京アニ事件 トレンド
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2025.12.20 14:00
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正直、ずっと引っかかってることがある。
山上事件の報道を見ていて、
「加害者の背景を理解することが大事」
って言葉を何度も聞いた。
それ自体は、分かる。
家庭環境、貧困、孤立、宗教二世。
そこを見ないと再発防止にならない、
という理屈も理解できる。
でも、ふと思った。
じゃあ、その“理解”はどこまで向けられてたんだろう?
⸻
山上徹也の人生は、かなり丁寧に語られた。
気の毒な生い立ち、追い詰められた状況。
「彼もまた被害者だった」という言い方も、よく見た。
一方で、家庭連合はどうだったか。
そこにも
普通に働いて、生活してる人がいて、
二世として悩みながら生きてる若い人もいる。
でも、そういう話は
最初から「見なくていいもの」扱いだった気がする。
なんというか、
同情しちゃいけない対象として
早い段階で固定された感じ。
⸻
そもそもさ、
被害者と加害者って、そんなにきれいに分けられる?
社会問題を見てると、
被害を受けた人が別の場面で加害者になることもあるし、
加害者とされた人にも
別の文脈での被害があることって珍しくない。
秋葉原事件とか、京アニ事件のときは、
その「複雑さ」も一応は語られてたと思う。
でも山上事件では、
この視点が
家庭連合に対してだけ、すっと消えた。
⸻
なんでだろうって考えてみたけど、
答えはわりと単純な気がする。
山上事件を
「社会の歪みを突きつけた事件」
として語るには、
分かりやすい悪役が必要だった。
家庭連合は、
その役を一身に引き受けさせられた。
もし家庭連合側にも
人としての事情や、複雑さがあるって認めたら、
話は一気にややこしくなる。
加害者は
完全な被害者じゃなくなるし、
事件は
きれいな物語じゃなくなる。
だから、
同情は遮断されたんじゃないかな、って。
⸻
誤解されたくないけど、
これは家庭連合を擁護したい、って話じゃない。
気になってるのは、
誰には背景を与えて、
誰からは背景を奪ったのか
そこ。
「加害者の人生を理解しよう」って言うなら、
その視線は
途中で止まっちゃいけないと思う。
⸻
結果として起きたのは、
無差別殺傷という行為が
少し“意味のあるもの”みたいに語られて、
一方で特定の集団は
同情してはいけない存在として固定されたこと。
それって、
報道というより
物語を消費してた感じに近い。
⸻
結局、いちばんの疑問はここ。
誰が正しいか、じゃなくて、
メディアはどこで
「人を見るのをやめたんだろう」
ってこと。
そこを考えないと、
同じこと、また繰り返す気がしてる。 December 12, 2025
3RP
@silence69golden そりゃ日テレと言えば「被害者遺族が止めて欲しいと言ったのに、被害者の実名報道をする」様な所ですから
京アニ放火事件なんですけどね December 12, 2025
1RP
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