大阪医科大学(現:大阪大学医学部)の肺癆科ポリクリ。
肺癆(結核)という呼び方に時代を感じる。
昭和4年(1929年)頃 https://t.co/CXtE41A2pm
結核
結核(けっかく、Tuberculosis)とは、マイコバクテリウム属の細菌、主に結核菌(Mycobacterium tuberculosis)により引き起こされる感染症。 倭国では、江戸時代から明治初期まで肺結核は労咳(癆痎、ろうがい)、労瘵(ろうさい)と呼ばれた。肺病は、肺の病気の総称であったが、俗称として肺結核の意味もあった。多くの人が罹患する病気で好発部位は肺であるが、全身の臓器・器官に感染し、顕著な症状を呈している部位名の前後に「結核」を付け加えるなどした呼び方により細分化される(肺結核、肺外結核、カリエス参照)。 結核菌は1882年に医師・細菌学者であったロベルト・コッホによって発見された。炎症を起こす結核菌の周囲を炎症した細胞が取り囲み結節を形成する様子から、結核と呼ばれるようになった。別の説では、7世紀の中国で、結核性頸部リンパ節炎(古称:瘰癧)の見た目が「くだものの種(核)が連なったような」様子から結核と呼ばれ、結核性頸部リンパ節炎と労咳は別の病気と考えられていたが同じものだという研究結果から結核となった話がある。 感染経路は結核菌を含む飛沫核の吸入による空気感染で、結核患者からの咳、くしゃみ、唾液より感染する。世界人口の約4分の1が結核菌に感染しており、その中の5‐10%に結核の症状を発症し、発症した人からしか感染は起きない。抗菌剤が効かない多剤耐性肺結核(MDR-TB)や「超多剤耐性」(XDR)の薬剤耐性が問題となっている。
「結核」 (2024/10/11 11:56) Wikipedia倭国語版より
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2024.11.12
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