羅生門 映画
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2025.12.01 11:00
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【なぜ『羅生門』は「下人の行方は、誰も知らない」で終わるのか?】本稿の目的は、『羅生門』の終わり方――「下人の行方は、誰も知らない」――が物語の中でどのような役割を果たしているのかを明らかにすることです。特に、語り手の語り方の変化や、下人の心理の動きに注目して、この結末の意味を読み解いています。
方法として、下人の心理描写、語り手が自分の語りをあえて修正する「見せ消ち」の技法、終盤での動きや視線の反転(“見る→追われる”“立つ→走る”など)を丁寧に読み取り、語りの構造がどのように結末を準備しているのかを分析しています。
結果として、次の点が明らかになります。まず、下人は老婆を見て“将来自分もこうなるかもしれない”という強い恐怖を抱き、それが盗みへ踏み切る動機になります。この転落の瞬間、語り手はそれまでの「この男」という呼び方をやめ、下人をコントロールして語ることができなくなります。さらに、場面の反転が重なり、下人は語りの中心から大きく逸脱し、語り手の見通しの外へと走り去ってしまいます。
結論として、物語が「誰も知らない」で終わるのは、下人が語り手の“分かる範囲”から完全に外れた存在になったことを示すためです。語り手には、その後を語る根拠がなく、読者も推測できません。これは、人間が極限状態でどう変わるかは誰にも“語り尽くせない”という作品の主題を象徴しており、作品全体に強い余韻を与える結末となっています。
(改めて読み直し、大変感銘を受けたため要約し直しました!作者や作品へのリスペクトが伝わる論文です。) December 12, 2025
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【キャラクタービジュアル解禁】
『俺がお前で、オマエがオレで〜芥川龍之介・蜘蛛の糸』
改めて芥川龍之介を演じさせて頂きます‼︎
本当に和に縁がある...
『羅生門』懐かし〜
高校生の時やったと思うけれど
続きを考えようみたいな授業やった気がする...
その時の僕はいや、ムズ!?ってなってました
今回の作品大切に向き合いたいと思います🔥
#俺がお前で December 12, 2025
羅生門のパースペクティブ研究は割と存在することを大学生になって知った。
高校の時に約一学期分の現国で羅生門を読み込んでパースペクティブについて考えた。あの時、国語の面白さを知った。
点数には結びつかなかったけど、今、ナラティブを分析する研究者になってる。パスペ先生ありがとう。 December 12, 2025
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