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ザ・ミズ:

人はよくこんな言葉を使う。『あの人は一番最初に会場に入って、最後に帰る』『あの人はとにかく努力家だ』ってね。
でも、そこにはもう一段階上のレベルがある。ジョンはそれを言葉じゃなく行動で示してきた。俺が彼から学んだのは、まさにそこなんだ。

トップに立ちたいのか？一流になりたいか？

だったら、誰よりも努力しろ。誰もやりたがらないことをやれ。チャンピオンになったとき、人はみんな祝福してくれる。でも、そこに至るまでの積み重ね、泥臭さ、覚悟なんて誰も見ちゃいない。

そして、チャンピオンになってから背負うプレッシャーがどれほどのものかも、誰も分かっていない。ジョンはそれを生き方そのもので教えてくれた。ただ存在し、ただ行動し、トップであるために必要なことをやり続けることでね。

彼がWWEだけじゃなく、ハリウッドの世界でもトップに立った理由がそこにある。彼は、心に決めたことは絶対にやり遂げる男なんだよ。

ナタリア:

ジョン・シナが私にくれた中で、最終的に一番大切なアドバイスはこれ。

『良いときも、悪いときも、その間にあるすべての時間も、とにかく感謝しろ。どんな小さなことにも感謝しろ。感謝していれば、決して道を間違えることはない』

ベッキー・リンチ:

つい最近のサマースラムで私は試合をした。でも正直、あの試合はイマイチに感じたし満足もしていなかった。控室に戻った後落ち込んでしまってかなり気分も沈んでいた。するとジョンが言ったの。

『おい、大丈夫か？体は平気か？」って。私は「大丈夫よ』と答えたの。

『観客は反応してたか？』

「してた」

『じゃあ、何が問題なんだ？』

私は「ベストを出しきれなかった」と答えたの。そしたら彼はこう言ったわ。

『なら、明日またベストを尽くせばいいじゃないか』って。

この業界では何一つ永遠なものなんてない。試合一つ、プロモ一つですべてをひっくり返せる。

実際その翌日番組の中で我ながらかなりいいプロモができたの。その中で彼の名前も出したわ。

そしたら、ジョンからメッセージが来たの。

『ほらな。一晩で全部変えられるだろ？』

ってね。 December 12, 2025