久しぶりにライブをします。

ユダヤ教の本拠地エルサレムと
カトリックの本拠地バチカンに
行ってきました。

肉食ルーツのアンチヴィーガンが必死になって否定する「本当の倭国の肉食の歴史」についてお話します。

#ヴィーガン #動物愛護 #お肉

https://t.co/WpzFdI7jw9 December 12, 2025

私の同労者テモテ、また私の同胞、ルキオとヤソンとソシパテロが、あなたがたによろしくと言っています。
ローマ人への手紙　16章21節

(質問)
これらの人たちは、使徒の働きの中で名前がありましたね。改めてこの人たちがどういう人たちなのか教えてください。

(回答)
ローマ人への手紙の最後（16章）に登場するこの名前は、単なるリストではなく、パウロが長い伝道旅行の中で出会い、共に労苦した「戦友」たちの同窓会のような趣があります。
ご指摘の通り、彼らは『使徒の働き』に登場する人物たちである可能性が非常に高いです。
パウロがコリント（あるいはその近郊）からローマへ手紙を書き送った際、そばにいて支えていた彼らがどのような人物だったのか、一人ひとり『使徒の働き』と照らし合わせて解説します。

1. テモテ (Timothy)

パウロにとって「愛する子」であり、最も信頼できる後継者
①使徒の働きでの登場: 16章1節〜
②人物像:
リストラ（現在のトルコ）出身。
母はユダヤ人、父はギリシア人でした。
パウロの第2回伝道旅行から同行し、パウロの「片腕」として常にそばにいました。
ローマ人への手紙が書かれた時も、パウロの秘書役、あるいは共同執筆者のような立場でそばにいたと思われます。
パウロは他の手紙でも彼を「私の同労者」「神の同労者」と呼び、特別な信頼を寄せていました。

2. ルキオ (Lucius)

アンテオケ教会を指導した預言者・教師の一人（有力説）
①使徒の働きでの登場: 13章1節（「クレネ人ルキオ」として）
②人物像:
パウロがまだバルナバと共に宣教へ派遣される前、アンテオケ教会で共に指導的立場（預言者や教師）にあった人物である可能性が高いです。
もし彼が「クレネ人ルキオ」であれば、パウロの宣教の初期からの古い友人ということになります。
パウロはここで「同胞（親族、または同国人）」と呼んでおり、パウロと同じユダヤ人であることがわかります。

3. ヤソン (Jason)

テサロニケでパウロをかくまい、危険な目に遭った宿主
①使徒の働きでの登場: 17章5節〜9節
②人物像:
パウロがテサロニケで伝道した際、パウロとシラスを自分の家に泊めました。
そのせいで、パウロに反対する暴徒たちに家を襲われ、パウロの身代わりにヤソン自身が引っぱり出されてしまいました。
彼は保証金を積んで釈放されましたが、まさに「命がけでパウロを守った恩人」です。
彼が今、パウロと共にコリント（テサロニケからは離れています）にいることは、彼らの絆の深さを示しています。

4. ソシパテロ (Sosipater)

ベレア出身の代表者として献金を運んだ人物
①使徒の働きでの登場: 20章4節（「ベレア人ピロの子ソパテロ」として）
②人物像:
「ソシパテロ」は「ソパテロ」の長い呼び名であり、同一人物と考えられています。
彼はベレア（テサロニケの隣町）の出身です。
使徒の働き20章では、エルサレム教会への献金を運ぶために、各教会の代表者がパウロに同行しました。
ソシパテロはその一人として、マケドニア地方の教会を代表してパウロと一緒にいたと思われます。

○まとめ：このリストが示す感動的な背景

ローマ人への手紙が書かれたのは、パウロの第3回伝道旅行の終わり頃（コリント滞在中）だと考えられています。
こうして顔ぶれを見ると、以下のことが分かります。

* 各地の実り:
リストラ（テモテ）、アンテオケ（ルキオ）、テサロニケ（ヤソン）、ベレア（ソシパテロ）と、パウロが過去に伝道して回った各地の信徒たちが、今パウロのもとに集まっている様子が浮かび上がります。

* チーム・パウロ:
パウロは決して「一匹狼」ではなく、こうした献身的な仲間たちに支えられて、ローマへの手紙という大作を書き上げることができたのです。

パウロが「よろしく」と書き送った時、彼らの顔を見回しながら、共にくぐり抜けてきた苦難や恵みを思い出していたかもしれませんね。

このように聖書の他の箇所とリンクさせると、名前だけのリストが生き生きとしてきます。(了) December 12, 2025