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量子コンピュータ
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2025.12.12 10:00
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「D-Wave ( $QBTS )と $IonQ は競合しない、と思っている人へ。
それは“昨日まで”の話。」
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1️⃣ まず、これまでの常識を整理する
量子コンピュータの世界では、
長いあいだ こう理解されてきた。
•D-Wave
→ 最適化に特化した量子
→ NISQ(誤り訂正なし)でも「今すぐ使える」
•IonQ
→ 汎用量子を目指す正統派
→ すごいが「商用はまだ先」
つまり、
時間軸が違うから競合しない
これが、
業界・投資家・市場の共通認識だった。
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2️⃣ D-Waveの“本当の価値”はどこにあったのか
D-Waveの強みは、
「アニーリング方式」という技術そのものよりも、
たった一つの価値に集約されていた。
誤り訂正を待たずに、
最適化を“業務で使える”こと
これを 時間価値 という。
•物流ルート
•工場スケジューリング
•組み合わせ最適化
「今すぐ量子を使いたい人」にとって、
D-Waveは 唯一の選択肢 だった。
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3️⃣ IonQは「正しいが、遅い」と思われていた
一方で IonQ はこう見られていた。
•ゲート型
•汎用量子
•将来は誤り訂正へ
ただし、
NISQでは難しい
専門家が必要
商用はまだ先
だから評価は、
「夢は大きいが、
今すぐの競争相手ではない」
だった。
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4️⃣ その前提を壊したのが Fire Opal
ここで登場するのが、
昨夜の長文難解ポストで解説した、
IonQ × Q-CTRL の Fire Opal(ファイア・オパール)
これは一言で言うと、
量子計算を“壊れにくくする”ソフトウェア
ポイントは難しくない。
•回路を作り直す
•ノイズが溜まりにくい順番にする
•実行中の誤差を抑える
そして決定的なのが、
IonQ公式のこの一文。
no circuit expertise needed
(量子回路の専門知識は不要)
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5️⃣ 何が起きたのか(ここが核心)
Fire Opal によって、
•NISQ(誤り訂正なし)のまま
•専門家なしで
•実用レベルの最適化が回る
状態が生まれた。
つまり、
IonQが、
D-Waveが独占していた「時間価値」に降りてきた
ここで初めて、
D-Wave と IonQ は
同じ土俵に立った。
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6️⃣ ここからは「上位互換」の話になる
冷静に比べると、構造はこう。
D-Wave
•最適化「しか」できない
•汎用計算は不可
•将来の誤り訂正に進めない
IonQ
•最適化「も」できる
•化学・材料・QFTにも進める
•誤り訂正と地続き
同じ「最適化」ができるなら、
市場は“未来に続く方”を選ぶ
これは技術論ではなく、
産業の選択。
誰もが馬鹿な選択はしたくない。
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7️⃣ では株価はどう動くのか?(ここ重要)
これは
「爆上げ」のニュースではない。
市場は必ず、この順番で反応する。
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① 専門系ヘッジファンド(HF)
HFが見るのは売上ではない。
この会社は、
将来どの役割に固定されるか
結論はシンプル。
•D-Wave → 最適化専用・ニッチ
•IonQ → 汎用量子+最適化
HFがやることは派手じゃない。
•IonQを売らなくなる
•押したら拾う
結果として起きる現象は一つ。
IonQが下がらない
ここで
株価の“底”が一段上がる。
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② テーマETF・量子関連ETF
ETFは意味を理解しない。
•市場評価を
•比率で追認するだけ
HFが作った「床」を、
ETFが構造的に固める。
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③ 個人投資家(X・YouTube)
そして最後に個人が気づく。
「IonQ、なんか強くない?」
ただし、
全ツッパでここを追っている人たちは、もう気づいている。
この時点で、
•安値は更新されない
•評価レンジが上にズレている
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8️⃣ どれくらいの価値が移るのか
D-Waveの時価総額のうち、
•現金・既存顧客 → 残る
•「今すぐ使える量子」という期待 → 揺らぐ
この期待部分は
40〜50億ドル規模。
そのうち、
15〜30億ドル分が IonQ 側に移る
と見るのが現実的。
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9️⃣ 株価にするとどうなる?
