ギリシア語 トレンド
0post
2025.12.06 11:00
:0% :0% (30代/男性)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
「区切るのそこ?!」な言葉をまとめました。詳しくは
ヘリコ・プター
“ヘリ”と略され、ドラえもんのひみつ道具でも「タケコプター」があったりするので、「ヘリ・コプター」と捉えている方も多いのではないでしょうか。語源はギリシア語の“helix or helic(螺旋)”と“pteron(翼)”で、これらが組み合わされた造語が元になっています。
カ・メハメハ
ドラゴンボールの必殺技である「かめはめ波」のイメージから最後のハで区切れると思い込んでいないでしょうか。ハワイ語の“ka”は、英語の“the”にあたる表現で、“メハメハ”は「孤独な」という意味の言葉です。つまり「孤独な人」という意味になります。カメハメハ大王なのにちょっと寂しい意味ですね。
キリマ・ンジャロ
アフリカ大陸の最高峰の山ですが、まさかンの前で区切れるなんて思いませんよね。スワヒリ語で“キリマ”は「山」、“ンジャロ”は「輝く」という意味になり、「(白く)輝く山」というのが語源の通説ですが、はっきりしたことはわかっていません。しかし、アフリカでは珍しい積雪する山なので白く輝いているのは間違いありません。
↓ December 12, 2025
3RP
古代ギリシアの輪廻転生論を知る上で最も重要なピタゴラス伝承を集大成した新プラトン主義者イアンブリコスの代表作をついに入手!
なぜグノーシス主義の一部の文書に転生論が存在するのか、その思想史的な水脈を辿る上でも不可欠な著作です。
ボルヘスの短篇「神学者」も本書に影響を受けています。
ちなみに、ボルヘスはこの短篇の中で、輪廻転生論を唱えたために火刑に処される教祖エウフォルブス(架空人物)を描いていますが、これはイアンブリコスが本書で参照する伝承(ピタゴラスの前世は『イリアス』に登場するトロイア戦争の戦士エウポルボス)に基づいていると考えられます。
興味深いことに、イアンブリコスは3世紀後半にアレクサンドリアでアナトリオス(アリストテレス哲学に精通したキリスト教徒)から哲学を学んでおり、この時期はグノーシス文書の中でも最も体系的に輪廻転生論が記された『ピスティス・ソフィア』のコプト語写本の成立時期に重なっています(ギリシア語原本は2世紀半ば~3世紀前半に成立)。
#読書好きな人と繋がりたい
#読書記録 December 12, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



