ハラスメント専門家です。「不機嫌がハラスメント扱いされて損害賠償を払わされるなんて!!」とか、「不機嫌になることくらいあるだろ!?」みたいに思う人もおられるかもしれませんが、いいんですよ不機嫌になること自体は。問題なのは、

「不機嫌によって相手をコントロールしようとする、タチの悪い人」
と、
「そういう面倒なタイプの人間を野放しにしてきた、組織の事なかれ主義」

のほうです。

「機嫌が悪そうだから」
「何を言っても通じないから」
「とばっちりが自分に来たら面倒だから」…

と、面倒なタイプの人間を放置してしまうと、組織の免疫が働かなくなり、やがて「不機嫌が正義」になってしまいます。

不機嫌をばら撒く人間は、「気難しい職人」でも、「繊細な天才」でもありません。単に「感情をコントロールできない未成熟な人間」であり、「自分の機嫌も自分でとれないガキ」です。しかも、それをもって職場を精神的に支配しようとするなら、もはや立派な加害行為とさえいえるでしょう。

そして、不機嫌を振りまく人間を放置する組織は、自らのマネジメント機能の欠如を認めているようなもの。職場秩序を乱し、服務規律に反する行為なんですから、本来は都度注意指導し、配置転換含めて調整し、人事評価にも反映させなければいけません。それでも発言や態度が改まらなければ、懲戒処分を下し、反省なく再発するようであれば組織から去ってもらうべく、粛々と手を打っていくべきなのです。

「不機嫌を許容し続けた職場」の行き着く先がどれだけ生産性を蝕むか…それこそ、企業にとって最大のリスクといえるでしょう。

＜追記・「フキハラ」も「パワハラ」の一種なのか?＞
「フキハラ」をはじめ、「モラハラ」「アカハラ」「アルハラ」など、世の中には「●●ハラ」が溢れていますが、現時点で我が国の法律に明確な定義･規定があるハラスメントは、「セクハラ」「パワハラ」「マタハラ･パタハラ」「ケアハラ」だけ(来年にはここに「カスハラ」が加わる予定)。それ以外は、社会的･メディア的な呼称として。誰かが名付けたに過ぎないものです。

ちなみに本件は「女性部下が男性上司に対して、繰り返し不機嫌をあらわにして萎縮を誘う威圧的な振舞いを行った結果、上司側が精神的に追い込まれ、休職に至った」というケースです。

昨今は「上司が部下に厳しい指導をしたらパワハラ」「相手がパワハラと感じたらパワハラ」かのように理解されているフシがありますが、本来のパワハラの定義は「立場に関係なく、相手の尊厳を傷つけ、職場環境を悪化させるような言動をしてはいけない」という話なので、部下⇒上司に対するものでもパワハラに該当することもあれば、相手がパワハラだと感じても、条件を満たさなければパワハラ認定されないこともあります。

今般のケースは、「相手が逆らいにくい状況下で、業務上必要性を超えた過剰かつ不適切な言動により、相手に精神的苦痛を与えた」という条件を満たすので、部下⇒上司に対する行為ですが、明らかな「パワハラ」に該当します。しかも「男性上司が女性部下を提訴し、女性側がハラスメントを認めて和解に至り、男性上司側に慰謝料が支払われた」という点でなかなかレアケースですね。

ということで「フキハラ」も、「精神的な攻撃」というパワハラ類型の一種となります。 December 12, 2025

昨日、署に入った苦情

「イルミネーションを見に来たら赤色灯を回した消防車と救急車が停まっていて、綺麗な写真が撮れなかった！
わざわざ飛行機に乗って撮りに来たのにどうしてくれるんだ！！
消防は往復の交通費を弁償するべきだ！！！」

…気持ちは分かるけど、流石に理不尽😅

#カスハラ？ December 12, 2025

相談者から「クレーム対応がつらい」と言われたとき、最新の制度を踏まえて「企業には守る義務がありますよ」と伝えられると、相手の安心につながる。そんな一言を大事にしたいですね。
#キャリアコンサルタント #カスハラ対策 December 12, 2025

@higuma_saikyou 現在の離職率を見るとカスハラが圧倒的原因とは思えません。
複合です。現在も人手不足でしょうから、応援職員さんの派遣などは是非、市に引き続きして欲しいと思います。 December 12, 2025

☕がカスハラクレーマーだったらあまりにも酷いと上の人対応になると思うんだけど地域のルート担当がそのまま行ってるならそこまでヤバめのクレーマーじゃない気がするんだけど人手不足だから入って若くて数カ月で主任だったり係長になったりするからな📦️ﾁｬﾝ主任くらいの役職あったのかな⋯ December 12, 2025

