今年のピンク・フロイド関連行事の最後を飾るのは、WOWOWの「ピンク・フロイド特集」です。12月28日の午後から夜までぶっ通しで4作品がオンエアされます。

昨日のリットーベース・イベントの準備をしていて感じたことですが、今年はピンク・フロイド関連が4作品もリリースされたこともあり、彼らについて聴いたり、調べたりと、個人的にこの50年間でもっとも深く掘り下げた年になった気がします。

特に印象的だったのは、ロジャー・ウォーターズとデヴィッド・ギルモアが相次いでライヴ・アルバムをリリースしたこと。わざわざ同じ時期に出さなくてもいいじゃないかと言いたくなりましたが、そのおかげで彼ら2人の音楽に対する姿勢とか思想といったパーソナルな部分での決定的な違いを明確にすることができたことで、『炎～あなたがここにいてほしい（Wish You Were Here）』の聴き方、聴こえ方が全然違うことが収穫になりました。

WOWOW「ピンク・フロイド特集」
・洋楽主義 ピンク・フロイド　午後1:30
・ピンク・フロイド アット・ポンペイ　午後2:15
・ピンク・フロイド ライブ・イン・ニューヨーク 1988　
　（Delicate Sound of Thunder）午後3:45
・ピンク・フロイド シド・バレットへの手紙
　～クレイジー・ダイアモンドの真実　午後6:00

大人の事情で作品タイトルが変更になったものもあります。映画『シド・バレット　独りぼっちの狂気』は、今回「ピンク・フロイド シド・バレットへの手紙　～クレイジー・ダイアモンドの真実」となりましたが、こちらは私がタイトル協力させて頂きました。

WOWOW「ピンク・フロイド特集」
https://t.co/nJbQItDS2C December 12, 2025