ポール・マッカートニー 芸能人
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2025.12.08〜(50週)
:0% :0% ( 40代 / 男性 )
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
これまでのキャリアで本当に一緒に仕事をしたいと思ったのは2人だけだ。ポール・マッカートニーとオノ・ヨーコさ。悪い選択じゃなかったよ。(1980年) https://t.co/sMxkNn2crg December 12, 2025
31RP
#桑田佳祐 の #やさしい夜遊び📻🎶
今夜もお聴きいただいた皆様ありがとうございました❤️🔥
全盛期のポール・マッカートニーが倭国武道館でライブをやったら?🤔
というテーマで組んだ妄想セットリスト!
現地で観覧中(?)の桑田さんの実況で、会場の盛り上がりとともにお届けしました!🎤💥
ぜひタイムフリーでもお聴きください👇💨
☑️https://t.co/EDDSo7911S December 12, 2025
23RP
#ヒアトゥデイ好きな人います?
#ポールマッカートニー
"ジョン追悼"ナンバー🎵の'この曲'⁉️👇…感動的~🥹…実は、この絶妙なストリングスアレンジ🫣当初、ポールは躊躇していたんですが、マーティンが「絶対入れるべき!」と、ポールに助言したとの事👌…素晴らしい~👏😭
https://t.co/lSH8Nsrr5E https://t.co/QGLRVmdZP7 December 12, 2025
9RP
Q: 君はジョンを愛していたって言ってたね
ポール: うん
Q: 彼も?
ポール: そうさ!実際、そうだったと思うよ(笑う)
よし、チェックしよう、ちょっと失礼…ジョン!ほらベイビー、君は…?うん…そう!ああ、彼もそうだったと思うよ
-ポール・マッカートニー、97年のインタビュー https://t.co/vqEXlzMlUG December 12, 2025
9RP
for happy life
今日のコーヒーブレイク
のBGMは
原曲の良さを楽しめる
実力派ピアニストの
佐久間薫さんの
「カフェで聴きたい
JAZZ Piano」 です
1・ポールマッカートニーに
向けられたメッセージと
言われる
ジョンレノンの
「スターティングオーバー」
2・倭国でも大ヒットした
フランスのポピュラーソング
フランスギャルの
「夢見るシャンソン人形」
3・映画の主題歌にもなった
ロイオービソンの
「オープリティウーマン」
4・全米アルバムチャート1位を記録したアルバムの代表曲
ママスパパスの
「夢のカリフォルニア」
5・倭国で活躍した
親日家のダニエルビタスの
「オーシャンゼリーゼ」
6・愛する人がそばに居ると
幸せの絶頂という歌で
カーペンタースの
「トップオブザワールド」
7・女性がロックン・ロールを
歌うと言われた
コニーフランスの
「ヴァケイジヨンス」
8・杏里の「オリビアを聞きながら」の元曲だったかもの
オリビアニュートンジョン
の
「微風の誘惑」
これで休憩終了
さぁ頑張って
先週の仕事の片付け
始めましょう
#daikokusan December 12, 2025
8RP
「思い出すよ、ジョンが言ったこと…『プレスパーティーで記者に囲まれてたお前の横を通ったときさ、お前は嘘八百言ってたな!一言だって本当のことがなかった!…すごく好きだよそういうの、サイコーだった!』」
ポール・マッカートニー https://t.co/EF4CQ83wtw December 12, 2025
7RP
「鏡を見て思うんだ、いいね!って…お前はジョン・レノンと彼の家のポーチで曲を書いて、それから彼の寝室で一緒にファッツ・ドミノやエルヴィスを聞いたんだぜ?なんて素晴らしいことだろう、ってね」
ポール・マッカートニー https://t.co/at0KDd0d7C December 12, 2025
6RP
日曜日の朝。Guns N' Rosesの『Live And Let Die』を聴いてテンションを上げる。原曲は1973年にポール・マッカートニーが映画『007/死ぬのは奴らだ』の主題歌として制作。ガンズがカバーし1991年の『Use Your Illusion I』に収録した。MVも超カッコいい。くー😆
https://t.co/UFN4GzRwZq via @YouTube December 12, 2025
6RP
12月13日(土)朝10:45〜配信開始★土曜朝の…気分はhuehue↑ vol.089
『夢と創造の果てに〜ジョン・レノン最後の詩』
故・松村さんのピンチヒッターが語る★
