ダッシュボード トレンド
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2025.12.17 08:00
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前期、社員4,000人にMicrosoft Copilotを導入した。 1席月額30ドル。 年間140万ドル(約2.2億円)。
名目は「DX(デジタルトランスフォーメーション)」。 役員会はこの響きに弱く、11分で承認された。 中身なんて誰も気にしない。私もだ。
「生産性10倍」と吹聴した。 根拠?ないよ。でも響きは良い。 HRに測定方法を聞かれたから「分析ダッシュボードを活用する」と答えたら黙った。
3ヶ月後、利用レポートを確認した。 一度でも開いた人は47人。 リピーターは12人。 その1人は私だ。
30秒で読めるメールの要約に45秒かかった。 AIの嘘(ハルシネーション)を直す時間を入れればもっとだ。
でも私は「パイロット成功」と報告した。 CFOには「AIイネーブルメント」という自作指標の右肩上がりグラフを見せた。 彼は満足げに頷いた。 これで弊社も「AI活用企業」だ。投資家向け資料にも載った。
優秀な開発者が「なぜClaudeやChatGPTじゃないんですか?」と聞いてきた。 「エンタープライズ級のセキュリティが必要だから」と答えた。 「具体的には?」としつこいから、「コンプラだよ、全部のな」と煙に巻き、彼との「キャリア開発面談」を設定した。 彼はもう質問してこない。
マイクロソフトが成功事例として取材に来た。 「4万時間の工数削減」と伝えた。適当な係数を掛け算した数字だが、検証なんてされない。 CEOがLinkedInでシェアして3000いいねがついた。 彼は一度もCopilotを使ったことがないのに。
役員は全員「使用免除」だ。 「戦略的集中にはデジタルの邪魔が入ってはいけない」という規定がある。 私が作った規定だ。
来月は5000ライセンス追加する。 最初の4000すら使ってないが、次は「定着化推進」だ。 誰も見ない45分の動画研修を強制する。 受講完了率は立派な指標(メトリクス)になる。 指標はダッシュボードに、ダッシュボードは役員プレゼンに。 役員プレゼンは私の昇進につながる。
Q3にはSVP(上級副社長)だ。
Copilotが何をするものか未だに知らないが、何のためのものかは知っている。 「AIに投資しているフリ」をするためだ。 投資はコミットメントであり、未来への真剣さの証明だ。
グラフが右肩上がりである限り、未来は私が定義する。 December 12, 2025
32RP
💡🌐Cardano中核開発の現在地──IOG Engineering Roundup 2025年12月
IOG(Input Output)が新たに始めた月次シリーズ「Input Output Engineering」。
今回は 2025年12月版のエンジニアリング進捗レポートとして、Cardanoの中核を担う複数の取り組みがまとめて共有されました。
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https://t.co/nwdCwNRn4v
まず Leios(レイオス)。
Cardanoのスループットと処理能力を最大50倍に引き上げることを目指す取り組みで、今回ついに技術設計と実装計画の初版が公開されました。
これはCIPの次段階にあたる設計ドキュメントで、今後の実装を導く“設計の地図”になります。
現在はシミュレーションやプロトタイプで前提条件を検証中で、今後は進捗をリアルタイムで可視化するLeiosダッシュボードも公開予定とのことです。
次に Nested Transactions。
これは将来的に Babel Fees(ADA以外のネイティブトークンで手数料を支払える仕組み) を可能にする基盤となる新しいトランザクション形式です。
オンボーディング時に「まずADAを用意しないと使えない」というUX上の摩擦を減らす重要なアップデートで、設計定義フェーズは順調に進んでいます。
Cardanoノード周りでは、UTXO HDの最終段階である LSM統合 が大きなトピックです。
これにより、ブロックプロデューサーはメモリ使用量を大幅に削減でき、代わりに安価なストレージを活用できるようになります。
SPOにとっては、運用コスト削減に直結する実用的な改善です。
あわせて、鍵管理をメモリ上で安全に行う CAS Agent や、委任情報などをディスク化する Ledger HD も進行中です。
SPOインセンティブ見直しでは、Shelley以降5年間の評価レポートが完成。
分散性や報酬分配といった基本目標は達成された一方で、改善余地も明確になり、次フェーズでは新たなインセンティブ設計の検討に入ります。
Tier Pricing(階層型手数料)も興味深いテーマです。
混雑時は高い手数料で即時処理、急がない取引は待つことで手数料が下がるという設計で、理論上は極めて低コストな取引も可能になります。
現在はシミュレーション段階で、今後コミュニティのフィードバックが重要になります。
高保証(High Assurance)分野では、
・ワンクリック形式検証ツール
・Plutus向け静的解析
・プロパティベーステスト
・オンチェーン取引モニタリング
といった、開発者とSPO双方の安全性を高めるツール群が着実に前進しています。
Mithrilは、すでに約240のSPO(全ステークの約20%)が参加。
UTXO HD対応、完全分散化に向けた新ノード、ZK技術を使った簡潔な証明などが進み、ライトクライアントと相互運用性の要として存在感を高めています。
そして Hydra。
Hydra v1はすでに本番運用に入り、
・Head間決済
・Bitcoin Lightningとの相互運用PoC
・Raspberry Piで動く軽量ノード
・UX改善
が進行中です。
今後はDeFi、BTC DeFi、ゲーム、決済、AIエージェント向けマイクロペイメントなど、実需に基づいた採用フェーズへと移行していきます。
全体を通して強く感じるのは、
「作る前に検証し、仮説を実ユーザーで確かめる」
というIOGの一貫した姿勢です。
Cardanoの進化が、着実に“使われる段階”へ進んでいることがよく分かるアップデートでした。 December 12, 2025
ダッシュボードの4月時点進捗が出ても、
移行完了+特定移行支援=100%にはならないだろう
個人的な予測だが、昔言った通り移行完了率が50%を超えることは無いと思う。
そして、ごく一部の例外扱いの特定移行支援の方が多いということになり、改めて2025が適切だったのかという話になるだろう。 December 12, 2025
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