施設併設の訪問介護事業所が増加する一方で、地域の訪問介護事業所の倒産が増えている今、事業所のあり方を見直していくべき時期でもあると思います。
介護報酬の引き上げは必要ですが、国の施策に頼るだけではなく、事業所としても生き残る道を考えて改善に取り組むことが重要です。

高齢者が増加している中での「販売不振」は、固定の取引先からの紹介に頼り、新規開拓や関係強化に積極的でないケースも多いように感じます。紹介が来るのを待つだけでは、利用者獲得が難しくなっています。

人材確保についても、利益を追求して職場環境の整備が疎かになり、スタッフのモチベーション低下や離職に繋がっている事業所も少なくありません。採用面接でも「研修やフォローがほとんどない」「記録や報告が紙ばかりで負担が大きい」という声をよく聞きます。結果として離職、売上低迷、倒産という悪循環を生んでいます。

職場環境の改善やICT活用など変化に対応できる事業所が残り、そうでないところは淘汰されているのが現状です。
選ばれる事業所となるために、スタッフ・支援・連携など事業所としての質を高めていくことが大切です。
利用者さんの生活を支えられるよう、今後も事業所として課題に向き合い、真摯に取り組んでいきます😌
#おかげ訪問介護 #東大阪市 December 12, 2025