書類送検 トレンド
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2025.12.14 14:00
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いちいちリプに反応するのもあれなのでここでまとめて言いますね。
まずトラブルの有無をもってフェイクと言っているのではなく、当局側への取材がない一方的な記事はニュースでもなんでもないし、片方の言い分だけを元に断定して記事にすることはもはやフェイクだと言っているのであって、それを真実だと受け取って嬉々として実名まで拡散してしまう現状は本当に危険だと思って発信しています。
編集責任者の名前はおろか会社名すら記載しないサイトの記事を報道とは呼べません。記事の内容をきちんと読めばサイトの信憑性の低さ(「罪」と「容疑」の違いも理解していない、まだ書類送検の段階なのに被害者の言い分が断定調で書かれている等)はわかるはずですが、それでもアカウント名に「ニュース」とあって、青い公式マークがあれば、誰でも中身など見ずタイトルだけで真実と誤認し、拡散することになることが本当に怖いと思うのです。
まして被疑者の実名という事件報道で最重要な人権情報を、当局の発表ないし裏取りなしに公表するなどあってはならないですが、それが瞬く間に拡散されてしまっているのが今回のケースです。
実名報道された立場の方々を数百人と支援してきて、事実と違う内容が記事になって苦しんでいる人をたくさん見てきています。警察発表に基づく報道機関のニュースですら事実と違うことが多々あるのに、今回のような公式未発表かつ信頼性の乏しいサイトの情報であってもみな信じてしまうことが今回改めてわかったわけで、一度ネットに拡散されればそれが真実となり書かれた側は一生苦しむことになります。
冤罪云々はもちろん許せないし、今回の被害者の方が不憫であることに異論はありません。こうしたトラブルをきっかけに冤罪について議論になることは良いことだと思います。もし最終的に事件化され有罪になるのであれば、犯人には相応の社会的制裁はあって然るべきです。
ただ、現時点での断片的情報だけを持ってして氏名等を拡散することは名誉毀損、プライバシー権侵害に該当する行為であり、それをインフルエンサーや生成AIも加わって拡散に加担することになっている現実が今回改めて浮き彫りになり、どうしようもなく恐ろしく憂いている、というのが今回の一連投稿の主旨です。 December 12, 2025
2021.12.17「中村屋を書類送検『人手不足』不法就労助長容疑」（時事通信）
同工場は肉まんやあんみつを製造する拠点工場で、18年5月以降、さいたま市の人材派遣会社を通じ、外国人約20人を作業員として受け入れていた。労働時間や業務内容は実質的に中村屋が決めていたという。中村屋は取材に対し、「派遣会社に依頼していたので詳細を把握できなかった」とコメントした。 December 12, 2025
2021.12.18「通訳資格のネパール人に単純労働、中村屋を書類送検」（読売新聞）
警視庁は、インドカレーなどの老舗で食品製造販売会社「中村屋」の埼玉工場の係長の男と、法人としての同社を不法就労助長容疑で東京地検に書類送検した。発表によると、男は肉まんなどを製造する埼玉工場の人事担当者だった2018年11月～今年６月、通訳などの在留資格を持つ20～30歳代のネパール人の男６人に資格外の単純労働をさせた疑い。人材派遣会社から紹介されたといい、男は「人手不足の解消を優先した」と容疑を認めている。 December 12, 2025
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