介護殺人 トレンド
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2025.11.17〜(47週)
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11月20日からの3日間、新潟県に滞在。県内いくつかの知的障害者施設を訪ね、主に強度行動障害の人への支援について学ばせてもらいました。また、親御さん達の会である「手をつなぐ育成会」や、施設やグループホームを運営する事業者の皆さんとの意見交換会も実施しました。
全国に約12万人いる とされる強度行動障害の人達。私も、20年ほど前は、勤務する入所施設において毎日、彼らへの生活介助を行なっていました。日常的に、他害行為に及んだり、暴れ出したりする人達ですから、その支援には相当なスキルと知識が必要です。
そうしたこともあり、多くの入所施設は、強度行動障害の人を受け入れてはくれません。支援するスタッフに重い負担がかかることになりますし、場合によっては、他の入所者を傷つけてしまう可能性もあるからです。スタッフの数が少ないグループホームはなおさらで、強度行動障害の人を受け入れるところは、ほとんどありません。
ある県のデータによると、強度行動障害の人のうち1割弱が、福祉の支援を受けるのではなく、精神科医療機関に入院している、という調査結果があります。厚労省は今年の9月、そうした精神科病院への入院について、将来的に、強度行動障害の人を対象から外す方針を示しました。
私自身、精神科病院に入院する強度行動障害の人達を何人も知っています。が、薬漬けだったり、身体拘束を受けていたりと、人権上、問題のある入院生活を強いられている人が少なからずいます。したがって、厚労省の方針は、「障害者権利条約」と照らし合わせても、決して間違ってはいません。
では一体、精神科病院から退院した彼ら彼女らは、どこにいくのでしょうか。あるいは入院する予定だった人達は、どうするのでしょうか。
残念ながら、地域社会の中には、強度行動障害のある人を支援する体制や仕組みは、ほとんど整っていません。このままでは、彼ら彼女らの居場所はなく、結局、親元に戻るしかなくなってしまいます。
かつての我が国のように、自宅に「座敷牢」をつくれとでもいうのでしょうか。高齢の親が子供を殺めてしまう「老障介護殺人」も、さらに増えていくのではないでしょうか。
そうしたなか、新潟県は、昨年の2月から「新潟県強度行動障害地域支援力強化事業」を始めました。
今回訪ねた「上越福祉会・かなやの里 更生園」は、その事業の委託を受け、県内の施設や作業所へのコンサルテーションを行なっています。「かなやの里 更生園」にも、100名の入所者がおり、そのうち70名が強度行動障害を有しているのだそうです。
他害行為を繰り返していた人や、自分の大便を壁に塗りつけていた人など、支援に大変な困難がともなう人達。でもここでは、少しずつ、そうした問題行動がなくなっていくといいます。私も、そのプロセスについての説明を受け、大いに感心させられた次第です。
強度行動障害の支援に関し、高い専門性と多くの経験を有するスタッフ。現在、福祉の場では、そんなプロフェッショナルな人材が圧倒的に不足しています。
まず厚労省がやるべきは、「福祉従事者の待遇改善」、そして「地域福祉の充実」をはかるため、十分な予算措置を講じることです。
※下の右側上の写真は「かなやの里 更生園」の入所者の皆さん(ホームページより)。右側下の写真は「ポプラの家」という作業所の利用者さんと一緒に撮った写真。
【強度行動障害】自宅を破壊、両親はうつ病に…福祉制度の〝狭間〟を生きる https://t.co/iyrSzmcai9 @YouTubeより November 11, 2025
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1. 老々介護の限界(高齢者が高齢者を支える構図)
71歳の娘が、102歳の母を介護していたという状況そのものが異常ではなく「当たり前」とされてしまっている現実。体力・気力ともに限界のなかで支え続けることが制度によって前提化されている。
2. 介護サービスが“必要なところまで届いていない”問題
・介護保険があっても、「本人がサービスを拒否する」「利用の仕方が分からない」「費用負担が重い」などで十分に使えないケースが多い。
・特に高齢者本人が「他人に世話を頼みたくない」と拒否する場合、家族は詰む。
3. 介護者の孤立(相談できない、逃げ道がない)
介護者は罪悪感や責任感で追い込まれ、 「他に選択肢がない」と感じやすい。精神的負担が積み重なると、正常な判断ができなくなる。
