9割の人は知らない整形外科の常識
(：変形性膝関節症編）

・「膝に水がたまる＝末期」ではない
・痛みの強さと、レントゲンの重症度は必ずしも一致しない
・手術のタイミングは「画像」より、生活の困りごとで決める
・体重が1kg増えると、膝に約3〜5kg分の負荷がかかる
・安静にしすぎると、かえって痛みが長引くことがある
・膝の痛みでも、原因が股関節や腰にあることがある
・「歩き方」を変えるだけで、痛みが大きく減る人もいる
・痛みが落ち着いている時期こそ、運動療法の効果が高い
・太もも前だけでなく、お尻や体幹の筋力も重要である
・サポーターは「固定」より、動きを助ける目的で使うのが基本である
・ヒアルロン酸注射は、「軟骨を治す注射」ではない
・初期は「軟骨」よりも、滑膜炎（炎症）が痛みの主因となることがある
・「正座ができない＝必ずしも手術が必要」ではない
・人工関節は「最後の手段」ではなく、生活を取り戻す選択肢である

治療は、手術だけではありません
知識と選択肢を持つことも、立派な治療

これらは、2024年から2025年にかけて発表された海外論文でも示されている最新の知見です

「動くと悪くなる気がして怖い」

そう感じている人ほど
ぜひ知ってほしい常識です December 12, 2025