と！言うことで！
先日無事に世界一認定を受けることができました！歌枠リレーの切り抜きです！
公式様の用意してくださった再生リストの配信もこちらの動画に差し替えを行って頂く予定です！

【#歌枠/#KARAOKE】世界一の歌枠リレーへの挑戦 No.78 鬼屋敷梅雨 https://t.co/YUD7pSdjaN @YouTubeより December 12, 2025

紫陽花とカエルをイメージした
シーリングワックスです。

作るなら今じゃなくて梅雨だよな
なーんて思いながら作りました( ´ ▽ ` )

少しですが雨をイメージした青ラメも入ってます。

＃ハンドメイド作品
＃ハンドメイド好きな人と繋がりたい https://t.co/izbyM8vASG December 12, 2025

梅雨のコメダ、雰囲気良かった December 12, 2025

冒頭のお話だけでは短すぎるので第２話まで拝読しました。

【純粋な感想】
　御曹司な主人公が新しく入った司書、最年少の少女に出会い気になるというお話。導入で後悔している描写から、この春風が鼻をくすぐるような出会いが悲哀に繋がるのかと少しつまされる感じでした。庭先でんの『シノブの巻』からの人懐こいやり取りが、表面上は何てことのないものなのに、主人公の気持ちが大きく流されていくところがとても良かったです。

【物書き的な感想】
・ハナツメクサ
　芝桜の別称なのですね、寡聞にして初めて耳にしました。関東では幾つか芝桜の名所があり、そういった場所に広がる鮮やかな桃色の大地を想起しました。邸宅の片隅だとすると小山に桜なのでしょうか。他にも咲き乱れる春の花の中で、地に這う芝桜への思い入れがどういうものか気になりました。

・「露のしっとりと重たい雨」
　私の感性的な問題かもしれませんが、この表現がぴんと来ませんでした。一瞬、露＝梅雨の誤字なのではと疑ったくらいです。露とは草葉の表面に水蒸気が付着して生じたものを指すことが一般的ですので、雨という単語にかかる不自然さが拭えませんでした。「しっとりと重たい雨露」であれば素直に理解できます。

・誠の名《なまえ》
　ルビが「なまえ」で「誠の名」にかかる。これひとつでかなり特殊な読み——設定が垣間見えました。同じまことでも「真の名」でないところが拘りを感じます。

・ルビの漢字
　表現や設定がとても面白いと感じました。表紙＝身なり、削稿する＝けずる、削稿された＝引き取られた。このあたりは概要と合わせて読み進めると理解できる設定なのだろうと想像しながら読みました。ただ問題がありまして、別の方でも指摘しましたが、ルビに漢字を使うと端末によっては潰れて見えないことです。本来、ひらがなやカタカナのような視認性のよい文字が乗る場所ですから。

・紫丁香花
　冒頭のハナツメクサもそうですが、色の表現に花を用いていて綺麗だなと思います。花は季節と情緒の両方を表現できるので、好きな人ではないとぱっと思いつかない花は、いちいち読者の記憶に残ると思うのです。

・「古びたカビの匂いが宙を舞った」
　この庭の雰囲気、そして隣に座った司書である彼女の雰囲気に合わぬ表現が、本を特殊なものとして描いていますね。ところで「匂い」としたのは意図的でしょうか。不快な場合は「臭い」となりますが、本が好きであればきっとそれも含めて「匂い」なのでしょう。

・「むせ返るような草木の香りに、例えようのない煮え切らなさと苛立ちがふつふつと沸き起った。」
　勉強してるんですねー、と挑発された主人公の情動。紫丁香花が春先の花ですから、強い日差しに草木の躍動が香りとして漂う風景は臨場感があり、「煮え切らなさと苛立ち」が日差しとこの香りに強調されていて秀逸な表現と思いました。

・会話のテンポ
　「好きな事……ですか」～「司書として生まれた私には……」の合間。彼女が問われて考えて、質問で返して今度は主人公が考える時間の経過が分かり辛かったです。ぱっと読むと主人公が考えている間が読み取れないので、いきなり彼女が最後の台詞を口にしているようで、不自然さを感じてしまいました。主人公の考える描写（間の表現）を入れると良いと思います。

・全体的なお話
　第２話の中で、主人公が彼女に惹かれているくだり。主人公はただの使用人と思っていたところで、こちらに踏み込まれて気持ちを乱され意識する——とても自然に読めて良かったです。このお話の短さで彼女との距離感がこうも変化するところに膝を打つほどでした。面白かったです。

以上です。 December 12, 2025

梅雨のIKEA、雰囲気良かった December 12, 2025