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法科大学院
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2025.12.10 06:00
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【話題】弁護士さん、元ヤクザ&薬物依存の経歴をカミングアウト
▼諸橋仁智(46)さん
・福島県の裕福な家庭に生まれる
・県内有数の進学校へ進学
・東大を受けるも失敗
→浪人中、予備校で覚醒剤に手を出す
・2浪ののち都内の私大へ入学するも、バイト先の麻雀店で暴力団員と知り合う
・暴力団員と 一緒にヤミ金業を営み、21歳で自身も暴力団へ加入
・ヤクの密売にも手を出し、自身も覚醒剤中毒に
・覚醒剤によって幻覚や幻聴に苦しみ、道端で暴れているところを警察に"保護"され逮捕&精神病院へ
・留置所で大平光代氏の著書『だから、あなたも生きぬいて』を読み感銘を受ける
(※大平光代氏:16歳でヤクザの妻になるもその後司法試験に合格して弁護士に転身した女性)
・自身も弁護士の道を歩むことを決意(裁判官も「君ならできると思いますよ。頑張ってください」と激励)
・覚醒剤での判決は初犯だったこともあり懲役1.5年(執行猶予3年)
→判決の1年後に宅建合格、その3年後に司法書士合格
・関西大学法科大学院へ入学し、さらに3年後38歳で司法試験に合格(2013年)
・すべて判決から7年での出来事
・弁護士としてまずは8年間コツコツと刑事弁護にあたり、その後自身の経歴をカミングアウトし独立(2023年)
──司法試験に合格後、弁護士を目指すきっかけになった大平光代先生と面会することができたんですが、そこで先生から「カミングアウトはしない方がいい」と諭されました。先生自身もカミングアウトによって色々あったのだと想像できます。だから僕も当初は黙っていました。
しかし弁護士として活動して数年が経ち、僕がヤクザだったことは弁護士の中にも知れ渡ってきました。だったら隠さず、僕が大平先生の本に出会って変わったように、僕の経験を伝えることで、誰かが人生をやりなおすきっかけをつかめればいいと思うようになりました。 December 12, 2025
7RP
これはあくまで私の観測範囲(大阪の公立中→府立高→京大)での話なんですが、大学に入ったとき「中学受験組」のスペックの高さに衝撃を受けた記憶があります。
IQが恐ろしく高いというか、CPUの処理速度が違う。
法科大学院の適性試験(昔あったIQテストみたいなやつです)なんて涼しい顔で満点近く取るし、初見のボドゲでも最速でルールを把握して勝ちにくる。そのくせ育ちが良いから人当たりも柔らかくて、ピアノまで弾けたりします。
「あ、これは勝てないわ」と素直に思いました。
ただ、しばらく経ってから中学受験組をふと見ると、「あれ、もっと行けたんじゃない?」と感じることがあります。これは、そのスペックから期待されるポジションの高さまでは届いてなくてもったいないな、と感じるという意味です。
もちろん優秀なので、それなりのポジションにはいます。ただ、大学時代のあの圧倒的な知性と人柄からすると、もっと社会的に大成功したり、イノベーションを起こしたりしてもおかしくないのに、案外「そこそこ」のポジションで落ち着いている人が多い気がします。
率直に言うと、中学受験組は大学がピークで、そこからはぼちぼち、という感じです。
これは完全に私の狭い観測範囲から作った仮説なんですが、中学受験組は「ハングリーさ」が弱いのかなと思います。
中学受験を経て中高一貫に入ると、大学受験までの6年間にわたって競争がなくなるんですよね。
公立組が高校受験・大学受験と3年スパンでのハードルと、在学中は内申も気にしている間、中学受験組は自由な時間を過ごしているため、その間に競争するという意欲が減ってしまって、大学時代にはもう安定化してしまっているように見えました。
結果として、社会に出てからも「ガツガツ競争するより、流れに身を任せてそれなりの正解を出せばいいや」というスタンスになりがちなのかな、と。あと、中学受験組は、人柄の良さの裏返しで、我を出さずに周りに合わせる(悪く言えば流されやすい)傾向もある気がします。
本人の性質に合っていることが一番重要なので、一概にどっちがいいという話でもないのですが、中学受験の話題を見てふと思い出したので書いてみました。
あ、個人的には、大学までエスカレーターの中学には絶対に行かせない方がいいと思っています。 December 12, 2025
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