金融政策 トレンド
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2025.12.09 00:00
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倭国は利上げ不能。インフレ地獄を選ぶ政府|やす 🇺🇸 ベンチャーキャピタル @YasLovesTech https://t.co/mcpBHuMjtR
金融政策の基礎がよく分かる記事です。まさに内憂。外交問題と含め倭国の内憂外患が感じられます。 December 12, 2025
【倭国の10年金利が2%に乗る意味は、“失われた30年のOSが書き換わる”ということだ。】
これは単なる利回り上昇ではなく、
経済・市場・企業財務・個人資産の前提が全部変わることを意味する。
ここから“具体的に何が起きるか”を解像度高く整理した。
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■ 1. 為替:円キャリートレードの巻き戻し → 円高圧力
低金利を前提に「円を借りてドル資産へ」というキャリーが何十兆円と積み上がっている。
金利正常化が進むと:
•円売りポジションの巻き戻し
•円高方向へ(110〜120円帯が“新しい平常値”になる可能性)
•外国株投資家は為替ヘッジの重要度が増す
円の構造的弱さが止まる。
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■ 2. 倭国株:PERの再計算 → グロース株に逆風、バリューに追い風
割引率2%は、日経平均の理論PERに直結する。
•長期金利 ↑ → 未来利益の現在価値 ↓
•グロース株の逆風要因
•バリュー、銀行、保険、商社には追い風
“金利で株価水準が決まっていた時代”に戻る。
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■ 3. 不動産:資金調達コスト上昇 → 資産価格の調整
金利0〜1%を前提に回っていた不動産モデルが再計算される。
•ローン金利上昇
•キャップレート上昇
•REITの利回り競争激化
•地価の“実質調整”開始
低金利バブルが正常化されるフェーズが来る。
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■ 4. 国の財政:国債費の爆増 → 政策の優先順位が変わる
金利が上がると、倭国政府の支払利息が増える。
•国債残高1,000兆 × 金利1%上昇=10兆円の追加負担
•社会保障・防衛費・教育の予算配分に制約
•増税議論の再燃
•日銀の国債買いオペは持続困難へ
財政政策の“嘘がつけない時代”に突入する。
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■ 5. 個人の行動:貯蓄から投資への流れが鈍る
“金利2%の安全資産”は個人の行動に影響する。
•預金の見返りが復活→リスク資産の流入ペース鈍化
•債券が投資対象として復権
•住宅ローンの固定金利が実感ベースで上昇
リスク資産一辺倒の時代が終わる。
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■ 6. 企業財務:借入コスト上昇で二極化が進む
•低金利依存の企業は資金繰りが悪化
•ゾンビ企業の整理が加速
•一方で現金豊富な企業はM&A加速
•企業格差がさらに明確に
倭国企業の新陳代謝がようやく動く。
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■ 結論
10年金利2%は、
価格ではなく“国の構造が正常化するプロセス”そのものだ。
円、株、不動産、企業、財政、個人資産のすべてが
「低金利を前提に作られた世界」から移行を迫られる。
この理解が10年後の投資成績を分ける。
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