『忍びの国』がツイート数を伸ばす秘訣
3週連続ウイークリーツイートランキングで1位を記録した『忍びの国』が、そのツイート数を伸ばし続けられる理由。
それは、ツイート内容が少し変化してきていることが要因であると考えられる。
『忍びの国』も公開直後は、他の作品同様、公式Twitterアカウントのイベントやキャンペーン情報の周知、メディアの露出でツイートを稼いでいた。
その後、メディアの露出が減ってくると、『忍びの国』映画自体のファンが鑑賞した感想をつぶやいたり、主演の大野智さんが演技を絶賛するツイートが目立っていた。
ここまでが公開3週目までのツイート内容である。そして、公開4週目以降、ツイート内容に新たな変化が見られた。
『忍びの国』本当のクライマックスは僕との死闘ではありません。「そのあと」に起こります。羊の皮をかぶった虎のような映画。変顔好きの伊勢谷さんと。
— 鈴木亮平 (@ryoheiheisuzuki) July 1, 2017
Opening of "MUMON" today. Here is a selfie with Mr. Yusuke Iseya. pic.twitter.com/mCfcawG1y3
ツイートの変化とは？
ツイート内容の"変化"とは、今まで『忍びの国』や大野智さんに興味がなかった層が、作品の良さをツイートしているということだ。
ファンでない客層が、作品の感想などをツイートするのは思った以上にハードルが高い。
『忍びの国』を鑑賞し、そのストーリー性に感動し、キャストの演技に本当に没頭したときにしかツイートされないからである。
ツイートでは「大野さんのお芝居は天才」「期待しないで見たら面白かった」「想像より面白かった」など、いい意味で期待を裏切る作品であったとつぶやく投稿が増えている。
忍びの国って映画を観た。忍者の描き方がカッコ良すぎて、それ以来寝ても覚めても頭から離れない。忍者ってより忍び。暗殺者集団なんだけど、哀しくて愛しい。なるべく早いうちにもう一度観たい。あと大野さんのお芝居は天才か？ダウンタウン見つけた時以来の衝撃。
— みち (@moririn7755) July 19, 2017
映画が好きじゃなくて6年ほど行ってなかったんだけど、友達が『お金を払うから忍びの国見るのついてきて』と言われて仕方なく忍びの国を見に行った。ジャニで戦国系とか本当に興味なかったんだけど、見終わって本当にそんなこと思っててごめんなさいでした...
— №30 (@4615Free) July 20, 2017
少し語らせてください→#忍びの国
我が町の小さな映画館のおじさんと話してきた。
— *·｡꙳三日月☾.*·̩͙ (@micaduki2) July 19, 2017
なかなか放映の許可が出なかったから遅れたと...
今のところ『忍びの国』は東宝さん今年１番の嬉しい誤算らしい。予想を超える手応えがあるかもと予想はしてたもののそれを遥かに超える誤算とか､ｻｽｶﾞ!!(๑›‿‹๑)
友達に誘われて忍びの国を見てきた。大野智は歌が上手いっていうのは知ってけど、彼の演技に鳥肌が立った。喜怒哀楽の表現がとても上手。私も含めた周りが涙しながら見てた。
— 미나🌙 (@goruwa) July 19, 2017
改めて、大野智の才能に驚かされた映画だった。#忍びの国
倭国映画『忍びの国』、面白かった。俳優陣はいずれもはまり役だが、大野智がこんなにいいとは予想していなかった！
— 池田敏★新書発売中♪ (@bin_ikeda) July 18, 2017
新規顧客層の開拓に成功
戦国系映画やジャニーズ事務所所属の俳優が出演する映画は、固定ファンがいるため、一定の人気を保つことは容易だ。
しかし、『忍びの国』に関するツイートを見てみると、たくさんの新規顧客層を獲得できていることがわかった。
これが『忍びの国』のツイート数が継続して増えている要因で、公開から日が経っても人気が衰えていない証拠と言えるのである。
今週末には、トムクルーズ主演の『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』や実写映画『東京喰種 トーキョーグール』など話題の人気作が目白押しである。
これらの人気作に、『忍びの国』のツイート数が勝り、4週連続でツイート数1位を獲得できるか？
引き続き、倭人速報の映画ツイートランキングに大注目だ。
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