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木場
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2025.12.20 03:00
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「ああ....これが神の見ていた白き虚無なのでしょうか....」 https://t.co/5VXdrdGccT December 12, 2025
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ドクター・中松の戦後80年所感(その51)
倭国一周飛行記録達成
私は候文の訓練が終わると、次は木場にある小さい飛行場に連れて行かれました。
当時、占領軍は飛行機の研究・輸入・販売を禁止していたので、三井物産も飛行機を扱えませんでした。そこで私は占領軍にかけ合って、先ず飛行機の定義とは何かと決めさせました。
それは「飛行機とは固定翼があって、前にプロペラがあって、尾翼があるもの、これが飛行機だろう」と、占領軍にまず定義を決めさせました。
ヘリコプターはご存知の通り、羽がありません。尾翼もありません。そして、前にプロペラもついていません。そして「この定義にヘリコプターは当てはまらないからいいでしょう」と言って、ヘリコプターを導入しました。
そこで私はこのヘリコプターの訓練を木場の小さいスペースで連日行ったのです。そして木場を出発して、東北の八戸の小学校の校庭に着陸し、それから北海道に移ったのですが、私が八戸の小学校で真夜中までヘリコプターを整備していると、そこの校長が私に「あなたを教科書に載せたい」と言った。つまり、こんな真夜中の十二時まで働いている人は勤勉の鑑として道徳の教科書に入れたいと言うのです。
いずれにしても 何故私が真夜中まで整備しているかと言うと、ヘリコプターというのは羽がありませんので、北海道に渡るとき、もしエンジンがストップして墜落すると、羽がないので、宗谷海峡に沈んでただちに海のもくずになってしまいます。
ですからエンジンの状態を完全に整備しないといけない。
そして私は無事、宗谷海峡を飛び越え、函館、札幌、旭川でもデモンストレーション飛行をし、そして本州に戻りましたが、次の難関は鈴鹿峠です。ここは山脈があって非常に上空の気流が乱れている有名なところです。飛行機でも難しいのですが、ヘリコプターになるともっと難しい難所です。これも決死の覚悟でその難所を飛び越えて、そして大阪城の近くにおりました。すると大阪の人はヘリコプターが落ちた落ちたと言って、大騒ぎして多数集まって来ました。当時、垂直に降下するものはなかったので、落ちた落ちたとみんな言ったのです。
それからさらに私は九州まで飛び、結局、倭国一周のヘリコプターによる倭国記録を打ち立てたのです。
(つづく) December 12, 2025
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