恐れ回避型の人が”突然爆発する理由”と、”その後の地獄”

「急にキレた」って言われるたびに思う。
急にじゃない。
ずっと溜めてたんだよ…と。

恐れ回避型の人にとって、不満を伝えることは「相手を不快にさせ、嫌われ、捨てられること」に直結している。
だから「僕が我慢すれば、この関係は続く」と信じて、笑顔で飲み込むんでおく。

心理学ではこれを「不満の貯め込み」と呼ばれる。

1回、2回、10回…我慢の貯蔵タンクに溜まっていき、タンクがストレスでパンパンになって、いつ破裂してもおかしくない状態の時に、靴下の脱ぎ方みたいな些細な言い合いでリミッターが吹き飛ぶ。

”ストレス耐性”を超えると、
”交感神経”が暴走し、
”闘争反応”として
”激しい怒り”が制御不能に表出する。

【爆発後の方が地獄になる】

パートナーの呆然とした顔を見た瞬間、気付く。
「あ、やってしまった」
「まただ…」

自分が一番恐れていたこと
～～関係が壊れること～～
を、自分の手で引き起こしてしまったかもしれない。

そうなると、罪悪感が襲ってくる。
「なんであんなこと言ってしまったんだろう」
それと同時に、孤独感も襲ってくる。
「でも、ずっと我慢してたのも本当なのに」
「それは理解してもらえないんだ」
この2つの感情が、グチャグチャに混ざり合って、どうしようもなくなる。

実際の問題の本質として
爆発することじゃない。

爆発した後の自己嫌悪と孤独の中で、”「どうすればよかったのか」が分からないまま、また同じ我慢が始まること”なんだよね。

「小さな不満を小さく伝えればいい」頭では分かってる。
でも、「今のちょっと嫌だった」って言う瞬間、
相手の顔が曇るんじゃないか、
距離を置かれるんじゃないか、
そう思うと、やっぱり言えなくなる。

それでも
完璧に伝えられなくていい。
うまく言えなくていい。
ただ、
溜め込んで爆発させて、
相手を傷つけて、
また自己嫌悪のどん底に落ちる…
このループだけは、抜け出したい。

震える声でもいい。
下手くそでもいい。
「今のちょっと嫌だった」
「こうしてもらえると嬉しい」
この程度の、本当に小さな言葉から、失敗しながら、何度も何度も、練習していくしかない。
それしか、この地獄から抜け出す方法が、見つからないから。 December 12, 2025

プリオケの大人の視聴者としては、ようやく追加戦士加入したし、敵も明確になった所で面白さも明確になってきた所だけど、この作品日曜の朝じゃなくて深夜でリミッター解除してやった方が楽しかった作品だったのでは…と疑問しか浮かばない😓 December 12, 2025