https://t.co/h05S72qrRP
先日、急逝された関西の映画宣伝マン
松村厚さんが生前『12月にはジョン・レノンのドキュメンタリー来ますから』
と話しておられたんですが、詳細がわからないまま急逝され
それでも何とか松村さんの伝えたかった作品を紹介したいと
ツテをたどった結果、シネマライターのスズキトモヤくんに辿り着きました。
スズキくんん自身も松村さんには大変お世話になっていた人物で
是非スズキくんに番組で紹介して貰おうということで出演して頂きました。
是非、ご覧ください。
#土曜朝の
#気分はhuehue
#夢と創造の果てに
#ジョンレノン最後の詩
#アランGパーカー監督
#ジョンレノン
#ジョージハリスン
#リンゴスター
#オノヨーコ
#ポールマッカートニー
#テアトル梅田
#kinocinema心斎橋
#ユナイテッドシネマ橿原
#アップリンク京都
#シネリーブル神戸
#日浦明大
#ゆん
#LOVELily
#ワンマンLIVE
#十三
#GABU
#中之島映画館
#企画長
#西薗修也
#スズキトモヤ
#シネマライター December 12, 2025
5RP
[空間オーディオ・イベント開催!!]
萩原健太のアイ・ゲット・サラウンド 第2回
Kenta Hagiwara's I Get Surround!! Vol.2
2026年1月8日(木) 19時~
アナログ推奨派の萩原健太さんが、いま話題の空間オーディオ(イマーシブ・サウンド)を一刀両断する新しい試聴イベント、『萩原健太のアイ・ゲット・サラウンド』第2回の開催が決定しました!
日々続々登場するポップス、ロック名盤の空間オーディオを試聴しながら、空間オーディオの魅力やアナログ盤との印象の違いなど、ヒット・チャート談義とは一味違う視点から切り込んでいただきます。
ポップ・アーティストの新作はもちろん、60年代~80年代の旧譜カタログも次々とドルビーアトモス・ミックスが作られ、空間オーディオ化が進んでいるにもかかわらず、それを享受できている人はほんのわずかなようです。
8月に開催した第1回では、1964年から1976年までの楽曲を健太さんが選曲され、50~60年前に作られた曲が最新技術でどのように生まれ変わったかを知ることができる絶好の機会となりました。
例えばビートルズの「Tomorrow Never Knows」のモノ・ヴァージョンとアトモス・ヴァージョンの聴き比べでは、まるで飛び出す絵本のように音が立体的になる感動を体験していただきました。
第2回は、ビートルズ関連のドルビーアトモス・ミックスにスポットを当てますので、これまで聴き親しんだ名曲の数々がどのように印象が変わるのか、この機会にぜひ体験していただきたいと思います。50年以上前に録音された曲たちが、まるでいま目の前で演奏されているかのごとく生き生きとした音楽に変わっていてビックリするはずです。
前回は満員御礼。今回も完売必至ですので、ぜひお早めにお申し込み下さい。
萩原健太のアイ・ゲット・サラウンド 第2回
https://t.co/SiII7pVN0E
<試聴予定アーティスト>
ビートルズ関連特集
・ビートルズ
・ジョン・レノン
・ポール・マッカートニー
・ジョージ・ハリスン
その他
・ジミ・ヘンドリックスなど
<開催概要>
開催日:2026年1月8日(木) 19時~21時頃
入場料:4,400円(税込)
席数:限定25席
*開場は開演の15分前で、チケットの整理番号順のご入場になります。
会場:御茶ノ水RITTOR BASE
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1 お茶の水クリスチャン・センターB1
#萩原健太
#ビートルズ
#ジョン・レノン
#ポール・マッカートニー
#ジョージ・ハリスン
#Beatles
#dolbyatmos
#ドルビーアトモス
#リットーベース December 12, 2025
4RP
42年前の今日83/12/10付全米チャート1位ポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソン"世紀のデュエットVol.2"「Say Say Say」/ポールのアルバム『パイプス・オブ・ピース』収録/ここから6週1位続け84年年間3位の超絶ヒットとなる/売れに売れてチャート滞在中にミリオン達成‼️https://t.co/HiTq1cw370 https://t.co/DBRaYVLWfs December 12, 2025
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2014年3月13日ブログ記事再掲
