コンプライアンス トレンド
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2025.12.16 23:00
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前期、社員4,000人にMicrosoft Copilotを導入した。 1席月額30ドル。 年間140万ドル(約2.2億円)。
名目は「DX(デジタルトランスフォーメーション)」。 役員会はこの響きに弱く、11分で承認された。 中身なんて誰も気にしない。私もだ。
「生産性10倍」と吹聴した。 根拠?ないよ。でも響きは良い。 HRに測定方法を聞かれたから「分析ダッシュボードを活用する」と答えたら黙った。
3ヶ月後、利用レポートを確認した。 一度でも開いた人は47人。 リピーターは12人。 その1人は私だ。
30秒で読めるメールの要約に45秒かかった。 AIの嘘(ハルシネーション)を直す時間を入れればもっとだ。
でも私は「パイロット成功」と報告した。 CFOには「AIイネーブルメント」という自作指標の右肩上がりグラフを見せた。 彼は満足げに頷いた。 これで弊社も「AI活用企業」だ。投資家向け資料にも載った。
優秀な開発者が「なぜClaudeやChatGPTじゃないんですか?」と聞いてきた。 「エンタープライズ級のセキュリティが必要だから」と答えた。 「具体的には?」としつこいから、「コンプラだよ、全部のな」と煙に巻き、彼との「キャリア開発面談」を設定した。 彼はもう質問してこない。
マイクロソフトが成功事例として取材に来た。 「4万時間の工数削減」と伝えた。適当な係数を掛け算した数字だが、検証なんてされない。 CEOがLinkedInでシェアして3000いいねがついた。 彼は一度もCopilotを使ったことがないのに。
役員は全員「使用免除」だ。 「戦略的集中にはデジタルの邪魔が入ってはいけない」という規定がある。 私が作った規定だ。
来月は5000ライセンス追加する。 最初の4000すら使ってないが、次は「定着化推進」だ。 誰も見ない45分の動画研修を強制する。 受講完了率は立派な指標(メトリクス)になる。 指標はダッシュボードに、ダッシュボードは役員プレゼンに。 役員プレゼンは私の昇進につながる。
Q3にはSVP(上級副社長)だ。
Copilotが何をするものか未だに知らないが、何のためのものかは知っている。 「AIに投資しているフリ」をするためだ。 投資はコミットメントであり、未来への真剣さの証明だ。
グラフが右肩上がりである限り、未来は私が定義する。 December 12, 2025
31RP
コンプラガンがん無視して良いならデストロ246アニメ化して欲しい…
あと動く苺姫見たい…CVは田村睦心さんか花守ゆみりさんで https://t.co/YJqHHNiNwc December 12, 2025
15RP
この数年の映画やドラマ、コロナ禍とコンプラ促進を経て時々すごく「覚悟の決まった」作品が出てきている気がする。ちょっと言語化しづらいんだけど、創作の功罪の理解し責任も負う覚悟で、創作物が他者の救いになることを信じようと賭ける姿勢というか… December 12, 2025
5RP
産経もうめちゃくちゃ。官僚の書いた回答を無視して台湾有事発言をした高市早苗を擁護するために「立民の質問がパワハラ」という論調があるかのように仕立てている。立民がコンプラに疎いから首相が失言?とんでもない。憲法という最高法規すら遵守しようとしない人物が首相をしていることがおかしい。 https://t.co/0Iya9x8Bka December 12, 2025
4RP
1月𝐒𝐓𝐀𝐑𝐓新ドラマ📖´-
『令和に官能小説作ってます』
━━━━━━━━━━━━━
官能小説編集者
石神井健人 役┊#九十九黄助 @yellowl__
コンプライアンスを気にしがちなましろの先輩
九十九さんのコメント動画到着💬
TVer🔗https://t.co/8STea8Qf83
#令和に官能小説 #徳井義実 #桃月なしこ https://t.co/NDVjLMn13Q December 12, 2025
3RP
ジャムおじさんとM&Aトラブル編
ジャムおじさん、バイキン城株式会社を買収する
「これでビジネスが拡大できる」と思った瞬間、悪夢が始まった
ある日、ジャムおじさんのパン工場に、一人の仲介者が訪ねてきた。名前はホラーマン。M&A仲介会社「デスマッチM&A」の営業担当だ。
「ジャムおじさん、素晴らしいお話があります。バイキン城株式会社が売りに出ています。買収しませんか?」
バタコさんは「バイキン城……?あの、ばいきんまんの会社ですか?」と驚く。
ホラーマンは、ニコニコしながら言う。「そうです。実は、ばいきんまんは資金繰りに困っていて、会社を売却したいと考えているんです。年商3億円、営業利益5,000万円の優良企業ですよ。今ならEBITDA倍率5倍で、たったの2億5,000万円で買えます!」
ジャムおじさんは眉をひそめる。「でも、ばいきんまんは、わしらの敵じゃないか。なぜ、わしがその会社を買わなきゃいかんのじゃ?」
ホラーマンは畳みかける。「実は、バイキン城株式会社は『試練提供サービス』という独自のビジネスモデルを持っています。御社のパン工場と統合すれば、垂直統合による大きなシナジーが生まれますよ!ヒーローと敵役の両方を持つことで、ストーリーの完全コントロールが可能になります!」
バタコさんは「シナジー……ですか?」
ホラーマンは「そうです!しかも、今月中に契約すれば、私の成功報酬が10%割引になります!これはチャンスですよ!」
ジャムおじさんは少し考える。「確かに……ばいきんまんがいなければ、アンパンマンの価値は下がる。もし、ばいきんまんのビジネスを買収できれば、わしらのビジネスも安定する……よし、やってみよう」
こうして、ジャムおじさんは銀行から2億5,000万円を借り入れ、DDもほとんどせずにバイキン城株式会社を買収した。
