SaaS トレンド
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2025.12.11 06:00
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ドメイン駆動設計の、競争優位を生み出す「中核の業務領域」を何を手がかりに、どうやって特定していくかの実践例が書かれたすばらしい記事。
契約管理SaaSという特殊なドメインだが、それだけに学びが多い。
自社の独自性の探求方法すばらしい。
https://t.co/eTpaxvljGt December 12, 2025
気づいてるか?
個人開発者がSaaSで一発当てたいなら『つくりおき.jp創業者のように、「スキル起点」じゃなく「課題起点」で何を作るか考える』一択だ。
その理由を解説する。
つくりおき.jpとは、共働きや子育て家庭の「ご飯作るのもう無理…でもちゃんとしたもの食べさせたい」という悩みをまとめて引き受けるサービスだ。プロの料理人と管理栄養士が考えた家庭料理を、専用のキッチンでたくさん作り、それを週に1回まとめて家庭に届ける。冷蔵で届くおかずを温めるだけで、3〜5日分の夕飯がほぼ完成する。「自分で1から作る」ではなく「温めて並べるだけ」で家族のご飯が整うようにすることで、家事に取られていた時間と体力を一気に減らしている。
ここで大事なのは、創業者が「自分のスキルから発想したサービス」ではなく、「世の中のしんどい現実から発想したサービス」をつくったことだ。創業者の前島さんはエンジニア出身で、コードも書けるしWebサービスも作れるが、最初から「ご飯の宅配SaaSやりたい」と思ったわけではない。むしろ最初は、エンジニアとしてのスキルを活かしてSNS系のプロダクトを作っていた。自分が作れるもの、自分の技術がそのまま形になったサービスだ。でもその事業は伸びず、半年ほどで撤退した。
一方で、つくりおき.jpは完全に「課題起点」から生まれている。前島さんは子どもの頃から、家事と看病と育児を一手に背負ってヘトヘトになっている母親の姿を見てきた。大人になってから統計を調べると、倭国では共働きが当たり前になっているのに、家事時間のほとんどは今も女性側に偏っていることを知る。「家事が重すぎるせいで、チャレンジする時間も、休む時間も奪われている人が大量にいる。これは機会の不平等だ」と気づいた。
つまり、先に「巨大で、放置されていて、しかも自分の原体験とつながっている課題」が起点だ。そのあとに「じゃあ、その課題を技術とサービスでどうやって消せるか?」を考えている。順番が完全に逆だ。技術 → サービスではなく、課題 → 体験 → そのために必要な仕組み → その一部としての技術、という順番になっている。
課題起点で考えるというのは、難しく聞こえるかもしれないが、やること自体はシンプルだ。
①「誰のどんな場面を、どう楽にしたいのか」を徹底的に言語化する。
②「その人は今、何に一番時間とお金を奪われているのか」を書き出す。
③その奪われている時間とお金を、ソフトウェアの力でどれだけ小さくできるか」を考える。
④「それを実現するために、自分のスキルをどう組み合わせるか」を決める。
この順番を守るだけで、「とりあえずReactでなんか作るか」「とりあえずAIでツール作るか」という発想から脱出できる。逆に言うと、技術から考え始めた瞬間に、世界は一気に狭くなる。つくりおき.jpのようなサービスは、「家事という巨大な義務を消したい」というデカい課題からスタートしなければ絶対に出てこない。
ちなみに私が個人開発したSaaS『Apps』は、4年で流通総額80億円を超えるプロダクトに成長したが、リリース初期から公式サイトで「ジェネリックSaaS」というコンセプトを掲げている。倭国のSaaSは初期コストが高すぎると感じ、これから挑戦を始める小規模事業者に向けて、安定したテクノロジーをより低リスク・低コストで提供することを目指したプロダクトだ。
私は非エンジニアで1行もコードが書けないので、作れる外注エンジニアを探すことからいつもプロダクト開発をスタートする。このAppsもそうだ。だから今回話したような「自分で作れてしまうがゆえに、課題起点を忘れて開発する」ということはありえない。ある意味でこれが非エンジニアであることの唯一のメリットかもしれない。自分では何一つ作れないから、課題起点作る以外の選択肢がない。
結論。
前島さんから学ぶべきなのは表面的なUIやビジネスモデルではなく、「課題の見つけ方」と「開発するプロダクトの決め方」だ。自分の原体験や、身近な人のしんどさをちゃんと見に行き、「それを本気でゼロにしたい課題」として抱える。そこから逆算して設計したサービスは、小さくても圧倒的に刺さるし、大きくしたときに社会的な意味もついてくる。
