MotoGP スポーツ
0post
2025.11.27 18:00
:0% :0% (30代/男性)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
ファビオ、お前もう船降りろ。ぼくには時間がない、V4が期待する戦闘力を発揮しないなら他を探すと繰り返すファビオについにヤマハがキレた。
今季からヤマハMotoGPチームの監督になったパオロ・パヴェシオは、ファビオが言っていることもわからないではないとしながらも、我々はお互いにプロフェッショナルとして契約を交わし、ベストを尽くすことを誓いあった仲でありながら、公の場で会社(ヤマハ)に対する不平不満を言い続けることは、その信頼に深刻な亀裂をもたらすと警告。
いまは確かに困難な時期にあるが、マシンの性能やチームの体制が(ファビオのオーダー通り)向上しつつあるのは事実だし、再びトップに返り咲くまでには多くの困難が待ち受けていることをファビオも納得したうえで(年1200万ユーロもの)契約を交わしたのだ。
我々は同じヤマハという船に乗る者同士であり、優先されるべきはその船をいかに協力して先に進めるか。それができないというのなら、一緒に働くことは出来ない。
おだやかな物言いを保ってはいるものの、パヴェシオの言葉に揺るぎはなく、ともにヤマハとして戦っていく気がないならどうぞ他を探してくれて構わないと言っているのと同じだ。
去年までヤマハMotoGPチームの監督を務めたリン・ジャービスが、絶対的エースとしてファビオを持ち上げ、擁護し、その言うことすべてを受け入れてきたところ、新任のパヴェシオが優先するのはとにもかくにもヤマハがヤマハとして立つことであり、勝利を目指すという目標に変わりはないものの、そこに到達するために、お互い仲間として足並みを揃えられないのであれば一緒には続けられない、続けることに意味はないと突き放している。
当然ファビオとして、ヤマハにこんな態度を取られることは面白くない。戦闘力に劣るマシンでてっぺん獲るために必死こいて(限界さえも突破して)走ってるのは誰だと思っていやがる!と。その思いがさらにファビオの態度を硬化させ、ヤマハとの溝を拡げていく悪循環に陥っている。
先日のバレンシアテストまで、ヤマハは開発中のV4エンジンパフォーマンスに制限(リミッター)をかけていた。その状態で走ってトップ(のアプリリアのラウル・フェルナンデス)からコンマ5秒差の15番手。これにファビオは不満を隠していなかったが、年明けにこのリミッターが外された時に、果たしてヤマハのV4はどこまでそのポテンシャルの真価を発揮するか。
これまで何度も繰り返してきたように、ファビオはもうこれ以上ヤマハのV4開発を待つことはない。年明けのセパンテストの結果如何では、ファビオは2027年の移籍に向けての扉を解放する。運命の時は、思っているよりもすぐそばまで迫っている。
📷️@ fabioquartararo20 / @ yamahamotogp
https://t.co/xTvFbjzX1I November 11, 2025
13RP
毎年恒例、オフシーズンにロッシさんちで行われる100km耐久ダートレース。例年は年明け1月に開催されることが多いんだけど、今年は明日からの2日間。初日はタイムアタックで二日目がライダーふたりでチームを組んでの耐久レースとなる。
昨日かな、ロッシさんから発表されたその豪華さ極まる参加者リストは以下の通り。
バレンティーノ・ロッシ(イタリア)
ペドロ・アコスタ(スペイン)
ドミニク・エガーター(スイス)
セナ・アギウス(オーストラリア)
ダビド・アロンソ(コロンビア)
ニコロ・アントネリ(イタリア)
ザビエル・アルティガス(スペイン)
フランチェスコ・バニャイア(イタリア)
ロレンツォ・バルダッサーリ(イタリア)
バリー・バルタス(ベルギー)
エリア・バルトリーニ (イタリア)
ダニエル・ビューリー (イギリス)
マルコ・ベゼッキ (イタリア)
ニコロ・ブレガ (イタリア)
マッティア・カサデイ (イタリア)
フランチェスコ・チェッキーニ (イタリア)
トーマス・シャレール (フランス)
フィリッポ・ファリオリ (イタリア)
アウグスト・フェルナンデス (スペイン)
マテオ・フェラーリ (イタリア)
アレッサンドロ・ルピノ (イタリア)
フェデリコ・フリーニ(イタリア)
フィリッポ・フリーニ(イタリア)
マテオ・ガバリーニ(イタリア)
マルコ・ガッジ(イタリア)
マヌエル・ゴンサレス(スペイン)
ディーン・ハリソン(イギリス)
クリス・ホルダー(オーストラリア)
アンドレア・マントヴァーニ(イタリア)
ルカ・マリーニ(イタリア)
ガイ・マーティン(イギリス)
アンドレア・ミーニョ(イタリア)
ジャック・ミラー(オーストラリア)
ディオゴ・モレイラ(ブラジル)
ティム・ニーヴェ(イギリス)
イヴァン・オルトラ(スペイン)
ルカ・オッタヴィアーニ(イタリア)
マティア・パシーニ(イタリア)
マッテオ・パタッカ(イタリア)
ロレンツォ・プリテッリ(イタリア)
ティト・ラバト(スペイン)
ブラッドリー・レイ(イギリス)
アルベルト・スーラ(イタリア)
デイビー・トッド(イギリス)
アンドレア・ヴェローナ(イタリア)
チェレスティーノ・ヴィエッティ(イタリア)