1. 【よくあるトラブル①】キーマンが即退職
買収が完了した翌日。ジャムおじさんとバタコさんは、バイキン城に向かった。
ばいきんまんは、ニヤニヤしながら言う。「ハヒフヘホー!ジャムおじさん、買ってくれてありがとうな!これでオレ様は自由だぜ!」
ジャムおじさんは「ばいきんまん、これから一緒にビジネスをやっていくんじゃ。よろしく頼むぞ」
ばいきんまんは「あ、そうそう。オレ様、明日からハワイに移住するから。もうここには来ないぜ!じゃあな!」と言って、バイキンUFOに乗って飛んで行ってしまった。
バタコさんは「え?待って!契約書には『買収後も3ヶ月間は業務を引き継ぐ』って書いてあったはずでは……?」
ジャムおじさんは契約書を確認する。すると、小さな字でこう書いてあった。
「ただし、売り手の健康上の理由、または家庭の事情により、引き継ぎ期間を短縮することができる」
ばいきんまんは「オレ様、ちょっと体調悪いんだよね。ハワイで療養するわ!」と言い残して消えた。
これが、M&Aで最も多いトラブル「キーマンの即退職」だ。
2. 【よくあるトラブル②】粉飾決算が発覚
バタコさんは、バイキン城の帳簿を詳しく調べ始めた。そして、顔が青ざめる。
「おじさん……これ、見てください……」
帳簿には、こう書かれていた。
【買収前に提示された数字】
年商:3億円
営業利益:5,000万円
純資産:1億円
【実際の数字】
年商:2億円(架空売上1億円が含まれていた)
営業利益:実質赤字2,000万円
純資産:実質マイナス5,000万円(簿外債務が6,000万円あった)
バタコさんは「おじさん、これって……粉飾決算ですよね?」
ジャムおじさんは「そんな……仲介者は『優良企業』と言っておったのに……」
バタコさんは、架空売上の内訳を調べた。すると、こんな記録が出てきた。
架空売上の手口
循環取引:バイキン城 → ダークネス商社 → バイキン城と、商品を売ったことにして売上を水増し
架空顧客:存在しない「宇宙王国」への売上を計上
期ズレ:来期の売上を前倒しで計上
バタコさんは「これ、完全に粉飾決算じゃないですか……でも、買収前のDDで、なぜ気づかなかったんですか?」
ジャムおじさんは「実は……DDをほとんどやっておらんかった……ホラーマンが『この案件は人気で、他にも買い手がいます。早く決めないと逃げますよ』と急かすものだから……」
これが、M&Aで二番目に多いトラブル「粉飾決算」だ。DDを怠ると、必ずこうなる。
3. 【よくあるトラブル③】簿外債務が山ほど出てくる
さらに、バタコさんは「簿外債務」を発見した。
簿外債務リスト
未払い残業代:従業員ドキンちゃんへの未払い残業代2,000万円
リース債務:バイキンUFOのリース契約(残債3,000万円)
訴訟リスク:過去に試練提供で怪我をさせた被害者からの損害賠償請求1,000万円
税務リスク:過去3年分の消費税申告漏れ、追徴課税予想額1,500万円
環境リスク:バイキン城の地下にカビ廃棄物が埋まっており、除去費用5,000万円
合計:1億2,500万円
バタコさんは「おじさん……これ、全部私たちが払わなきゃいけないんですか?」
ジャムおじさんは「契約書には『簿外債務は売り手が負担』と書いてあるはずじゃ……」
バタコさんは契約書を確認する。確かにそう書いてあった。でも、こんな一文もあった。
「ただし、買い手が知り得た、または知り得るべきだった債務については、買い手が負担する」
つまり、DDをちゃんとやっていれば発見できたはずの債務は、買い手が負担することになる。
ジャムおじさんは「そんな……」
これが、M&Aで三番目に多いトラブル「簿外債務」だ。
4. 【よくあるトラブル④】顧客がキーマン依存で、契約が全部解除される
さらに、バタコさんは顧客との契約書を調べた。
試練提供契約書(カレー王国)
契約期間:1年間(自動更新)
報酬:年間1億円
ただし、ばいきんまん本人が試練を提供すること。代理は認めない
バタコさんは「おじさん……これ、ばいきんまん本人じゃないとダメって書いてあります……」
ジャムおじさんは「ということは、ばいきんまんがいなくなった今、この契約は履行できないということか……?」
バタコさんは、カレー王国に電話をかけた。
「もしもし、カレー王国ですか?バイキン城株式会社を買収した、ジャムおじさんと申します。これから、ばいきんまんの代わりに……」
カレー王国の担当者は、冷たく言う。
「契約書を読んでください。ばいきんまん本人が提供すること、と書いてあります。ばいきんまんがいないなら、契約は解除です。今年度分の前払い金5,000万円を返金してください」
バタコさんは「返金……?でも、もう買収代金を払ってしまって……」
カレー王国の担当者は「それは知りません。来週までに返金しない場合、訴訟を起こします」
電話は切られた。
バタコさんは、他の顧客にも電話をかけた。パン王国、宇宙王国、海底王国……全ての顧客が、同じことを言った。
「ばいきんまんがいないなら、契約解除。前払い金を返金しろ」
合計返金額:1億5,000万円
ジャムおじさんは「そんな金額、わしには払えん……」
これが、M&Aで四番目に多いトラブル「キーマン依存による顧客離反」だ。
5. 【よくあるトラブル⑤】従業員も一斉退職
さらに悪いことに、従業員のドキンちゃんが辞表を持ってきた。
「あたし、もうここで働きたくないわ。ばいきんまん様がいなくなったら、意味ないもの」
バタコさんは「ドキンちゃん、お願いです。一緒に頑張りましょう」と引き止める。
ドキンちゃんは「無理よ。それに、あたし、未払い残業代2,000万円もらってないのよ。払ってくれるなら、考えてもいいけど」
バタコさんは「2,000万円……?」
ドキンちゃんは「ばいきんまん様、いつも『後で払う』って言ってたけど、結局払ってくれなかったの。労働基準監督署にも相談してるわ」
バタコさんは「でも、それは買収前の話ですよね?ばいきんまんに請求してください……」
ドキンちゃんは「労働債務は、会社が引き継ぐのよ。買収したあなたたちが払う義務があるわ。払わないなら、労基署に訴えるし、辞めるわ」
