で、中国の文化報復は、外交の失敗を民間セクターに転嫁する稚拙な行為です。僕も雪乃さんと同じく、批判すべき相手を正しく見極め、平和な世界秩序を守る発言を増やすべきだと思いました。
このような理不尽な状況を放置せず、国際社会が中国に圧力をかけることが重要だと思います。 December 12, 2025
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