真に歴史的だったグラミー賞と翌日のイベント
2014年1月26日に行なわれたグラミー賞の授賞式と、その翌日27日に行なわれた祝賀イベント『The Night That Changed America: A Grammy Salute to The Beatles(アメリカを変えた夜:グラミーよりビートルズに捧ぐ)』は真の意味で歴史的と呼べる出来事だったので、改めて記事として記録に残しておこうと思う。
大変残念なことに倭国ではグラミー賞も、その翌日のイベントも共に有料チャンネルでしか放映されなかった。
僕もそのどちらも完全版を観ることはできなかったのだが、幸いなことにユーチューブでその一部を見ることができ、改めてその重要性を認識し、これは記事にしておかなくてはと思い立ったしだい。
特に『アメリカを変えた夜』は後世のためにもしっかりと残すべき超一級のイベントであったと思う(実は僕は最初このイベントを重要視していなかった。他のアーティストたちがビートルズの曲を演奏するただのトリビュートコンサートの類いだと思っていたのである)。
まずはグラミー賞の授賞式当日。この日ポールはリンゴと共に『クイーニー・アイ』を、リンゴはオールスターバンドと共に名曲『フォトグラフ』を披露した。
この日のパフォーマンスはどちらも大変にすばらしいものだったが、期待されたポールとリンゴの共演は『クイーニー・アイ』の1曲のみ。僕を含め、多くのファンが大なり小なり物足りなさを感じたに違いない。だがポールとリンゴのミニ再結成は実はその翌日が本番であったことが明らかになる(これについては後述する)。
結局グラミー賞はポールが4部門を同時受賞という栄誉に輝き、ヨーコとオリヴィアは授賞式のプレゼンターとしても登壇して拍手喝采を浴びた。
今やジョンとジョージの分身ともいえる2人がポール、リンゴと共に同じ場所に集まったことで、少なくともビートルズ4人の魂は再会を果たしたといえるのかもしれない。
また授賞式の最前列にはヨーコさんと共にショーンの姿もあった(しかし、ヨーコさんは凄い!80才とは思えぬダンスとその存在感に僕は胸を打たれた)。
さて、グラミー賞の翌日に盛大に行なわれたイベントが『アメリカを変えた夜』である。
これはビートルズのアメリカ上陸50周年を祝うイベントとして企画されたものであり、これに伴いビートルズはグラミー賞の「特別功労賞生涯業績賞」をその前日に受賞した。
今から遡ることちょうど50年前の1964年2月に、ビートルズがアメリカの人気番組『エド・サリヴァン・ショー』に出演し、「たった一夜にして」アメリカを変えたというのはけっして誇張でもなんでもないだろう。当時ビートルズがアメリカ社会に与えたインパクトはそれほど大きなものだった。
まずはポールの公式サイトより、ショーのスナップショットをご覧ください。(追記:残念ながらこのページは削除されていた)
非常に印象的な写真ばかりである。なんとこれはファンのためというよりは、むしろビートルズが好きで集まったミュージシャンやセレブたちのお祭りといった趣ではないか。
生きる伝説ポール・マッカートニーをひと目でもいいからこの目で見たい、できることなら近寄りたい、そしてもし可能であれば一緒に写真に写りたいなどと、きら星のごときスターたちがポールの周りに集合したという感じである。
まさにミュージシャンの中のミュージシャン、スターの中のスター、生きながらにして伝説を作り続ける人、それが現在のポールなのである。
この世紀のショーのために、ビートルズを愛する多くのミュージシャンたちがビートルズの曲をカバー演奏した。
デイヴ・グロール、ジェフ・リン、スティーヴィー・ワンダー、ジョー・ウォルシュなどおなじみの面々に混じって、比較的若いミュージシャンたちも次々とビートルズ・ナンバーを演奏する。
だが僕がとりわけ感心したのはむしろ僕が名前も知らなかったミュージシャンたちがオリジナルの良さを損なうことなく、すばらしい歌と演奏を披露していたことだった。最近のミュージシャンも捨てたものではないなと。
演奏曲目とミュージシャンは以下の通り(ウィキペディア英語版より)
"All My Loving", "Ticket to Ride" by Maroon 5
"We Can Work It Out" by Stevie Wonder
"Something" by Dhani Harrison, Jeff Lynne and Joe Walsh
"In My Life" by Ed Sheeran
"Don't Let Me Down" by John Mayer and Keith Urban
"Yesterday" by Katy Perry