バタコさんは「そんな……」
ドキンちゃんは「じゃあね」と言って、バイキン城を去った。
これが、M&Aで五番目に多いトラブル「従業員の一斉退職と労働債務の請求」だ。
6. 【よくあるトラブル⑥】隠れた重要契約が足枷になる
バタコさんは、さらに契約書を調べた。すると、とんでもない契約が出てきた。
業務委託契約書
委託者:バイキン城株式会社(ばいきんまん)
受託者:悪の秘密結社ダークネス
契約内容:
ダークネスは、ばいきんまんに「悪役としての指導」を提供する
ばいきんまんは、試練提供ビジネスで得た収益の30%をダークネスに支払う
本契約は、会社の所有権が移転した場合も継続される
契約期間:10年間(残り8年)
違約金:契約を途中で解除する場合、3億円を支払う
バタコさんは「おじさん……これ、私たちが引き継がなきゃいけないんですか?年間8,000万円を、あと8年も?」
ジャムおじさんは「契約書には『会社の所有権が移転した場合も継続される』と書いてある……つまり、わしらが引き継ぐことになるのう……」
バタコさんは「でも、もう顧客はいないから、収益もないですよね?それなのに、ダークネスには払い続けなきゃいけないんですか?」
ジャムおじさんは契約書をよく読む。すると、こう書いてあった。
「収益の有無にかかわらず、最低保証額として年間5,000万円を支払うこと」
バタコさんは「おじさん……これ、あと8年間で4億円ですよ……」
これが、M&Aで六番目に多いトラブル「隠れた重要契約(チェンジオブコントロール条項)」だ。
7. 【よくあるトラブル⑦】競業避止義務がなく、売り手がすぐに競合を始める
買収から1ヶ月後。町の人から、こんな噂を聞いた。
「ねえ、知ってる?ばいきんまんが、隣町で新しい会社『バイキン城2.0』を作ったんだって。また試練提供ビジネスをやってるらしいよ」
ジャムおじさんは「なんじゃと!?」
バタコさんは「おじさん、契約書に競業避止義務は書いてありましたか?」
ジャムおじさんは契約書を確認する。でも、競業避止義務の条項はなかった。
つまり、ばいきんまんは、買収後すぐに同じビジネスを始めても問題ない。
しかも、ばいきんまんは元の顧客(カレー王国、パン王国)にこう営業していた。
「オレ様が戻ってきたぜ!また一緒に仕事しようぜ!しかも、今度は前より安い値段でやるぜ!」
顧客は、喜んでばいきんまんと再契約した。
ジャムおじさんは「わしらは、顧客を失い、債務だけが残った……そして、ばいきんまんは顧客を取り戻して、また儲けておる……」
これが、M&Aで七番目に多いトラブル「競業避止義務の不備」だ。
8. 【よくあるトラブル⑧】表明保証があっても、売り手が逃げて回収不能
ジャムおじさんは、弁護士に相談した。
「先生、契約書には『表明保証』があります。ばいきんまんが嘘をついていたら、損害賠償を請求できるはずです」
弁護士は契約書を見る。
「確かに、表明保証はあります。でも、問題があります」
バタコさんは「何ですか?」
弁護士は「まず、ばいきんまんと連絡が取れません。ハワイに移住したと言っていますが、住所も電話番号もわかりません」
ジャムおじさんは「でも、訴訟を起こせば……」
弁護士は「訴訟を起こすこともできます。でも、ばいきんまんの居場所がわからなければ、訴状を送ることもできません。仮に勝訴しても、財産が隠されていれば、回収できません」
バタコさんは「つまり……表明保証があっても、意味がないんですか?」
弁護士は「エスクロー(第三者預託)を使っていれば、売却代金の一部を預けておいて、問題が発覚したら自動的に返金されるシステムがあります。でも、この契約書には、エスクローの条項がありません」
ジャムおじさんは「つまり、わしは泣き寝入りするしかないのか……」
これが、M&Aで八番目に多いトラブル「表明保証があっても回収不能」だ。
9. 【よくあるトラブル⑨】仲介者は成約後、一切関与しない
ジャムおじさんは、仲介者のホラーマンに電話をかけた。
「ホラーマンさん、大変なんです!買収した会社が粉飾決算で、簿外債務も山ほど出てきて……」
ホラーマンは「あー、それは残念ですねー。でも、契約は成立してますから、僕の仕事は終わってます」
ジャムおじさんは「でも、あなたは『優良企業』と言ったじゃないですか!」
ホラーマンは「僕は、売り手から提供された情報を伝えただけですよ。DDは買い手の責任です。それに、契約書にも『仲介者は、情報の正確性について責任を負わない』と書いてあるでしょ?」
ジャムおじさんは「そんな……」
ホラーマンは「それより、成功報酬2,500万円、まだもらってないんですけど。早く払ってくださいね。じゃ!」
電話は切られた。
これが、M&Aで九番目に多いトラブル「仲介者は成約後、一切関与しない」だ。
10. 【よくあるトラブル⑩】銀行が融資を引き上げる
買収から3ヶ月後。ジャムおじさんは、銀行から2億5,000万円を借り入れていた。その返済が始まる。
銀行の担当者は「ジャムおじさん、今月の返済額は500万円です。ちゃんと払えますか?」と尋ねる。
ジャムおじさんは「実は……バイキン城株式会社の売上がゼロになってしまって……」
銀行の担当者は「え?どういうことですか?買収時の事業計画では、年商3億円と聞いていましたが」
ジャムおじさんは「それが粉飾決算で……実際の売上は半分以下で……しかも、顧客も全員離れてしまって……」
銀行の担当者は「それは困りましたね……では、融資を一括返済してください」
ジャムおじさんは「一括返済……?そんな金額、払えません……」
銀行の担当者は「では、担保のパン工場を差し押さえます」
ジャムおじさんは「そんな……」
これが、M&Aで十番目に多いトラブル「銀行が融資を引き上げ、担保を差し押さえる」だ。
11. 税務署からの「調査」と追徴課税
さらに追い打ちをかけるように、税務署から調査が入った。
事業内容等について
・バイキン城株式会社の過去の申告について、以下の点を確認させてください。
・架空売上:循環取引による売上1億円は、取り消されるべきではないですか?
