1
アドルフに告ぐ
0post
2025.12.15 11:00
:0% :0% ( - / 男性 )
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
「プライム・ローズ」の根底にはおそらく「虹のプレリュード」があると思っている。つまり可愛らしい少女の世界で重厚な民族の悲哀のドラマをやりたいというのがあり、これが案の定うまく混ざらず、ロリコン路線に飽きた後で唐突に出てくるのでワケがわからない。自分はここに手塚流の「ベルサイユのばら」への分析と「自分ならこうする、ウケるはず」というのを感じるのである。しかしこれを少女漫画でなくロリコンと混ぜて少年チャンピオンでやっても読者がついてくるはずがなく、さらにしかし、その雑な分析を含め老境の手塚作品としては一貫性があるように思えるのだ。「手塚流ロリコンマンガ」の後半とさえ思わなければ「プライム・ローズ」の終盤の展開は「戦争という状況に流されるナウシカ」的であり、「アドルフに告ぐ」の終盤のアドルフ・カウフマンの諦観をも思わせ、なかなか読ませるものがあり、リアリティもあり、手塚治虫的な真摯なキャラクターへの態度も垣間見え、しかし誰もそこまで読んでない。表面だけを見て「嫌い」とか言われる始末である。 December 12, 2025
4RP
「アドルフに告ぐ」を初めて読んだ時に、最後の方で、ずっと人種差別による虐殺や暴力に苛まれていたユダヤ人のアドルフが「パレスチナのゴミどもめ!お前らを抹殺してやる!」みたいなセリフを吐いてて、めちゃくちゃビックリして泣いたな…… December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



