高音が出ない人へ。 それ、喉の弱さのせいじゃありません。

高い声が出ないのは「声帯が弱いから」？🤔
いいえ、絶対に違います。
歌っていてこんな症状、ありませんか？

☑️サビになると喉がキュッと上がって苦しい
☑️裏返るのが怖くて声が細くなる
☑️頑張って張り上げるほど枯れていく

これ、「自分には才能がないんだ…」 と責めてしまう人が本当に多い。💦
でも、はっきり言います。 あなたのせいじゃありません。

犯人は、“胸骨甲状筋（きょうこつこうじょうきん）” という「喉を引き下げる筋肉」のサボり癖です。

僕も昔はこれで悩みました。 高音＝上にいくイメージで、喉ごと上に持ち上げてしまう。
結果、気道が塞がって声が出ない。 「自分には無理なんだ」と毎日凹んでいました…🐢

だから、その悔しさは痛いほど分かります。

なぜ高音が出なくなるのか？ 喉仏を鎖骨の方へ引き下げるこの筋肉。 ここが働かずに、喉が上に逃げてしまうと…

1️⃣ 声帯が過剰に締め付けられる
2️⃣ 共鳴腔（響くスペース）が潰れる
3️⃣ 苦しい「絞り出し声」になる

つまり、あなたが下手なのではなく、 筋肉の綱引きに負けているだけなんです。

今すぐできる練習法
💡これを解消する方法は、驚くほどシンプルです。

オペラ歌手のような太い声をイメージして 「オォ〜」と低い声で唸ってみる。
これだけです。

歌う前のウォーミングアップでやってみてください。 もし喉の奥が
🔹 「下にググッと下がる感覚」
🔹 「首の付け根に力が入る感覚」
と感じたら、それが “高音を支える土台” です。

【効果が出る理由】 太い声を出すだけで、 サボっていた「胸骨甲状筋」が目覚めます。
すると不思議なことに…✨

✅喉の位置が安定する
✅詰まり感がスッと消える
✅高音が太く楽に出るようになる

「えっ、高い声ってこんなに楽だったの？」
この感覚、ぜひ味わってほしいです✨

最後に、大事なこと ここまで「喉上がり＝悪」として話しましたが、 実は続きがあります。

安定を覚えた後、あえて「喉を上げる」技術は 最強の武器に変わります。

✅ロックなシャウト
✅切羽詰まった感情表現
✅ 明るく突き抜けるアイドル声
これらは、喉の位置を意図的に操ることで生まれます。

目指すのは「上がらない」のではなく、 上げる・下げるを自分で選べるという自由な状態。

あなたの声は、まだまだ開発途中です🍀

今の苦しさは、これからの「伸びしろ」でしかありません。

一緒に、そのポテンシャルを解放していきましょう！ December 12, 2025