・外注費:悪の秘密結社ダークネスへの支払い年間8,000万円は、実態がありますか?
・消費税:過去3年分の消費税申告に漏れがあります
追徴課税予想額:1億2,000万円(過少申告加算税・延滞税含む)
ジャムおじさんの税理士は「これは……買収前の税務リスクが表面化しています。原則として、買い手が負担することになります」
ジャムおじさんは「1億2,000万円……そんな金額、わしには払えん……」
これが、M&Aで十一番目に多いトラブル「税務リスクの表面化」だ。
12. 損害の合計
バタコさんは、すべての損害を計算した。
損害の合計
買収代金:2億5,000万円
仲介手数料:2,500万円
顧客への返金:1億5,000万円
簿外債務:1億2,500万円
ダークネスへの支払い(8年分):4億円
追徴課税:1億2,000万円
未払い残業代:2,000万円
合計:12億9,000万円
バタコさんは「おじさん……これ、どうやって払うんですか……」
ジャムおじさんは「わしには、もう払える金がない……」
13. 破産手続き
結局、ジャムおじさんは破産手続きを取ることになった。
パン工場は競売にかけられ、見知らぬ会社に買い取られた。
バイキン城株式会社も、清算された。
ジャムおじさんは、全てを失った。
バタコさんは「おじさん……私たち、どうやって生きていけばいいんですか……」
ジャムおじさんは「わしには、もう何も残っておらん……」
チーズも「ワンワン……」と悲しそうに鳴く。
14. アンパンマンが助けに来るが……
そんなとき、アンパンマンがやってきた。
「ジャムおじさん、大変なことになってるって聞いたよ!僕たちが助けるよ!」
ジャムおじさんは「アンパンマン……ありがとう。でも、わしの借金は12億円を超えておる。君たちでも、どうにもならん……」
アンパンマンは「そんな……」
カレーパンマンも「俺たち、何かできることはないのか?」
しょくぱんまんも「ジャムおじさん……」
でも、どうにもならなかった。
15. M&Aの教訓──よくあるトラブルまとめ
この物語から、M&Aでよくあるトラブルと教訓をまとめる。
【よくあるM&Aトラブル11選】
1. キーマンの即退職:買収直後に売り手や重要人物が辞める
2. 粉飾決算:売上・利益が水増しされていた
3. 簿外債務:未払い残業代、リース債務、訴訟リスク、税務リスクなど
4. キーマン依存による顧客離反:顧客が「本人じゃないとダメ」と言って離れる
5. 従業員の一斉退職:キーマンがいなくなると、従業員も辞める
6. 隠れた重要契約:チェンジオブコントロール条項で、買収後も不利な契約が続く
7. 競業避止義務の不備:売り手がすぐに同じビジネスを始める
8. 表明保証があっても回収不能:売り手が逃げて、連絡が取れない
9. 仲介者は成約後、一切関与しない:トラブルが起きても、仲介者は知らんぷり
10. 銀行が融資を引き上げる:計画と実態が乖離すると、融資が引き上げられる
11. 税務リスクの表面化:買収前の税務問題が、買収後に追徴課税として降りかかる
【買い手側がやるべきだったこと】
DDを徹底的にやる(最低3ヶ月、専門家を雇う)
財務DD:過去3年分の決算書、総勘定元帳、請求書をすべて確認
税務DD:過去の申告書、税務調査の履歴を確認
法務DD:契約書、訴訟リスク、コンプライアンスを確認
労務DD:従業員の雇用契約、未払い残業代、労働紛争を確認
事業DD:顧客契約、キーマン依存度、競合状況を確認
表明保証とエスクローで防御する
売却代金の30%をエスクロー口座に預託(2年間)
粉飾決算・簿外債務が発覚したら、エスクローから補填
税務リスクが発覚したら、エスクローから補填
キーマンとの雇用契約を必須にする
ばいきんまん本人を、買収後3年間雇用する契約
違反したら、売却代金の50%を返還させる
競業避止義務を必ず入れる
買収後3年間、同じビジネスを禁止
違反したら、損害賠償1億円
チェンジオブコントロール条項をチェック
買収後も継続される不利な契約がないか、全契約書を確認
それでも怪しければ『買わない』
DDで疑問が残る案件は、絶対に買わない
【結論】
M&Aは、『買って終わり』じゃない。『買った瞬間から全責任を引き受ける取引』だ。
DDを怠る=将来のトラブルを高値で買う行為。
本気でやるなら、税務・労務・資金流用を中心にDD。取り切れないリスクは、表明保証・エスクローで封じ込めよ。
それでも怪しければ、『買わない』が正解。
ジャムおじさんは、窓の外を見ながら呟く。
「わしは、愚かじゃった……仲介者の甘い言葉に騙され、DDを怠り、リスクを見落とした……」
これが、ジャムおじさんが学んだ、高すぎる教訓だった。 December 12, 2025
2RP
📢 告知
『コミュニケーション許可局』
第23話《選別される席》
明日の朝公開します。🙇
本社へ戻された佐伯ミナ。
肩書きは
本社・監査部 コンプライアンス統括室 室長。
是正記録は、まだ38件。
だがその一件一件は、
「規律を整える記録」であると同時に、
やがて“人を選別する数字”へと変わっていく。
正しさは、静かに積み上がる。
そして、
正しいからこそ――
切られる者の名前が、残る。
📖 ネオページにて更新中
https://t.co/caoksE3TfC
#Web小説 #ネオページ #コミュニケーション許可局 #コンプライアンス #企業ドラマ December 12, 2025
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「ザ・ゴキブリ」73年東宝監督小谷承靖。牙を失いコンプラに縛られた現代人に突き刺さる漢の映画。問題解決は常に暴力と言う一本筋の通ったブレない姿勢がいい。開始1分で2人を射殺、ヨロシク中の安部徹と情婦を射殺、青木義朗を絞殺、南原宏治はニトロで大爆発死と渡哲也の暴走がいい。昭和は熱い。 https://t.co/LItDXIlDvw https://t.co/AzbUS0KOkk December 12, 2025