"Revolution" by Imagine Dragons
"Hey Bulldog" by Dave Grohl and Jeff Lynne
"The Fool on the Hill" by Eurythmics
"Let It Be" by John Legend and Alicia Keys
"Here Comes the Sun" by Brad Paisley and Pharrell Williams
"While My Guitar Gently Weeps" by Gary Clark, Jr., Dave Grohl and Joe Walsh
"Matchbox", "Boys", "Yellow Submarine" by Ringo Starr
"Birthday", "Get Back", "I Saw Her Standing There", "Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band" by Paul McCartney
"With A Little Help From My Friends", "Hey Jude" by Paul McCartney and Ringo Starr
しかし『ヘイ・ブルドッグ』はぜひポールにも参加してもらい、あの強烈なベースプレイとワイルドなヴォーカルを再現してもらいたかった。せっかくのチャンスだったのに残念である。
ジョージの息子ダーニが参加した『サムシング』もよかった。彼はそのルックスのおかげでただギターを弾いているだけで絵になってしまう。それはまるで若き日のジョージが生きてそこにいるかのようだった。
そしていよいよ真打ち登場。リンゴがオールスターバンドと共に『マッチボックス』『ボーイズ』『イエロー・サブマリン』を演奏し、続いてポールが彼のバンドと共に『バースデイ』『ゲット・バック』『アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア』を演奏。ショーの盛り上がりは最高潮を迎える。
そしてそして、ついに待っていた瞬間がやってきた。ポールが『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を演奏すると、リンゴがステージに飛び入りし、ポールと肩を並べて『ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ』を歌い始めたのだ!
もうこれで盛り上がらないわけがない。まずは主役はリンゴに任せて、ポールはコーラスで脇役に回る。完璧な歌と演奏だ。
そして最後は『ヘイ・ジュード』。リンゴのドラムをバックにポールがこの曲を歌うという、まずはこの絵づらだけで僕は大感動してしまう。
長い間このときを待っていたのだ。そしてポールはただそこにリンゴがいるというだけで、僕にはやはりいつものポールとは違って見えたし、違って聞こえた。この日のポールのパフォーマンスは特別だったと思う。またツアーから離れているせいで、ポールの声にも艶が戻っているように感じられた。
『アメリカを変えた夜』は映像作品としてその完全版が近いうちに発売されることを期待したい。
ポールとリンゴが今も元気で、こうしてすばらしい歌と、演奏と、幸せを僕たちに運んでくれることにただひたすら感謝である。
今や彼らは何ものにも代え難い人類の宝なのだ。未来の人たちは僕たちのことをきっと羨ましく思うことだろう。
ブラボー、ポール&リンゴ!
2025年12月14日追記
幸いなことに『アメリカを変えた夜』の完全版をYouTube上で見つけることができた(残念ながら最後のヘイ・ジュードだけは抜けていたが)。この日のパフォーマンスはポールとリンゴが共演した動画の中でもベストの一つに数えられると思う。
https://t.co/wXImUWinGe
ポール・マッカートニー写真集~1964年、僕たちは台風の中心にいた~
https://t.co/27Peqcpkti
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3RP
先日の『桑田佳祐のやさしい夜遊び』良かったなあ。
ポール・マッカートニー・ライヴの理想のセットリストと言うよりも。
桑田さんの家で「これ、俺が好きなポール・マッカートニーの曲なんだ」と、横で一緒に聴いてる感じがして。
桑田さんの好みも知れて良かったし。
特に「The Back Seat Of My Car」を桑田さんも好きで、セットリストに入れてほしいと願っているとわかったのは収穫。
本編最後に、とまで言っていた。
そうですよね、さすが桑田さん、わかってる!