世界中の、ありとあらゆるジャンルからトップライダーが勢揃いしているけど、その中でも目を引くのはジャック・ミラーにガイ・マーチン。このふたりっていままでロッシさんちに行ってたことあったっけ?ジャックさんはオーストラリアの自分ちに、自分でトラクター使って造成したモトクロスコースを持ってるくらいのダート好きだし、かつてはマン島で名を馳せたガイ・マーチンをこうした公の場で見るのは久しぶり。
他にも来季からMotoGPに挑戦するディオゴ・モレイラや、そのモレイラと最後までMoto2のタイトルを争ったマヌ・ゴンザレス。2027年にはロッシさんのVR46に移籍する噂がすでに出ているアコスタなど、あげればきりがないくらいの超一線級のライダーが顔を揃えている。※ちょっと意外なのは、そのVR46のモルビデリとディジャがいないこと。フランキーはケガしてるからわかるけど…。
残念なのは、このレースの様子はリアルタイムでは見ることができないこと。
最近はMotoGPとは距離を置いている感じもあるロッシさんだけど、未だそのライディングに衰えなし!果たしてどんな大騒ぎが巻き起こりますか。
📷️@ valeyellow46 November 11, 2025
1RP
MotoGPのジャーナリストとして重鎮のマット・オクスリー氏は、今季ドゥカティが投入したGP25は「失敗作」であり、その原因はエンジンにあるとし、かつそのことを認めないばかりか、いちジャーナリストであるオクスリー氏に対し圧力をかけ、真実の報道をさせまいとしたドゥカティの広報を糾弾している。
GP25が失敗作であるのは、ペッコとディジャの不安定さ極まる走りを見れば明らかで、同じマシンを走らせたマルケスがそれでもあっさりチャンピオンになったのは、純粋にマルケスの、問題があるマシンでも速く走らせてしまう能力の賜物でしかないと。
GP25のエンジンには問題があるとはシーズン当初から言われていたことで、それはエンジンの回転慣性が強すぎて、アクセルを戻しても回転が落ちず、適切なエンジンブレーキが発生しないことでリヤタイヤがフロントタイヤを押し出してしまう。これがペッコが終始、フロントのエッジグリップが感じられない、思ったように止まれないし曲がれない原因だという指摘がなされてきた。
同じマシンを駆るVR46のファビオ・ディ・ジャンアントニオも今季、ある時は表彰台で、ある時はトップ10にも入れないという波の大きな成績に翻弄されたのも、GP25が根本的に抱える問題(リヤのプッシュが大きすぎてフロントを押し出してしまう:プッシュアンダー)への対処が難しかったからだと語っている。
しかしそんな「出来損ない」のマシンであっても、あのマルク・マルケスの手にかかればその弱点は打ち消され、他のライダーには太刀打ちできないレベルで走らせ、勝利してしまう。これが果たしてドゥカティにとって良いことなのか、あるいは悪いことなのか。
来季ドゥカティは、グリッドに並べるファクトリーマシンの4台(マルク・マルケス、ペッコ、アレックス・マルケス、ディジャ)のすべてに、今年と同じGP25のエンジンを搭載し、それをGP26として運用することを、最終戦後、バレンシアで行われたテストの際に明らかにしている。※MotoGPではコンセッションDクラスのヤマハ以外、エンジン開発は凍結されている。
残る2台(アルデゲル・モルビデリ)には、来季型落ちとなるGP25が供給されるため、ドゥカティは全台、エンジン自体はすべてがGP25で揃えられることになる。※GP26は、空力、シャシー、ライドハイトデバイス等が最新仕様にアップデートされたものになる。
オクスリー氏の指摘が正しければ、来シーズンのドゥカティは、基本的にすべてのエンジンが「GP25」になるため、今季名機の誉れ高いGP24を走らせて大活躍した弟マルケスやアルデゲルが、ペッコやディジャに同じく苦戦に陥り、そのぶんアプリリアやKTM(あるいはホンダ)が表彰台を獲得。その一方でマシンのウイークポイントを打ち消す走りができるマルク・マルケスだけが勝利を重ねていくという状況に陥りかねない。(ヤマハは?(汗))
しかしそれでもドゥカティは来季、GP25のエンジンで行く!と決めたということは、たとえマルクだけが勝つことになっても「それでよし」という方針を固めたと見ることもできる。
かつてのホンダが、マルク・マルケスの走りの才能にだけに頼る「マルケス一本足打法」の作戦を取ったあげくにどうなったかは語るまでもないが、果たしてドゥカティはホンダと同じ愚に陥るのか、あるいはペッコやディジャの指摘を受けて(エンジン以外の)改良がされたGP26が飛躍を遂げ、再び「ドゥカティ軍団」としての総合的な戦闘力を上げることになるのか。
現時点でドゥカティは、明確なGP26仕様のマシンを提示しておらず、その姿が拝めるのは年明け2月にセパンで行われるプレシーズンテストの場になる。
チャンピオンを獲得したマルケスがシーズン5戦を残しケガで退場となり、来季に向けての開発テストにも参加できないところ準備が進められている新型のGP26が、果たして誰の要望、あるいは思惑に基づき開発が進められたのかは、その時に明らかになるだろう。
https://t.co/kxb4PYSNgq November 11, 2025
<ポストの表示について>
本サイトではXの利用規約に沿ってポストを表示させていただいております。ポストの非表示を希望される方はこちらのお問い合わせフォームまでご連絡下さい。こちらのデータはAPIでも販売しております。