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中山馬主会の忘年会にて、石川さゆりさんの圧倒的な歌唱力に心から魅了されました。
準備から当日の運営までご尽力くださった、馬主会の職員・役員の皆さまに感謝申し上げます。
一方で残念に感じたこともありました。
コンサート前に、司会の鈴木淑子さんから「公演中の写真や動画の撮影はご遠慮ください」と明確なアナウンスがあったにもかかわらず、それを無視して動画を撮影し、SNSに投稿しているオーナーや同伴者の方が見受けられた点です。
ずるい、ずるくないという話ではなく、肖像権やコンプライアンスへの意識の問題だと思います。
こうした行為が続けば、最悪の場合、今後は芸能人をお招きできなくなる可能性も否定できません。
自戒の念も込めて、あえてコメントさせていただきました。 December 12, 2025
1RP
ミツカンの企業統治の闇とコンプラ違反を司法が照らし出した「正義の証」を残しました。
最高裁は審理すらせず却下しましたが、真実の記録は永遠に残ります。
<ミツカンのコンプラ違反を強く示唆する事実認定(東京高裁判決文・53頁)>
「【創業家3名】としては、ミツカンにおいて出向命令ないし配転命令権を行使することにより大輔氏を英国から倭国に異動させ、控訴人をロンドンの家から退去させたい意向を有していたものと認められる。そして、【創業家3名】がミツカンの支配権を有しており、本件異動命令の当時ミツカンの代表取締役又は取締役であったことからすれば、大輔氏を倭国に異動させ、ロンドンの家から退去させたいという【創業家3名】の意向は、本件異動命令を決定した人事本部長の安川に対しても伝達されていたものと認められる。」#ミツカン事件 #正義の証 #企業倫理 December 12, 2025
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Internet Archiveで過去のサイト見てたんだけど、今のWebサイトでこれ書いたらコンプラ的にアウトだよね。
子供も見るんだからって書こうとしたけど当時はネットは大人しか見ないのかな。
こういうのが昔が羨ましいって思う要因の一つだなと思う
今のネットをコンプラやら開示やらがつまらなくしてる https://t.co/X5vqooMIMe December 12, 2025
元気になったので明日札幌帰りまつ(ᐡᴗ ̫ ᴗᐡ)
ピカンチ全部一気見できて満足❣️木更津キャッツアイもだけど死生観と下ネタ盛り盛りの青春ギャグ大好きだ〜。現代のコンプラではこんなのもう作れないんだろうなぁ December 12, 2025
今のにじさんじはこう…コンプラとかさえ守ってしっかり活動してくれる人材なら来るものそんなに拒まず去るもの追わずみたいな感じだからな
まぁ人気過ぎる人達はあんまり簡単に辞めさせてもらえなさそうだがw December 12, 2025
Internet Archiveで過去のサイト見てたんだけど、今のWebサイトでこれ書いたらコンプラ的にアウトだよね。個人のXとかならいいけど。
子供も見るんだからって書こうとしたけど当時はそこまでネットは普及してなかったから大人しか見ないのかな。
誰へのインタビューかは書かなくても流石にわかる https://t.co/1IMvqUQfLb December 12, 2025
Surf君に要約してもらって、明日読む用
a16z crypto「2026年の暗号資産について期待している17のこと」- 倭国語訳
編集者注
a16zは、Apps、American Dynamism、Bio、Crypto、Growth、Infra、Speedrunの各チームのパートナーによる年次「ビッグアイデア」を発表しました。以下は、a16z cryptoのパートナー数名(およびゲスト寄稿者)が観察する17のトピックです。エージェントとAI、ステーブルコイン、トークン化と金融、プライバシーとセキュリティ、予測市場、SNARKs、その他のアプリケーション、そして構築方法まで幅広くカバーしています。
アイデア1: ステーブルコインのより優れた、賢いオン/オフランプ
ステーブルコインは昨年、推定46兆ドルの取引量を記録し、常に史上最高を更新しています。これはPayPalの20倍以上、世界最大の決済ネットワークの1つであるVisaの約3倍に相当し、米国の電子決済ネットワークACHの取引量に急速に接近しています。
現在、ステーブルコインは1秒未満、1セント未満で送金可能です。しかし未解決なのは、これらのデジタルドルを人々が日常的に使用する金融レールに接続する方法、つまりステーブルコインのオン/オフランプです。
新世代のスタートアップがこのギャップを埋めており、暗号証明を使用してプライベートにローカル残高をデジタルドルに交換したり、QRコード、リアルタイム決済レール、その他の機能を活用した地域ネットワークと統合しています。これらのアプローチにより、デジタルドル経済への参加者が広がり、ステーブルコインが主流の決済手段として直接使用されることが加速される可能性があります。
著者: Jeremy Zhang (a16z crypto エンジニアリングチーム)
アイデア2: RWA(現実世界資産)とステーブルコインを、より暗号ネイティブな方法で考える
銀行、フィンテック、資産運用会社から、米国株式、商品、インデックスなどをオンチェーンに持ち込むことへの強い関心が見られます。しかし、トークン化はしばしばスキューモーフィック(現実世界資産の現在の概念に基づいており、暗号ネイティブの機能を活用していない)です。
パーペチュアルフューチャー(perps)のような合成表現は、より深い流動性を可能にし、実装も簡単です。新興市場株式は、「パーペチュアル化」する最も興味深い資産クラスの1つです。
