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環境省
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2025.12.09 02:00
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桜井さん、連絡が遅くなりました。
まず、桜井さんが書かれていた
駆除でも保護でも、
熊や人間を含めた環境維持は大切という点、
立場は違っても、とても共感できます。
昨日、回答できなかった点についてお伝えします。
まず、保護側が「推定個体数を根拠にしない」
理由を簡単に言えば、先にコメントした
「熊の個体数など分からない」から です。
これは環境省自身が認めています。
12/5の環境委員会で、堀上自然環境局長は、
「来年度から全国的な生態・生息調査を本格化し、
推定個体数や捕獲目標を科学的・統一的手法で精緻化
ていく段階」と答弁していました。
つまり今の段階では、調査方法も地域差が大きく、
推定が確立している状態ではないということです。
また、山上俊彦さんの「階層ベイズ法」に関する
批判論文についてですが、専門家ではないので
細部までは分かりません。ただ、山上さんは
経済学修士の立場で利害関係のない第三者として、
「有害捕獲数など偏ったデータだけで生息数を推定する
のは無理がある」という、ごく当たり前の指摘を
している点が重要だと思っています。
推定個体数に幅があることも承知しています。
例えば秋田では、2020年の推定が
「2800〜6000頭」で中央値4400頭。
そして今年の秋田の捕殺数は11月末までで2400頭。
それでも市街地に出没しているなら、
下限値より多く生息している可能性が高い
と推察できます。
ただし上限値がどこまでかは、やはり分かりません。
子熊出没が多い理由についても、
・母熊が先に捕獲・駆除された可能性
・弱い個体が淘汰圧で人里へ追い出された可能性
に加え、
母熊が雄熊を避けるため、人里近くで子育てをする
ケースが増えたという側面があると思っています。
そして、人里で人的被害を引き起す危険が高い
熊については、もちろん現状の捕獲・駆除を
否定するつもりはありません。
但し、錯誤捕獲の熊については対象外にすべきだと
思っています。罠の設置場所次第ですが、加害個体の
比率が極めて低いことが分かっているからです。
資料👉画像添付
もちろん、これも状況により判断が必要です。
そして、ポストで問題にしたのは、
推定個体数が曖昧なまま進む春熊駆除で、
その「不確実性そのもの」を前提に行政が
大幅拡大を正当化していくことへの懸念です。
まとめになるか分かりませんが、山の淘汰圧や、
餌不足・個体間競争・分布域の拡大など複合要因が、
地域によって出没増加につながっているという点は、
否定できません。
ただ、それがそのまま
「春グマ駆除の正当化」につながるのかと言えば、
そこには強い懸念があります。
引き続き、丁寧な議論をしていただければ幸いです。
長文、誤字脱字はご容赦下さい。
若生 December 12, 2025
70回も話し合っている…
精神的に疲れますね
釧路市のみなさんには尊敬しかありません。
これは、知事と環境省や農林水産省などの国がはっきりとした方針を指し示してほしい。
国立公園でしたよね?
また、野口健さん@kennoguchi0821 にも感謝します。(道民でなくても)
粘り勝ちしますように✨ https://t.co/tTnf0I1uoy December 12, 2025
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