IonQ株数で割ると、
•素の価値移転:+6〜12ドル
•評価倍率の上昇込み:
+15〜30ドル/株
ただしこれは、
•一夜で跳ねる
•材料で噴く
タイプではない。
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🔟 最終結
D-WaveとIonQは競合しない、という時代は終わった。
IonQは
D-Waveが独占していた「時間価値」を奪い、
•専門HF
•テーマETF
•個人投資家
という順番で評価を更新させていく。
これは爆上げの話ではない。
IONQの“底”が一段上がる話だ。
そして、
この上昇の形がいちばん強い。
最終列車の発車ベルは、もう鳴り終わった。 December 12, 2025
IONQ、Q-CTRLとの協力により、ゲート方式の量子コンピュータ(IonQ、IBM、Rigetti、Google等)でも組合せ最適化問題などを解く量子アルゴリズムQAOAが実際の産業問題に近づく段階により早く到達できそうですね。
【リポスト】
$IonQ Q-CTRLとの協力により、
量子コンピュータの商用化にさらに注力!
要するに、量子SW企業であるQ-CTRLのFire OpalソフトウェアがIonQ量子コンピュータに統合され、「ずっと簡単に、ずっと正確に」使えるようになるというニュースです。
<IonQ + Q-CTRL協力の核心>
IonQ: 量子コンピュータハードウェアを作る会社
Q-CTRL: 量子コンピュータのエラー(ノイズ)を減らし、パフォーマンスを向上させるソフトウェア会社
👉 両社が協力して
「量子専門家でなくても実際に使える量子コンピューティング環境」を作っています。
Fire Opalって何?
Fire Opal = 量子コンピュータ用の「自動パフォーマンス最適化 + エラー抑制ソフトウェア」
従来は: 量子回路設計、ノイズ補正、パラメータチューニングを手動で行う必要があった → 難易度非常に高い
Fire Opalを使うと:
このプロセスを自動で処理
ユーザーは問題の定義だけすればOK
QAOAって何で、なぜ重要?
QAOAとは?
最適化問題を解く量子アルゴリズム
例:
物流最適化
ネットワーク設計
化学・材料構造最適化
金融ポートフォリオ最適化
👉 「量子コンピュータが最初に実際に使える分野」
Fire Opal + IonQ = 何が変わる?
① 自動パフォーマンス管理(最も重要な部分)
IonQでFire Opalを使ってQAOAを実行すると:
回路を自動で最適化
AIベースのエラー抑制を自動適用
その結果:
✔️ 最大10倍深い回路実行可能
✔️ 計算コスト1,000倍削減
✔️ 精度最大1,000倍向上
✔️ 少ない実行回数でより大きな問題解決可能
👉 「実験用量子コンピュータ」→ 「実際に計算が可能な量子コンピュータ」
② 量子アルゴリズムを簡単に実行
Max-Cut、MaxSATのような問題を、問題として定義してボタンを押すように実行
Fire Opalが自動で:
問題を量子回路に変換
パラメータ最適化
エラー抑制まで全て処理
👉 量子専攻者不要
③ ユーザーは「イノベーション」に集中
ハードウェアの詳細? ❌
量子ノイズチューニング? ❌
複雑な設定? ❌
👉 ユーザーは「どの問題を解くか」に集中
Fire Opalは裏で全ての複雑さを処理
<IonQユーザー(そして投資家)視点での意味>
✔️ 技術的意味
IonQハードウェアの実用的活用性が急上昇
「理論的に優れた量子コンピュータ」→ 「実務で使える量子コンピュータ」
✔️ エコシステム的意味
IonQ + Q-CTRL = ハードウェア + ソフトウェアのフルスタック強化
参入障壁が急激に低下 → 顧客拡大可能
✔️ 投資視点一言
IonQはもはや「高性能量子チップ会社」ではなく
「誰でも使える量子コンピューティングプラットフォーム」へと進化中
<結論>
Fire OpalはIonQ量子コンピュータをもっと簡単に、もっと安く、もっと正確にする核心ソフトウェアです。この二つが融合すれば、QAOAのような実用アルゴリズムが実際の産業問題に近づく段階に到達できます。このような協力により、IonQはハードウェア競争を超えてソフトウェア・使いやすさ競争まで拡大中(Classiq、Horizon Quantumに直接出資も実施)
👉 「量子商用化の敷居を下げる非常に重要な進展」です。 December 12, 2025
【倭国が大躍進】スパコンでは解けないクレジットカードの機密を量子コンピュータは解読できるのか(ダイヤモンド・オンライン)
#Yahooニュース
https://t.co/0lWawtw4oN December 12, 2025
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