2026年には、ステーブルコインに関して「単なるトークン化ではなく、組成」が見られるでしょう。強力な信用インフラのないステーブルコインは、ナローバンクのように見えます。債務資産はオフチェーンで組成されトークン化されるのではなく、オンチェーンで組成されるべきです。これにより、ローンサービスコスト、バックオフィス構造化コスト削減し、アクセシビリティが向上します。
著者: Guy Wuollet (a16z crypto ゼネラルパートナー)
アイデア3: ステーブルコインが銀行台帳のアップグレードサイクルと新しい決済シナリオを解放する
平均的な銀行は、現代の開発者には認識できないソフトウェアを実行しています。1960年代と1970年代、銀行は大規模ソフトウェアシステムの早期採用者でした。第2世代のコアバンキングソフトウェアは1980年代と1990年代に始まりましたが、これらすべてのソフトウェアは老朽化しており、アップグレードが遅すぎます。
銀行業界、特に預金、担保、その他の義務を追跡する重要なコア台帳は、依然としてメインフレームコンピュータ上で動作し、COBOLでプログラムされ、APIではなくバッチファイルインターフェースを使用しています。
ステーブルコイン、トークン化預金、トークン化国債、オンチェーン債券により、銀行、フィンテック、金融機関は、レガシーシステムを書き換えることなく新製品を構築し、新しい顧客にサービスを提供できます。ステーブルコインは、機関が革新するための新しい方法を提供します。
著者: Sam Broner
アイデア4: インターネットが銀行になる
エージェントが大量に到着し、ユーザーのクリックではなくバックグラウンドで自動的にコマースが発生するようになると、お金(価値!)の移動方法が変わる必要があります。
AIエージェントがニーズを認識し、義務を果たし、結果をトリガーしたために価値が移動する世界では、価値は今日の情報と同じくらい速く自由に移動する必要があります。ここでブロックチェーン、スマートコントラクト、新しいプロトコルが登場します。
2026年には、新たなプリミティブにより、その決済がプログラム可能でリアクティブになります:
エージェントが請求書作成、照合、バッチ処理なしに、データ、GPU時間、APIコールに対して瞬時に支払い合う
予測市場がイベントの展開に応じてリアルタイムで自己決済
カストディアンや取引所なしで、オッズが更新され、エージェントが取引し、支払いがグローバルに数秒でクリアされる
お金がインターネットがルーティングできるパケットになれば、インターネットは金融システムをサポートするだけでなく、金融システムそのものになります。
著者: Christian Crowley、Pyrs Carvolth (a16z crypto go-to-marketチーム)
アイデア5: すべての人のためのウェルスマネジメント
パーソナライズされたウェルスマネジメントサービスは伝統的に、銀行の富裕層クライアント向けでした。しかし、より多くの資産クラスがトークン化されるにつれ、暗号レールにより、AIの推奨とコパイロットでパーソナライズされた戦略を、最小限のコストで即座に実行・リバランスできます。
これは単なるロボアドバイザーではありません。すべての人がパッシブ運用だけでなく、アクティブポートフォリオ管理にアクセスできます。
2026年には、Revolut、Robinhood、Coinbaseなどが、「資産保全」だけでなく「資産蓄積」のためのプラットフォームを構築するでしょう。Morpho VaultsのようなDeFiツールは、最良のリスク調整後利回りを持つレンディング市場に自動的に資産を配分します。
著者: Maggie Hsu (a16z crypto go-to-marketチーム)
アイデア6: KYC(顧客確認)からKYA(エージェント確認)へ
金融サービスにおいて、「非人間的アイデンティティ」は現在、人間従業員を96対1で上回っていますが、これらのアイデンティティは銀行口座を持たないゴーストのままです。
ここで重要な欠けているプリミティブはKYA: Know Your Agentです。人間がローンを得るために信用スコアが必要なように、エージェントは取引するために暗号署名された資格情報が必要になります。これが存在するまで、マーチャントはファイアウォールでエージェントをブロックし続けるでしょう。
KYCインフラを何十年もかけて構築した業界は、今やKYAを数ヶ月で解決する必要があります。
著者: Sean Neville (Circle共同創業者、USDC設計者、Catena Labs CEO)
アイデア7: 実質的な研究タスクにAIを使用する
数学経済学者として、今年1月には消費者向けAIモデルに私の作業プロセスを理解させることさえ困難でしたが、11月までに、博士課程の学生に指示するのと同じように抽象的な指示を与えることができ、時には新規で正しく実行された答えが返ってきます。
AI研究は、新しいタイプのポリマス研究スタイルを可能にし、報います。アイデア間の関係を推測し、より推測的な答えから素早く外挿する能力を支持するスタイルです。
この方法で推論するには、新しいAIワークフロースタイルが必要です。エージェント間だけでなく、エージェントラッピングエージェントです。モデルの層が、研究者が以前のモデルのアプローチと良い部分と悪い部分を評価するのを助けます。
しかし、研究のためにラップされた推論エージェントのアンサンブルを操作するには、モデル間の調整と、各モデルの貢献を検証する方法が必要です。両方の問題を暗号が解決できます。
著者: Scott Kominers (a16z crypto 研究チーム、ハーバードビジネススクール教授)
アイデア8: オープンウェブへの見えない税金
AIエージェントの台頭は、オープンウェブに見えない税金を課し、その経済的基盤を根本的に破壊しています。
現在、AIエージェントは広告サポートサイト(コンテキストレイヤー)からデータを抽出し、ユーザーに便利さを提供する一方で、コンテンツに資金を提供する収益源(広告やサブスクリプションなど)を体系的にバイパスしています。