4. “介護殺人”が繰り返される社会構造
今回と同じように、介護疲れ → 限界 → 無理心中/殺害
という事件は毎年のように起きている。つまり、個人の悲劇に見えるが、実際は社会の設計不良がつくった構造的な事故。
5. 行政支援へのアクセスが難しいこと
本来、行政は介護者を守る仕組みを持っているはずなのに、
・申請の手続きが複雑
・支援が自分の地域にどれだけあるか分からない
・窓口に相談しても解決に時間がかかるなどの理由で、実際にはたどり着けない。
6. 「家族が看るべき」という暗黙の文化圧力
倭国社会にはまだ根強く残っている価値観。これが介護負担を家庭内に押し込めてしまい、追い詰められても「誰にも言えない」状況を生む。
7. 刑事司法が“本当の問題”に手を入れられない構造
今回の判決(懲役3年・執行猶予5年)は、「悪意の犯行ではなく、介護疲れの果て」という状況を配慮した結果だが、 司法は構造問題を解決できない。同じような事件は今後も繰り返される。 November 11, 2025
9RP
【介護殺人】車椅子ごと妻を海に突き落として殺害「介護に疲れた」81歳の夫逮捕
https://t.co/p7ZJDsVWQf
安楽死を禁止にしたところでこういった悲しい事件が起きるだけ。海での自殺・殺害は捜索時の税金もかさむ。#国は安楽死を認めてください #安楽死が合法の国で起こっていること ちくま新書 November 11, 2025
2RP
悲しい事件が続いています
「介護殺人」
家族介護を経験した人なら、人ごとではない…と感じるのではないでしょうか
「ひとりじゃない」と思うだけで少しでも楽になるんじゃないか…
そんな思いで配信しています
一緒にクスッと笑って欲しい
#介護わちゃわちゃ
https://t.co/KHwhTx8yK0 November 11, 2025
1RP
もちろん犯罪は犯罪。
家族の事情…赤裸々に書くけど、昨年?夫の介護してた時、 #介護殺人 と #無理心中 をそーいえば検索した私💦
かつて父の介護で苦しむ母をたすけたくて…想像した。裁判で被告席の娘(私)、泣いて証言する被告の娘をかばう?母…。想像したの。
え?私ヤバい?💦 November 11, 2025
@coffee2024tou @qoo3319 だから「男性は冷酷だから介護殺人が多い」ではなく、
「男性であること自体が、追い詰められたときに暴力を選びやすく、助けを求めにくい構造にされている」
というジェンダー問題として読む方が、現実に即していると思う。 November 11, 2025
特に高齢の女性で介護を必要とする方は国民年金受給者であることが多く、要介護3になっても毎月の年金では特養でも賄えない。施設に入れなくて家族が苦しみながら介護しているケースが多い。これらは潜在的に介護殺人になる可能性がある。血も涙もないな。そんなに国民に介護殺人させたいんだ、国は。 https://t.co/AB6o0sJV7f November 11, 2025
@ogaji_ オガさんも弟さんを守るために実家で介護をしている側面もあるかと思います…
一歩間違えば…
介護殺人も自分が連れていかなければと思い詰める人がしてしまうことも多いですからね😢 November 11, 2025
@CPF777XYZbook 高度に政治性のある今回の案件は砂川裁判的に見たら無罪になるのかなと注目してます
介護殺人でも執行猶予の判決が下ることもあるので、今回どうなるのか
あまりにも重いと旧統一教会というか自民党への批判が今以上に過熱すると見込まれますね November 11, 2025
@STARTO_INT @OVTT_official 今回の篠塚さんの発言は、人の尊厳、人の命を軽視し、介護殺人を体現した殴る動作の怖さといい、通常の失敗のレベルではありません。人の道を外れています。退所を即刻指示するような事務所であって欲しい。 November 11, 2025
@9999DEVIL6666 砂川裁判のように、高度に政治的案件について司法は判断してこなかった
今回もそうなるのではないかと見ています
あまりにも罪が重いと旧統一教会や自民党への批判が過熱することは想像に難くないですからね
介護殺人で執行猶予が出る場合もあるので、永山基準も適用されないかも November 11, 2025
この事件を知って尚、子供を介護要員と考える発想が怖い😱介護自殺介護殺人介護心中のニュースはよく流れるけど、それすら氷山の一角だよ❗️ https://t.co/Z9f7Ve00w8 November 11, 2025
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