アクセラレータ トレンド
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2025.12.14 20:00
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これは朗報じゃない。
$IonQ ホルダーとして、
初めて「負け筋」を意識させられた動きだった。
SEALSQ(シールエスキュー/ $LAES )は、
これまで完全に視界の外だった。
敵でもない。
競合でもない。
IonQを見ていれば、
意識する理由すらない存在だと思っていた。
だからこそ、
SEALSQが EeroQ(イーロキュー/量子コンピューティング企業)に戦略投資
した件を見たとき、
正直、背筋が伸びた。
⸻
まず前提から整理する。
SEALSQは、
ポスト量子暗号(PQC)に対応した
セキュリティ半導体・マイコンを手がける企業。
政府・防衛・重要インフラ向けに、
「量子時代でも破られない暗号を
ソフトではなくチップ内部で守る」
という立ち位置を築いてきた。
一方、EeroQは、
電子を液体ヘリウム上で制御する方式を使い、
将来的に CMOS互換(既存の半導体製造と相性が良い) な
量子チップを狙っている企業。
今回SEALSQがやったのは、
単なる出資ではない。
•いま確実に売れている
→ 量子耐性セキュリティ半導体
•いま予算が出る
→ 国家・防衛・インフラ
•そこから将来
→ 量子対応チップ・量子アクセラレータ
という
「入口から中枢へ向かう逆走ルート」 を描いたこと。
⸻
ここで初めて、
IonQの負け筋がはっきり見えた。
これは技術の話じゃない。
制度と時間軸の話だ。
もし将来、
国家や政府がこう定義してしまったらどうなるか。
「量子時代の基盤とは、
暗号・セキュリティ・チップである」
この瞬間、
量子計算(QPU)は
“守られる対象の一部品” に格下げされる。
さらに、
•量子計算はまだ先
•セキュリティは今すぐ必要
•だから予算は入口側へ
という時間軸が固定されたら、
👉 IonQは
「すごいが、今はいらない存在」
になりかねない。
性能で負けるわけじゃない。
過剰性能という理由で負ける。
これが、
今回の動きが一気に怖く見えた理由だ。
⸻
では、IonQは負けるのか。
結論から言う。
まだ負けていない。
むしろ、勝ち筋ははっきりしている。
IonQの勝ち筋は一つだけ。
計算こそが、
最終的な主役だと証明し続けること。
国家が本当に欲しいのは、
•新素材
•新薬
•戦略最適化
•AIの次元拡張
これらを可能にする
代替不能な計算能力。
セキュリティは
「ある程度守れればいい」。
だが計算は、
足りなければ成立しない。
この領域で、
いま実際に
「汎用量子計算」を
外部に提供できているのは
IonQしかない。
⸻
歴史を見ても同じだ。
OSも、セキュリティも重要だった。
だが主役は、
CPUであり、GPUだった。
価値を生み出す中枢を握った企業が、
最後にエコシステムを支配した。
SEALSQが狙っているのは、
量子時代の「入口」と「装甲」。
IonQが狙っているのは、
量子時代の「心臓」と「中枢」。
どちらも必要だ。
だが、主役の椅子は一つしかない。
⸻
正直に言う。
SEALSQは正面の敵じゃない。
だが今回、
角度の違う敵として
同じ円に入ってきた。
これは危機だ。
同時に、
IonQが主役である理由を
世界に突きつけるフェーズに入った合図でもある。
全ツッパとして、
見るべきポイントは一つだけ。
👉 IonQが
「計算の中枢」であり続けられるか。
入口を取られても、
中枢を取られなければ負けない。
IonQは、
まだ主役の椅子に座っている。 December 12, 2025
2RP
📌 Intel Gaudi 3、NVIDIA対抗チップ発表!AIチップ市場に新たな風が吹いています!⚡
Intelが最新のAIアクセラレーター「Gaudi 3」を発表し、NVIDIAのH100およびH200シリーズに真っ向から挑んでいます。特に注目すべきは、その驚異的なコストパフォーマンスです。Intelは、Gaudi 3がH100と比較して推論スループットで最大2.3倍、トレーニングスループットで1.9倍の性能/ドルを実現すると主張しており、AI開発の民主化を加速する可能性を秘めています。この動きは、現在NVIDIAが約94%の市場シェアを占めるAI GPU市場に大きな変化をもたらすでしょう。
AI技術の急速な進化に伴い、高性能なAIチップへの需要は爆発的に増加しています。これまでNVIDIAがその強力なハードウェアとCUDAエコシステムで市場を牽引してきましたが、IntelはGaudi 3で異なるアプローチを取っています。Gaudi 3は、2024年第3四半期にOEMシステムでの大量生産と一般提供が開始される予定で、Llama 2(13Bモデル)のトレーニング時間をH100より70%高速化、GPT-3(175Bモデル)では40%高速化すると発表されています。また、推論性能ではH200と同等かそれ以上、電力効率では最大2.3倍優れているとのデータも示されており、その実力に期待が高まります。
価格面では、8つのGaudi 3アクセラレーターを含むキットが約125,000ドル(チップ単体で約15,625ドル)と設定されており、H100の約30,678ドルと比較して大幅に安価です。この価格戦略は、特にエンタープライズAI市場において、より多くの企業がAI導入を加速するための強力なインセンティブとなるでしょう。Intelは、Gaudi 3を通じて世界のAIトレーニング市場の8〜9%を獲得することを目指しており、これはAIエコシステム全体の多様性と競争を促進する重要な一歩となります。
競合他社としては、NVIDIAのH100やH200が依然として最先端の研究や大規模モデルのトレーニングで優位に立っていますが、AMDのMIシリーズやGoogleのTPU、AWSのInferentiaなども独自の強みを発揮しています。IntelのGaudi 3は、コスト効率とオープンなソフトウェアエコシステムを前面に押し出すことで、特定のエンタープライズAI推論およびトレーニングワークロードにおいて、新たな選択肢を提供します。
この競争激化は、AI技術のさらなる発展と普及に不可欠です。投資家にとっては新たな投資機会を、技術者にとってはより多様な選択肢とイノベーションの可能性をもたらすでしょう。AIチップ市場のダイナミクスは今後も目が離せません。 December 12, 2025
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