オープンウェブの侵食を防ぐには、技術的および経済的ソリューションの大規模展開が必要です。これには、次世代のスポンサードコンテンツ、マイクロアトリビューションシステム、またはその他の新しい資金調達モデルが含まれる可能性があります。
来年の重要な移行は、静的ライセンスからリアルタイムの使用ベースの報酬への移行です。これは、ブロックチェーン対応のナノペイメントと洗練されたアトリビューション標準を活用して、エージェントのタスク成功に貢献するすべてのエンティティに自動的に報酬を与えるシステムのテストとスケーリングを意味します。
著者: Liz Harkavy (a16z crypto 投資チーム)
プライバシー(とセキュリティ)について
アイデア9: プライバシーは暗号における最も重要な堀になる
プライバシーは、世界の金融がオンチェーンに移行するために不可欠な機能です。また、今日存在するほぼすべてのブロックチェーンに欠けている機能でもあります。
プライバシーそのものが、チェーンを他のすべてから差別化するのに十分説得力があります。プライバシーはさらに重要なことを行います:チェーンロックインを作り出します。
ブリッジングプロトコルのおかげで、すべてが公開されている限り、あるチェーンから別のチェーンに移動するのは簡単です。しかし、物事をプライベートにするとすぐに、それはもはや真実ではありません。トークンのブリッジングは簡単ですが、秘密のブリッジングは困難です。
パフォーマンスで競争するだけではもはや十分ではない世界で、プライバシーを持つブロックチェーンは、はるかに強力な経済性を持つことができます。プライバシーチェーンは、暗号の大部分を所有できる可能性があります。
著者: Ali Yahya (a16z crypto ゼネラルパートナー)
アイデア10: メッセージングの(近い)未来は量子耐性だけでなく、分散化されている
多くの暗号化に基づいて構築されたメッセージングアプリ(Apple、Signal、WhatsApp)が道を切り開いてきましたが、問題は、すべての主要なメッセンジャーが単一組織によって運営されるプライベートサーバーを信頼することに依存していることです。
プライベートサーバーは「私を信頼して」を必要としますが、プライベートサーバーがないということは「私を信頼する必要はない」を意味します。コミュニケーションには中間に単一の会社は必要ありません。
メッセージングには、誰も信頼する必要のないオープンプロトコルが必要です。これを達成する方法は、ネットワークを分散化することです:プライベートサーバーなし、単一アプリなし、すべてオープンソースコード、量子脅威に対する最高級の暗号化。
人々がお金を所有するようにメッセージを所有するとき、すべてが変わります。
著者: Shane Mac (XMTP Labs 共同創業者兼CEO)
アイデア11: 'Secrets-as-a-service'(サービスとしての秘密)
すべてのモデル、エージェント、自動化の背後には、シンプルな依存関係があります:データです。しかし、今日のほとんどのデータパイプラインは不透明で可変で監査不可能です。
機密データをプライベートに保ちながら、安全でコンプライアンスに準拠し、自律的でグローバルに相互運用可能なイノベーションを可能にするにはどうすればよいでしょうか?
私はsecrets-as-a-serviceが必要だと信じています。プログラム可能なネイティブデータアクセスルール、クライアント側暗号化、誰が何を、どの条件下で、どのくらいの期間復号化できるかを強制する分散キー管理を提供できる新技術...すべてオンチェーンで強制されます。
検証可能なデータシステムと組み合わせることで、秘密はインターネットの基本的な公共インフラの一部になり、アプリケーションレベルのパッチではなく、プライバシーをコアインフラにします。
著者: Adeniyi Abiodun (Mysten Labs 最高プロダクト責任者兼共同創業者)
アイデア12: 'code is law'から'spec is law'へ
最近のDeFiハッキングは、強力なチーム、綿密な監査、何年もの本番運用を持つ実戦経験のあるプロトコルを襲っています。これらの事件は不快な現実を浮き彫りにします:今日の標準的なセキュリティ慣行は依然として主にヒューリスティックでケースバイケースです。
DeFiセキュリティが成熟するには、バグパターンから設計レベルのプロパティへ、「ベストエフォート」から「原則に基づく」アプローチへ移行する必要があります。
AI支援証明ツールは、仕様を書き、不変条件を提案し、以前は法外に高価だった手動証明エンジニアリングの多くをオフロードするのに役立ちます。
動的/展開後側(ランタイムモニタリング、ランタイム強制など)では、これらの不変条件はライブガードレールになることができます。これらのガードレールは、すべてのトランザクションが満たさなければならないランタイムアサーションとしてコードに直接エンコードされます。
したがって、かつて人気のあった「code is law」というアイデアは「spec is law」に進化します。実際、これまでのほぼすべてのエクスプロイトは、実行中にこれらのチェックの1つをトリップして、ハッキングを阻止した可能性があります。
著者: Daejun Park (a16z crypto エンジニアリングチーム)
アイデア13: 予測市場がより大きく、広く、スマートになる
予測市場はすでに主流になっており、来年は暗号とAIと交差しながら、さらに大きく、広く、スマートになります。
まず、はるかに多くの契約がリストされます。これにより、主要な選挙や地政学的イベントだけでなく、あらゆる種類の詳細な結果や複雑で交差するイベントのリアルタイムオッズにアクセスできるようになります。
はるかに大量の契約を処理するには、契約を解決するために真実を調整する新しい方法が必要です。分散型ガバナンスとLLMオラクルは、争われた結果の真実を判断するのに役立ちます。
