大野智主演『忍びの国』4週連続ツイート数1位!評価に厳しい原作ファンの感想・評判ツイートから人気の理由を考察(1/2) 2017.08.03 15:59 UP

【ツイート分析】
忍びの国 応援上映 大野智 TOHOシネマズ

ツイート数が増え続ける『忍びの国』


大野智さん主演の映画『忍びの国』は、倭人速報の映画ウイークリーツイート数ランキングで、4週連続で1位を記録した人気作品だ。

また今週末からは「声だしOK!コスプレOK!サイリウム持ちこみOK!」応援上映も各地で実施されることが決定し、公開から1か月たった今も人気が続いている。

映画は公開から日が経つと、どんなに話題作でも世間の話から遠ざかってしまうものだが、『忍びの国』はなぜ長い期間人々を虜にしているのだろうか?

倭人速報で『忍びの国』に関するツイートだけを閲覧することができるが、そのツイート内容からいくつかの理由が見えてくる。
本日はその中から"原作ファンによる感想ツイート"に注目することで、『忍びの国』人気の秘密を紐解いてみよう。



原作ファンの評価は厳しい?


そもそも、映画『忍びの国』の原作は何なのだろうか?
原作となっているのは、和田竜さんによる小説『忍びの国』である。天正伊賀の乱を背景に、織田信雄軍と伊賀忍び軍団との戦を描く歴史小説だ。

昨今では『忍びの国』に限らず、小説や漫画、アニメなどが実写映画化されることが多くなっている。
現在公開中の映画『東京喰種トーキョーグール』や『君の膵臓をたべたい』なども、元々マンガや小説での話題作が実写映画化されたものだ。
実写映画化は、話題性に富み、安定的に観客動員を見込める為、制作が増える傾向にあるようだ。

▼『東京喰種トーキョーグール』は世界観の再現度が高いと評判


しかし、原作を心から愛しているファンから見ると、実写映画化というのは複雑のようだ。
作品の露出が増えたり、作品のキャラクターを人気の役者が演じることには賛成の意見は多い。しかし、実写化に伴い、舞台の設定が変わったり、オリジナルキャラクターが出てきたりすると、憤慨する人も少なくないようだ。

実際に過去には、国民的人気漫画が実写映画化されたにも関わらず、元作品の世界観が崩壊、失われてしまい全く売り上げが伸びなかったこともあった(敢えて作品名は出さないが…)。
原作のファンは、あくまで原作の設定やキャラクターのファンなのである。もし、その作品が実写映画化されたとしても、その評価の判断基準はより厳しいものになってしまうのだ。


『忍びの国』の原作との違いは?


ちなみに『忍びの国』は小説と映画で違いはあるのだろうか?
詳しい内容は、是非原作を実際に読んで確認していただきたいが、いくつかの違いは存在している。

織田信長の登場有無、お国の性格、「平楽寺」が日置大膳に襲撃されるシーンの有無(撮影はしたが編集でカットされた?)など、やはり映画化にあたり原作から変わった部分は多々ありそうだ。

これらの変更が、原作ファンの目にはどう映っていたのだろうか…?


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原作ファンの『忍びの国』に対する評価は?


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