【#MillionDepth 長文感想】
“少女がメルトモに会うために宇宙から地球の地下へ潜っていく”ローグライクアクション
プレイを進めるほど、これはジャンルの枠に収まらない“深淵体験”だと気づかされました。

な～んて少しカッコいい風の（？）書き出しでレビューをしたくなるゲームです。

■ いいゲームにはいい音楽がある
まず最初に心を掴まれたのは、とてつもないBGMのクオリティ。
タイトル画面から既に没入感が段違いで、戦闘曲に至っては「通常戦闘で使っていいのか？」と思うレベルで豪華。
配信していた際に視聴者さんから「BGMの無駄使い」（褒め言葉）と言われたりもしてました。
そして私はサントラを即買いです。
日常でめっちゃ聴いてます。マジでいいです。

■「止まれば時も止まる」唯一無二のアクション性
本作の特徴であり革新なのが主人公の持つ装置「ビオトープジャマー」。
プレイヤーが動きを止めると、敵も弾も世界も止まるというもの。
アクションの中に、足を止めた時に訪れる“ターン制のような思考時間”が融合しており、他では味わえない独特のプレイ感を生み出しています。
「パズー、落ち着いてやりゃあ出来る！」

■ 自由すぎる武器クラフト
武器クラフトはただの数値遊びではなく、グリッド上にパーツを置いて形そのものを作るスタイル。
試行錯誤して完成させた武器には強い愛着が湧く。
実用重視の武器から、まがまがしく“狂った形状”までなんでも作れる自由度が周回プレイをさらに楽しくしてくれます。

■か弱い少女 × 巨大武器というギャップの魅力
華奢な少女・モマちゃんが、荒廃した地下世界で巨大な武器を振り回す――
このギャップがたまらない。
ただの“萌え要素”ではなく、過酷な世界で彼女が自分の手で作った武器を使って道を切り開く姿は、作品全体のテーマ性にも深く結びついているような気がしなくもない。どう感じるかはあなた次第です。

■周回で暴かれる、恐ろしくも美しい物語
冒頭に書いた“メルトモに会うために宇宙から地球の地下へ潜る”というこの一文だけで見るとむちゃくちゃな内容から始まる物語は、周回によってまったく違う顔を見せます。
ネタバレになるのであまり書けませんが、周回すると認識がひっくり返るタイプの物語という事はお伝えしておきます。こういうの大好きですよ、オトコノコは

【結論】
『Million Depth』は、革新的なアクション、自由すぎるクラフト、美しすぎる音楽、そして衝撃的な物語を組み合わせた作品です

さぁ地下へと潜りあなたもこの“深淵体験”をぜひ December 12, 2025