【なぜ『羅生門』は「下人の行方は、誰も知らない」で終わるのか？】本稿の目的は、『羅生門』の終わり方――「下人の行方は、誰も知らない」――が物語の中でどのような役割を果たしているのかを明らかにすることです。特に、語り手の語り方の変化や、下人の心理の動きに注目して、この結末の意味を読み解いています。

方法として、下人の心理描写、語り手が自分の語りをあえて修正する「見せ消ち」の技法、終盤での動きや視線の反転（“見る→追われる”“立つ→走る”など）を丁寧に読み取り、語りの構造がどのように結末を準備しているのかを分析しています。

結果として、次の点が明らかになります。まず、下人は老婆を見て“将来自分もこうなるかもしれない”という強い恐怖を抱き、それが盗みへ踏み切る動機になります。この転落の瞬間、語り手はそれまでの「この男」という呼び方をやめ、下人をコントロールして語ることができなくなります。さらに、場面の反転が重なり、下人は語りの中心から大きく逸脱し、語り手の見通しの外へと走り去ってしまいます。

結論として、物語が「誰も知らない」で終わるのは、下人が語り手の“分かる範囲”から完全に外れた存在になったことを示すためです。語り手には、その後を語る根拠がなく、読者も推測できません。これは、人間が極限状態でどう変わるかは誰にも“語り尽くせない”という作品の主題を象徴しており、作品全体に強い余韻を与える結末となっています。

（改めて読み直し、大変感銘を受けたため要約し直しました！作者や作品へのリスペクトが伝わる論文です。） December 12, 2025

#こうへいくん大喜利
#大喜利

皆さん、こんばんは☆

ニュースに
謎解きが面白すぎる…！
史上最高の「考察系」
倭国映画
さすがクロサワ…
究極の傑作が描く
人間の謎とは？
とありました✋

黒澤明監督
「羅生門」ですね😊✨🌈

※締切は12/2の17時
※面白い解答に💚
※リポストお願い🙇‍♀️
【お題】 https://t.co/JKuAsDxm2x December 12, 2025

なぜ、我々は高校で『羅生門』を学ぶのか？
「羅生門が名作だから」という理由だけではない、「オトナの事情」について書きました。

読んでね！！

https://t.co/bVt47kZq2X December 12, 2025

横槍メンゴがスカーレットを好きになったらしいので、見てもいないのに擁護します。
今回の騒動を聞いてて思い出したのは、黒澤明の「乱」や「羅生門」だ。
前者は興収が小さく国内的には失敗扱い。海外の評価は高い。ワダ・エミが衣装でアカデミー賞を獲得したし、他にも数知れず。

1/6 December 12, 2025

「羅生門」なんかもっと面白い。内容は芥川龍之介の「藪の中」で、黒澤と初めて組んだ大映のキャメラマン宮川一夫の腕の冴えに息を呑む。しかし肝心の客の入りはサッパリ。話が難関、意味不明とさんざんな言われよう。

3/6 December 12, 2025