つくりおき.jpの創業ストーリーは、「エンジニアとしてのスキルがある人が、スキル起点の開発から課題起点の開発に切り替えたら、どれだけ景色が変わるか」を見せてくれている。スキルは武器だが、狙うべき的を決めるのはスキルじゃない。狙うべき的を決めるのは、世の中の「しんどさ」と、それをなんとかしたいという自分の気持ちだ。
やるしかねえ。Don’t Work! December 12, 2025
📍オラクル決算内容(AI 翻訳)
🔹 売上高: 160.6億ドル(予想 162.1億ドル) 🔴;前年同期比 +14%
🔹 非GAAP EPS: 2.26ドル(予想 1.64ドル) 🟢;前年同期比 +54%
🔹 クラウド売上高(IaaS + SaaS): 80億ドル(予想 80.4億ドル) 🔴;前年同期比 +34%
🔹 RPO(受注残高): 5230億ドル;前年同期比 +438%、前四半期比 +15%
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セグメント別業績:
・クラウド売上高(IaaS + SaaS): 80億ドル(予想 80.4億ドル) 🔴;前年同期比 +34%
・ソフトウェア売上高: 58.8億ドル(予想 60.3億ドル) 🔴;前年同期比 -3%
・ハードウェア売上高: 7.8億ドル;前年同期比 +7%
・サービス売上高: 14.3億ドル;前年同期比 +7%
・クラウドインフラ(IaaS): 41億ドル(予想 40.9億ドル) 🟢;前年同期比 +68%
・クラウドアプリケーション(SaaS): 39億ドル(予想 39億ドル) 🟡;前年同期比 +11%
・Fusion Cloud ERP(SaaS): 11億ドル;前年同期比 +18%
・NetSuite Cloud ERP(SaaS): 10億ドル;前年同期比 +13%
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その他の指標:
・GAAP営業利益: 47億ドル;前年同期比 +12%
・非GAAP営業利益: 67.2億ドル(予想 68.2億ドル) 🔴;前年同期比 +10%
・非GAAP営業利益率: 42%(予想 42.2%) 🔴
・GAAP純利益: 61億ドル;前年同期比 +95%
・非GAAP純利益: 66億ドル;前年同期比 +57%
・GAAP希薄化後EPS: 2.10ドル;前年同期比 +91%
・短期繰延収益: 99億ドル
・営業キャッシュフロー(過去12か月): 223億ドル;前年同期比 +10%
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資本還元:
•配当: 四半期 0.50ドル/株
•権利落ち日: 2026年1月9日
•支払日: 2026年1月23日
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コメント:
「RPOはQ2に680億ドル増加し、前四半期比15%増の5230億ドルとなりました。Meta、NVIDIAなどからの新規契約が主な要因です。」 – ダグ・ケーリング
「すべてのCPUおよびGPUサプライヤーと緊密に協力するチップ中立ポリシーを採用しています。」 – ラリー・エリソン
・「オラクルは世界中で211以上の稼働中および計画中のリージョンを持ち、クラウド競合他社よりも多いです。」 – クレイ・マゴイヤーク
・「マルチクラウドデータベース事業はQ2で817%成長し、最も成長の速い事業です。」 – クレイ・マゴイヤーク
・「トップ5のAIモデルはすべてオラクルクラウド上にあります。アプリケーション競合他社に対して大きな優位性があります。」 – マイク・シシリア
https://t.co/5qcRjvnSp5 December 12, 2025
"すべての人にお金の見える化" を徹底した「 マネーフォワード 」の積み上げ戦略がすごい
・創業者の「 家計管理で困る人を救いたい 」が原点
・BtoC家計簿→BtoB SaaSへ拡張した超レア成功ルート
・価値の源泉は "金融データの自動連携"
・API連携数は国内最大級
・会計だけじゃなくバックオフィス全体を丸ごと可視化
・コミュニティ、信用設計をプロダクトより先に作る
・クラウドシリーズ導入30万社突破
・個人事業主を "領収書の束" から解放!
家計簿アプリから始まり、東証プライム上場企業へと進化した、倭国のバックオフィスDXを牽引する存在! December 12, 2025
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