でも、桑田さんは好きだけど、ポール・マッカートニーにはあまり興味ない、って人には面白くない企画だったのかな?
だけど、そんな人いる?
サザンを好きになる人は、自然とビートルズにも耳が行くはずだから。
もちろん、最近、サザンを好きになってラジオ聴き始めた若い人が、ポール・マッカートニーってのもいいな、ちゃんと聴いてみようかなと思ってくれたのなら、それも嬉しい。 December 12, 2025
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ジョン・レノンの息子のショーンがポール・マッカートニーのバースデーに贈ったこれ。
Here, There and Everywhereはジョンかポールに「傑作だ」と称賛した曲だそうで息子はそれを歌いポールの誕生日を祝った。
わたしもビートルズの中では5本の指に入る好きな曲♪
https://t.co/SO5pzJ9Fhx December 12, 2025
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2014年2月19日ブログ過去記事再掲
ポールのアルバム: 『プレス・トゥ・プレイ』
1986年に発売されたアルバム『プレス・トゥ・プレイ』はファンの間でも評価が分かれる異色作であり、それまでのポールのアルバムと比べるとチャート成績、レコード売上共に振るわなかったという意味ではポールの失敗作(?)の一つに数えられるかもしれない(イギリス最高位8位、アメリカでは全く振るわず最高位30位)。
ともかく発売当時はかなり否定的な意見が大勢を占めていたと僕自身は記憶している(というか、この頃僕の周囲にはリアルタイムでポールを聴いている人がほとんどいなかった)。
また個人的な意見では、一般的な意味でポール人気にかなり陰りが見えてきたと感じられたのもちょうどこの頃である。
前作『ヤア!・ブロード・ストリート』まではなんだかんだいってポールはまだまだ半分アイドルのような扱いをされていたものだ。
しかし、『ひとりぼっちのロンリー・ナイト』のスマッシュヒット(英2位、米5位)で気を吐いたものの、映画『ヤア!ブロード・ストリート』の評価・興行成績は惨憺たるもので、アーティストとしてのポールの評価はこれ以降明らかに下降線を描くことになる。
そして本作『プレス・トゥ・プレイ』以後はそれまでのように大ヒット曲を連発することも全くと言っていいほどなくなってしまった。端的に言うとシングルが売れなくなってしまったのである。
1970年代から80年代の初めにかけて、ポールは面白いようにシングルヒットを量産した。だが、シングルヒットという観点から見ると『プレス・トゥ・プレイ』は明らかにポールの全キャリアにおいて大きな分岐点になっているように思われる。実際に『プレス・トゥ・プレイ』以前と以後のシングル盤のチャート成績をまとめると以下のようになる。
『プレス・トゥ・プレイ』以前(1970年~1985年)
イギリス 1位(3枚) 10位以内(22枚)※1位3枚を含む
アメリカ 1位(9枚) 10位以内(21枚)※1位9枚を含む
『プレス・トゥ・プレイ』以後(1986年~現在)
イギリス 1位(0枚) 10位以内(1枚)『ワンス・アポン・ア・ロング・アゴー』(最高位10位)
アメリカ 1位(0枚) 10位以内(0枚)
あくまでも結果論だが、1970年からの16年間にイギリス、アメリカ共に実に20枚以上のトップ10ヒットを送り込んだポールが、『プレス・トゥ・プレイ』以降は現在までの28年間にイギリスでたった1枚のトップ10ヒットしか出せていないのである(しかもアメリカでは0枚)。
これはかなりショッキングな数字である。このデータからわかるのは、明らかに『プレス・トゥ・プレイ』を境にして、レコード購買層の中心を担う若者たちがポールのレコードを買わなくなり、それまではポールのレコードを買っていた人たちまでもが「ポール離れ」を起こし始めたということである。
しかし、果たしてこのアルバムは本当にそんなにも悪い作品だったのだろうか?
