EU官僚の傲慢さと二重基準を批判、ウクライナの戦費支援にハンガリーは加わらない—オルバーン首相

現在のブリュッセルで起きている状況は、EU官僚の思い上がりが頂点に達しているとしか言いようがありません。昨日開かれたEUと西バルカン諸国の首脳会議は、その準備の段階から問題だらけで、セルビア大統領が出席しない事態を招きました。これは当然の結果です。セルビアは4年以上もEU加盟を期待させられてきましたが、実際には加盟交渉は一歩も前進していません。その理由として毎回持ち出されるのが、いわゆる「法の支配の問題」です。しかし、ウクライナの加盟となると、ブリュッセルの監査官たちは同じ問題を全く指摘しません。この二重基準は明らかです。セルビア大統領が、この茶番に付き合わなかった判断は正しかったと言えます。さらに恥ずべきことに、昨日は多くのEU加盟国の首脳すらブリュッセルに来ませんでした。
今日もまた、EU官僚の傲慢さは続いています。彼らは、ウクライナ向けの資金支援が決まるまで帰国を認めないと公言しています。つまり、戦争を続けるための資金を確保しようとしているのです。
我々ハンガリーは、これには加わりません。必要であれば、何日でもここに留まります。眠れない夜が続いても大した問題ではありません。戦争に加担するよりは、はるかにましだからです。
@PM_ViktorOrban December 12, 2025