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📄 新着コラム公開！
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2025年のコンプラ部はどう変わる？
“法改正×デジタル化×定期チェック”で進む実務アップデート。
✔ カスハラ・景表法・フリーランス新法
✔ 反社・AML/CFTの体制強化
✔ 属人化・紙運用の落とし穴

2025年に備える必読ガイド👇
https://t.co/xEISBsRuiP https://t.co/nwrQ709ajz December 12, 2025

お客さまのありがとうが支えになってますって本当なんだなって感じた。
カスハラ基質なクレーマー来ても他のありがとうがあれば全然どうってことないな^ ^ December 12, 2025

12月は、ハラスメント撲滅月間です。

アウラ心理教育センターは考えます。
法律が改正されたから。ではなく、
いかに従業員にとって安心できる安全な職場環境を提供できるかが重要であると。
それが企業価値にも直結してきている。と様々な職場から感じるからです。

カスタマーハラスメント、求職者等へのセクシャルハラスメント等の防止対策などを図ることを目的とした労働政策総合推進法の一部改正の施行が2026年10月1日。と明らかにされています。

#ハラスメント対策 #アウラ心理教育センター #ハラスメント防止 #aula #ハラスメント研修 #本多公子 #アウラ #ハラスメント撲滅月間 December 12, 2025

【今朝の公明新聞🗞 から！②_φ(･_･】
本日の“コメ助の、ここが知りたい！”のコーナーでは「国が示したカスハラ対策の指針案」と「『健康保険証』有効切れで、どうなる？」の2点について、わかりやすい解説が掲載されていますので、是非ともご一読賜りたく投稿させて頂きます！ https://t.co/hzyhss3Jd5 December 12, 2025

🔴国が示したカスハラ対策の指針案とは？

■暴行や土下座の強要、大声で威圧など具体例や対処法を明記。労働者の保護策が企業に求められるよ。

　コメ助　最近よく聞く「カスハラ」の対策が国で検討されているの？

　Ａ　そうなんだ。カスハラとはカスタマーハラスメントの略で、客や取引先からの著しい迷惑行為のことを指す。カスハラを受けて心身の不調を来し休職や離職に追い込まれるケースもあって、労働者を守る対策が求められている。

　厚生労働省が２０２３年度に行った調査では、過去３年間に従業員からカスハラの相談があったと答えた企業の割合が２７・９％と、２０年度調査と比較して８・４ポイント増えた。こうした中、今年６月、対策を企業に義務付ける改正労働施策総合推進法が成立。厚労省は１１月１７日、同法を来年１０月１日に施行する方針を明らかにするとともに、カスハラの典型例や対処方法を明記した指針案を示したんだ。

　Ｑ　どういう行為がカスハラに当たるの？

　Ａ　指針案でカスハラは、顧客などの言動で、社会通念上許容される範囲を超えたものにより、労働者の就業環境が害されるものと定義されているよ。典型例としては、▽契約金額の著しい減額の要求▽性的な要求▽殴る、蹴るなどの暴行▽ＳＮＳへの悪評の投稿をほのめかして脅す▽土下座を強要▽大声で威圧▽不必要な質問を執拗に繰り返す――などを挙げた。

　Ｑ　企業が講じるべき対策は？

　Ａ　指針案は、企業がカスハラには毅然とした態度で対応し、従業員を保護する方針を明確化した上で、その方針を社内で共有・啓発することや、相談窓口を設けて周知することなどを求めている。また、カスハラへの対処方法として、可能な限り従業員を１人で対応させないことや、顧客などとのやり取りを録音・録画することなどを挙げた。

　Ｑ　公明党も対策を推進してきたの？

　Ａ　昨年４月に対策検討委員会を設置。企業などとの意見交換を重ねた上で、同年６月に政府に対して、カスハラの定義付けや事業主による相談体制の整備促進などを提言したよ。

#公明新聞電子版 2025年12月01日付 https://t.co/toNuyFYB3q December 12, 2025

人間性ヤバ😂

なるほど、金や物品や怪我以外は"被害じゃない"認識なのね

誹謗中傷もカスハラも迷惑防止条例も含めて
あらゆる犯罪者の大半が男性であるわけだわ･･･他人の迷惑や不快や精神的加害に無頓着すぎる

性被害で精神壊れてる女は結構いると思うぞ、壊れてるから生活圏で見ないだけで https://t.co/sCRei18Ugm December 12, 2025

今は、カスハラ対策する時代になった事を知らないかわいそうな夫婦。
電車の中で打ち合わせるのもどうなんだか🤔周りも耳ダンボのはず。
夫婦の特徴を覚えておいて、1人戦々恐々で待っていたが、うちの店には来なかった。同業店に行ったのかな。
出禁食らってください。警察のご厄介になってください。 December 12, 2025