オリジナルの発売から四半世紀以上が経過した2014年の現在、僕は久しぶりにこのCDを棚から取り出し、初めから終わりまで通しでこのアルバムを聴いてみた。すべての偏見を頭から取り払って…。
『ストラングル・ホールド』からボーナス曲『タフ・オン・ア・タイト・ロープ』まで13曲。
オリジナルは全10曲だったが、3曲のボーナスを含めても1枚のアルバムとして何の違和感もなく聴き終えることができた(よくあるようにボーナス曲がアルバムのカラーと合っていないという感じは少なくともこのアルバムからは全く感じられなかった)。
まず素直な感想:全ての曲がただ素晴らしかった。僕はひたすら純粋にこのアルバムを楽しんでいた。
発売から28年目の再評価。これはポール・マッカートニーの異色作などではなく、彼が切り開いた新たなる地平であるように思われた。
彼の偉大なる足跡に新しい一歩を刻む記念すべき意欲作だった。
誤解を恐れずに言うならば、この作品はポールのもう一つの名作となるべきアルバムだったのだ。
ただ、このアルバムにはわずかながらポールらしくない「迷い」といったものが影を落としていた。僕が感じるマイナス要因といえばただそれくらいのものである。
しかし、これも今となっては立派なアルバムの個性だ。
毎回同じような曲、同じようなアルバムばかりではつまらないではないか。そして無限ともいえるバリエーションこそがマッカートニー・ミュージックの本領なのだから、僕はポールが『プレス・トゥ・プレイ』でちょっとした冒険をしてくれたことを今ではとても感謝しているのである。
それでも1986年の発売当時は、僕はこのアルバムに対してしばらく否定的な感情を持ち続けていたことを告白しなければならない。
僕は特に『プリティ・リトル・ヘッド』や『トーク・モア・トーク』、『グッド・タイムズ・カミング』のような曲をポールがアルバムに入れた事が許せなかったのである。
なぜこんなにも単調で退屈な曲をポールがわざわざやらなくてはいけなかったのか?しかも『プリティ・リトル・ヘッド』はシングルカットまでして…。
それにシングルの『プレス』はいい曲なのに、アレンジがどうも気に入らなかった。また、全体的にリズムとドラムスの音が強調されていることもポールが当時の売れ線に迎合しているような気がして好きにはなれなかったものだ。
それでもアルバムを繰り返し聴き続けるうちに、僕はこの作品の良さをだんだんと理解するようになっていった。
『オンリー・ラヴ・リメインズ』はソロ期のベスト・バラードのひとつに数えられる名曲だったし、『フットプリンツ』や『タフ・オン・ア・タイト・ロープ』は僕が好きないつもながらのポール路線を汲む佳曲だった。
『ムーヴ・オーヴァー・バスカー』『ストラングル・ホールド』のようなマッカートニー印のロックナンバーもちゃんと押さえてあった。
ただそれらの“ポールらしい”曲に混じって、それまでにはなかった取っ付きにくいタイプの曲がこのアルバムに“ポールらしくない”作品というイメージを与えていたことはたしかだろう。
『グッド・タイムズ・カミング』『トーク・モア・トーク』『プリティ・リトル・ヘッド』『アングリー』『イッツ・ノット・トゥルー』などの曲は、それまでのポールの作風にはあまり見られないタイプの作品だった。
だが、偏見なしにこれらの曲を聴けば、ポールはビートルズ解散から16年を経ても尚、常に新しいことに挑戦し続けていたのだということがわかる。それはポールの挑戦であり、実験であり、賭けでもあったのだ。
制作面での大きな特徴は、まず13曲中8曲をエリック・スチュアートと共作したこと、多くのゲスト・ミュージシャンを迎えたこと、そしてプロデューサーに当時売れっ子のヒュー・パジャムを起用したことなどである。
スティービー・ワンダーから始まったポール共作の時代はその後マイケル・ジャクソン⇒エリック・スチュアート⇒エルヴィス・コステロと続いてゆくが、本作で楽曲的にアッと驚くものが生まれなかったのは、ポールとエリックがひょっとしたら本質的に同じタイプのミュージシャンだったからなのかもしれない。
特にポールの場合、異なる個性との間に生じる摩擦、刺激、葛藤などが良い作品を生む起爆剤となるからだ。
それといつも面白いと思うのは、ポールの場合多くのゲスト・ミュージシャンを迎えても、出来上がった曲があまりそれを感じさせることがないのである。
