先日、ルワンダにおいて、eKashのオフィシャルローンチイベントが開催されました。
eKashはプロジェクトとしては Rwanda National Digital Payment System Version 2と呼ばれていて、ルワンダの国のモバイルマネーを含む電子マネーの核となるものです。
アフリカ諸国では、すでにモバイルマネーは普及していますが、あくまで各事業者の独自のモバイルマネーサービスが複数存在している形で、相互に接続はされていません。
eKashは、これらの上位的なポジションに位置し、eKashを介することで、分かりやすい例としては事業者を跨ぐような送金が可能になり（写真）、このeKashに接続すれば、モバイルマネーのネットワークに参加できるようになるため、新規参入のハードルも下がる可能性があります。
また税金や公共料金の支払いや、逆に国から国民に対してのモバイルマネーでの還付といったものも、このeKashを介することで可能となります。
と、非常に革新的なものだと捉えています。

そして、ここからは手前味噌なアピールタイムですが😆
このeKashが、以前よりポストしているMojaloopを基盤として実現しており、そのシステムの構築と、ルワンダの国の事情に合わせたカスタマイズ開発を、WiredIn社でやらせていただきました。実際には、このeKashを今後運営していく、RSwitch社の技術陣との協業で実現しています。Mojaloopが本番システムとして稼働するのも世界初の事例のはずで、すでにアフリカの他の国でのプロジェクトもスタートしており、今後より面白くなると思っています。
eKashがオフィシャルに公開されたことに合わせ、WiredIn社としてもプレスリリースを出しましたので、合わせて共有させていただきます。 December 12, 2025

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