昨日の【雪華王戦2025最終節】。
各リーグ、昇級争い・残留争いで様々なドラマがあったようです。

会場を後にする際、ドアを閉める時に、流れる涙が止まらなかった選手が2人。

混戦を抜け出し、Aリーグへの昇級を決めた津島萌唯。
今春から北大大学院生との二刀流、一人暮らしも始めていた。
プロ入りしたときからの念願叶って、ついに手が届いたトップリーグ。
日常生活の大変さもクリアできたという、喜びと安堵の涙だろうか。

もう1人は、木村さき。
最終戦、オーラスを迎えた時には昇級ボーダーにいたものの、ライバルに条件をクリアされ逆転負け。
今年は色々な対局で次点の悔しさを味わい続けて、思いがけずこぼれた涙とお見受けした。

2人とも、美しい涙でした。
が、涙を流した事実よりも、涙が溢れ出た瞬間の感情の動きだけはずっと覚えていてほしいです。
それが、2人の未来に生きるだけではなく、後輩の迷いや疑問に対する何らかのヒントになるかもしれないので。

結果に一喜一憂するのは、決して悪いことじゃない。
道は曲がりくねっていたとしても、どこかに繋がっているのは間違いないわけで。
ただし、近道や最短距離を探すことばかりにいつも執心していると、もっと大事な動物としての本能や活力が鈍っていきそうで少し怖い。 December 12, 2025

ただ個別の選手というよりはチーム全体でとにかく綺麗なサッカー、悪い言い方でこねくり回すだけのサッカーが蔓延してた。
そして狡さ、上手さ、賢さがない。余計なファールは取られるのに欲しいとこでファールをもらえない。いらないカードをもらいまくる。
特に残留争い控えた終盤、許される限りの December 12, 2025