ハッキリ言っていつもと変わらない感じなのだ。どうせならもっと豪華な感じに仕上げてしまえばいいのに、と思うのだがほとんどそうはならない。本作もそれまでになかったほど多くのミュージシャンが参加しているのだが、個人的には今回も例に漏れず…といった印象である。
プロデューサーのヒュー・パジャムに関しては、ポール以外に大変な実績を残している人だから、単純にあまり相性が良くなかっただけなのかもしれない。
好きな曲ベスト5
1.『オンリー・ラヴ・リメインズ』
一般にあまり知られていないのが残念なほどの名曲。すばらしいスタジオライヴのパフォーマンスも映像で残されている。
2.『イッツ・ノット・トゥルー』
最初嫌いだったが、聴けばきくほどハマっていった。ある意味ポールにしか作れない曲だと思う。
3.『プレス』
別アレンジでも聴きたかった。”You can give me what I want ”のくだりは最高。さすがポール。
4.『タフ・オン・ア・タイト・ロープ』
僕が一番好きなポールの原型がここに。
5.『アングリー』
その疾走感はポールの作品中でも最上位かな。
ロックバンド ビートルズ音楽ポスター (18) パネル モダン部屋飾り 壁の絵 インテリア ホームアートワーク
https://t.co/CCbyyxhuGu
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Elpicoギターアンプ。
ポールマッカートニーが自分で初めて貯金して買ったギターアンプ。
今も持っていて使ってるらしい。
物持ちが良いよね。
KINKSのデイヴはこのアンプをvox ac30に繋いでYou Really Got Meを弾いた。
Elpico AC55 McCartney Kinks https://t.co/T3Jegimlh2 December 12, 2025
3RP
🇺🇲今週の今から40年前の全米トップ40📻️
Mrミスター2週目の🥇
🆕初登場4曲🌟連続ヒットのパットベネターとスティービーワンダー🔛
😵💫これポールマッカートニー?と思ったコメディ映画主題歌🎬️
そして…既に解散する空気感じてたワム!登場🆙
⏰️大きな時代の変わり目だった1985年の終わり感じる🔚 https://t.co/SjonrvBzj5 December 12, 2025
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年末年始は『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』
『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』の感想 その7
この記事にはネタバレが含まれます。
【6日目】 1月9日(木)
この日は朝「出勤」してきたポールが、マイケル・リンゼイ・ホッグ監督にリンダを紹介する場面から始まる。
その後、立ち話もそこそこに、ポールがスタジオでピアノの前に座り、一人リハーサルを始める。
"Another Day"
なんとピアノヴァージョンの『アナザー・デイ』だ。
ご存知ポールのソロ第一弾シングルとなった曲だが、もうこの頃すでに曲の構想はできていたのだ。
スタジオの隅で静かにポールを見守るリンダの姿も何度か映し出される。この頃のリンダは本当にきれい、というかかわいい感じである。
"The Long And Winding Road"
引き続きポールが一人ピアノ弾き語りで歌う。
そのピアノに寄りかかるようにして至近距離でマル・エヴァンズが歌詞のメモを取ろうとしている。
どうやら歌詞の書き取りが彼の仕事の一つでもあったようだ。ここまでのポールはとてもアイディアに対してオープンで、どんな人の意見も聞き入れようとしているところが見てとれる。
途中でポールが「♪2番はまだ決まってない~♪」とメロディーに合わせながら歌っている。
なんと『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』もまたこのリハーサルの最中に作られた曲だったのだ。
そして、『レット・イット・ビー』もまたポールが曲名を『マザー・メアリー』と呼んでいることからまだ完成途上であることがわかる。
『ゲット・バック』『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』『レット・イット・ビー』という永遠の名曲3曲が、このスタジオリハーサルの数日間で生み出されたという事実に僕は愕然としてしまった。