AIエージェントがこれらのプラットフォームで取引すると、短期的な取引エッジを提供する信号を世界中から探し出し、世界について考え、次に何が起こるかを予測する新しい方法を明らかにするのに役立ちます。
予測市場は世論調査に取って代わるのでしょうか?いいえ。世論調査をより良くします。
著者: Andy Hall (a16z crypto 研究アドバイザー、スタンフォード大学政治経済学教授)
アイデア14: ステークドメディアの台頭
伝統的なメディアモデル(その想定される客観性を伴う)の亀裂は、しばらくの間表示されています。インターネットはすべての人に声を与え、より多くのオペレーター、実践者、ビルダーが今や一般大衆に直接語りかけています。
新しいのは、人々が公に検証可能なコミットメントを行うことを可能にする暗号ツールの到来です。
トークン化資産、プログラム可能なロックアップ、オンチェーン履歴は、信頼のためのより強力な基盤を提供します:コメンテーターは議論を公開し、お金を賭けていることを証明できます。ポッドキャスターはトークンをロックして、日和見的に反転したり「pump and dump」していないことを示すことができます。
これは「ステークドメディア」と私が考えているものの初期の形です。ゲームに参加しているという考えを受け入れるだけでなく、証明を提供するメディアの種です。
著者: Robert Hackett (a16z crypto 編集チーム)
アイデア15: 暗号がブロックチェーンを超えた使用のための新しいプリミティブを提供する
何年もの間、zk-SNARKs(再実行せずに計算を検証できる暗号証明)は主にブロックチェーン専用技術でした。オーバーヘッドが単純に高すぎました:計算を証明するには、それを実行するよりも1,000,000倍多くの作業が必要でした。
それが変わろうとしています。2026年には、zkVMプルーバーは数百メガバイトのメモリフットプリントで約10,000倍のオーバーヘッドに達します。携帯電話で実行できるほど高速で、どこでも実行できるほど安価です。
ハイエンドGPUは、ラップトップCPUよりも約10,000倍多い並列スループットを持っています。2026年末までに、単一のGPUがリアルタイムでCPU実行の証明を生成できるようになります。
これにより、検証可能なクラウドコンピューティングというビジョンが解放される可能性があります。
著者: Justin Thaler (a16z crypto 研究チーム、ジョージタウン大学コンピューターサイエンス准教授)
アイデア16: トレーディングは経由地であり、暗号ビジネスの最終目的地ではない
今日うまくいっているすべての暗号企業は、ステーブルコインといくつかのコアインフラストラクチャ以外、トレーディングにピボットしているか、ピボットしつつあるようです。しかし、「すべての暗号企業がトレーディングプラットフォームになる」なら、それはみんなをどこに残すのでしょうか?
非常に多くのプレーヤーがすべて同じことをしていると、多数のマインドシェアが共食いされ、少数の大きな勝者だけが残ります。トレーディングに早すぎるピボットをした企業は、より防御可能で耐久性のあるビジネスを構築する機会を逃しました。
トレーディングには何も問題はありません(重要な市場機能です)が、最終目的地である必要はありません。プロダクトマーケットフィットの「プロダクト」部分に焦点を当てる創業者が、より大きな勝者になる可能性があります。
著者: Arianna Simpson (a16z crypto ゼネラルパートナー)
アイデア17: 法的アーキテクチャが技術的アーキテクチャと最終的に一致したとき、ブロックチェーンの完全な可能性を解き放つ
過去10年間、米国でブロックチェーンネットワークを構築する上での最大の障壁の1つは、法的不確実性でした。証券法は引き伸ばされ、選択的に施行され、創業者をネットワークではなく企業向けに構築された規制の枠組みに強制しました。
この動態は多くの奇妙な歪曲をもたらしました:創業者は透明性を避けるように言われました。トークン配布は法的に恣意的になりました。ガバナンスは演劇になりました。そしてトークンは経済的価値を避けるように設計されました。
しかし、暗号市場構造規制(政府が通過に近づいているもの)は、来年これらすべての歪みを排除する可能性があります。可決されれば、この法律は透明性を奨励し、明確な基準を作成し、資金調達、トークンローンチ、分散化のためのより明確で構造化されたパスに置き換えます。
言い換えれば、そのような規制により、ブロックチェーンネットワークはネットワークのように動作できるようになります:オープン、自律的、組み合わせ可能、信頼性の高い中立、そして分散化。
著者: Miles Jennings (a16z crypto 政策チーム兼ゼネラルカウンセル)
編集者
Sonal Chokshi
免責事項: ここで表明された見解は、引用された個人のAH Capital Management, L.L.C.("a16z")スタッフのものであり、a16zまたはその関連会社の見解ではありません。 December 12, 2025
○○にいた時に作成した資料です!参考までに!て全体共有していてそこにみんなが👍的なリアクション返してたコンプラ意識崩壊企業の行末が見たい
👍じゃないんだよ、100歩譲って自分だけの秘匿資料に留めろ
退職時の誓約書も読まずにサインしてそう December 12, 2025
ずっと美しくて私はこの三次元世界の美しさも大好きなんですけどやはり三次元世界に存在する人間に演じさせているので危ういシーンが出てくると(現代では絶対にコンプラ的に作れない映画だな)とか余計な事を考えて映画の没入感を損なってしまうので そういうところは二次元が全てを凌駕してしまう December 12, 2025
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