会期末、高市政権の政治の意思決定プロセスをめぐって、国会を揺るがす事態になっている。

旧姓の通称使用について高市総理がいち議員時代につくった私案を、政府案にしようというのだ。

現在、衆議院法務委員会では、かつて法制審議会が法務省に答申した中身にのっとった法案など、３本が審議中。
その動きを無視して政府案を出そうというのは、明らかに立法府の軽視だ。

また内閣府の男女共同参画会議で議論してきた答申案にも、かねてから高市総理が主張している「旧姓の通称使用の法制化の検討」という文言が突然入れられた。

この修正について、会議を構成する有識者らは一切議論しておらず、事前に知らされてもいなかった。当然、複数の有識者から疑問や反対の声があがっている。

内閣府が「忖度」し独断で追加したらしい、という報道もある。
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本当か。
政治の関与は本当になかったのか。官僚に責任をかぶせようとしていないか。

12月16日の立憲民主党の選択的夫婦別姓実現本部の会合でも、出席した政府担当者はほぼ説明ができなかった。

そこで、文言が入れられた経緯がわかる資料を出すように請求したところ、出てきたのが添付の文書回答だ。

結局、誰かの指示があったかどうかは不明のまま。

この件は、私が選択的夫婦別姓の実現に取り組んでいることだけで問題視しているのではない。

旧姓の通称使用は省庁をまたがって多数の法令改正が必要になる案件であり、29年前の法制審議会で、ダブルネームは新たな混乱を引き起こすとして、否定されているはずだ。

そして、選択的夫婦別姓について、各党が真摯な議論を進めている最中だ。

このようなやり方が横行するようでは、政治のガバナンス、そして議会制民主主義が危ういと考える。

明日12月16日（木）午前9時から、衆議院法務委員会で立憲の米山隆一議員、松下玲子議員、鎌田さゆり議員が質疑にたつ。
注目していただきたい。 December 12, 2025

本質を突いた質疑ありがとうございます。

高市総理は男女共同参画会議の冒頭「社会のあらゆる意思決定に女性が参画することが目標」と述べた。
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しかし「旧姓の法制化」では、生まれ持った氏名一つで、法人役員の意思決定、法的契約、登記、特許取得、論文発表、海外駐在、国際条約への署名、選挙の当選証書受理など叶いません。 December 12, 2025

こだわるのはメリットが大きいからだと思います。
利権①→私学へ生徒を「流す」(生徒が多ければ補助金が増える、優秀な生徒が入れば評価も高まる)。
利権②→統合後の駅近女子校跡地を廉価で仲間に売り渡す
思想①→男女共同参画関係
思想②→倭国の伝統的な教育環境を壊す、倭国らしさをなくす
…みたいな感じでしょうか。

壊すことで得する人たちが議員と県教委を動かしていると思っています。だからこそ、生徒のためだけではなく「反対」してる感じです(ああ…また長文ごめんなさい🙏) December 12, 2025