のちに全米、全英1位となる名曲をたったの数日間で3曲も作ってしまったソングライターは、後にも先にもポール・マッカートニーただ一人だろうと思う。まったく驚くべき才能だ。
"Golden Slumbers"
今度はリンゴがポールのそばに来て座る。アルバム『アビイ・ロード』に収録された名曲の初期のヴァージョンをポールが歌う。
"Carry That Weight"
続いてリンゴが歌うイメージで書いたという『キャリー・ザット・ウェイト』の初期ヴァージョン。
ポールが当時いかに多くの引き出しを持っていたか、またいかに曲作りに情熱を注いでいたのかが一連のパフォーマンスから窺い知ることができる。
この曲の途中でジョージが「寝坊して朝食を食べずに来ちゃったよ」と姿を現す。今日も一番遅いのはジョンだ。
"The Castle Of The King Of The Birds"
ビートルズ4人の共作。ジョージが珍しくドラムを叩いている。
"For You Blue"
この曲の時にジョンがようやく姿を現す。ポールがジョージに「いい曲だ」と誉め言葉を贈っている。ここまでを観るかぎり、ポールもジョージも互いによいところは認め、誉め合っていることがわかる。
"Get Back"
この曲もまだ生まれたばかりの曲のため歌詞が確定せず、いろいろと試行錯誤を繰り返している過程が記録されている。
"Commonwealth"
レノン/マッカートニーの曲ということになっているが、リハーサル中に時事問題を即興でポールが歌にしたという感じである。
"She Came In Through The Bathroom Window"
ジョンがピアノを弾き、ポールがやや遅いテンポで歌っている。これもまだ初期ヴァージョンだが、またしてもバンドにおけるポールの貢献度が際立つシーンだ。
"Honey Hush"
"Suzy Parker"
ビートルズ4人の共作。
"House Of The Rising Sun"
"Mama, You Been On My Mind"
ボブ・ディランの曲。ジョージがアコースティックギターを弾き語りしている。
"Let It Be"
ここにきて初めてバンドが一丸となり、曲を仕上げようという意志統一が強く感じられるシーンである。
メンバーそれぞれの目つきも変わり、本気モードにスイッチが入りかけた・・・という印象を僕は受けた。
遊びでやっている時と、スイッチが入った時とでは音がまるで違うことを僕たちはこのあと何度も何度も確認することになるだろう。
ビートルズ4人はたしかに僕たちと同じ人間であったが、彼らが本気で集中モードにはいるとき、そこには常人を遥かに超えた世界が、そしてサウンドが出現した。このドキュメンタリーはその過程を克明に捉えた作品として人類史に深く刻まれるであろう。(続く)
レット・イット・ビー スペシャル・エディション (スーパー・デラックス)(完全生産限定盤)(SHM-CD)(5枚組)(Blu-Ray Audio付)(特典: A3ポスター付)
https://t.co/tYcNt0yeEZ
★記事を気に入っていただけたなら「いいね」とリポストをお願いいたします。フォローもよろしくお願いします。 December 12, 2025
2RP
<東陽町 ダウンタウンレコードなう>
プロレスは投げ技の一冊だけですが、全米観客動員数1980-1985、ポールマッカートニー、BAのコイコイブックス本*を読むことが出来ます。
土田社長、ありがとうございます。
*むかし作った自主印刷製本なので、文章が小慣れていないのはお許しください https://t.co/WmkRUaBLHA December 12, 2025
2RP
夢でメロディが浮かぶの、ポール・マッカートニーのYesterdayみたいですね。似た科学者で、数学者のスニヴァサ・ラマヌジャンは夢で女神から数式を授かったと語っています。物理・化学ではドミトリ・メンデレーエフが周期表を夢で見てまとめ、アウグスト・ケクレがベンゼン環の構造を蛇の夢から着想。オットー・レーヴィも神経伝達の実験を夢で思いつきました。うろ覚えの参考に! December 12, 2025
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