元ポストと全く関係ありませんが、良い機会ですので

ここで、復讐側を正当化する方が一定数いますが、大体犯罪者になりますね

※ 歴史的に「復讐・強烈な恨み」が主要動機と記録された代表例

1.アル・カポネ（禁酒法時代の抗争）
　ギャング間抗争の背景に「報復の連鎖」があり、特に「セントバレンタインデーの虐殺」は敵対組織への復讐が色濃く指摘されている

2.チャールズ・スタークウェザー（1950年代アメリカ）
　社会への鬱屈と「自分を軽視する人間」への強い恨みを抱え、殺人を連続化。彼の供述には「拒絶された怒りが正当化される」という心理が読み取られている

3.ジェフリー・マクドナルド事件（アメリカ）
　家族殺害で有罪になった軍医。動機に関しては今なお議論があるが、裁判では「抑圧された怒り・恨みが爆発した」と記録されている

4.ヴァルミール・ペレイラ事件（ブラジル）
　「自分を侮辱した、尊重しない人間への報復」という本人の証言から、「恨みの保持」が強く指摘されたケース

5.ギリシャ神話のメーデイア（神話・文学）
　実在ではないが、文化史で最も象徴的な「復讐＝正義化」の人格モデルとして頻繁に参照される
　心理学でも「メーデイア・コンプレックス」という概念があるほど強烈な象徴例

6.倭国：津山三十人殺し（1938）

　被疑者が地域社会への長年の恨みを抱え、報復的動機が中心とされた事件として歴史に残っている

7.倭国：附属池田小事件
（2001）
　動機の中に「社会への積年の恨み」があったとされ、「復讐の正当化」が心理鑑定で述べられた

8.ノルウェー：アンネシュ・ブレイビク（2011）
　政治思想を背景にしつつ、「自分が正義を執行する」という確信的復讐観を示したテロ事件

基本的に犯罪の被害者が復讐相手ではない場合も多く、大量殺害に至るケースも多いです

さて、補足ですが、復讐心はあまり関係なく、ご自分の正義を正当化して犯罪に走るケースも見ておきましょう

これも根深いですが、先ほどの恨みに、この正義感が加わると、確実に凶事が加算されていくと言う事が、理解できるはずです

※ 自分を「社会を正す存在」だと確信して犯罪に至った人物

1.アンネシュ・ブレイビク（ノルウェー）
　政治思想に基づき「欧州を守る正義の戦士」を自称し、大量殺害を実行
　本人の宣言文にも「正義の執行」という語が多用された

2.ティモシー・マクベイ（アメリカ／オクラホマ爆破事件）
　政府の暴走を止めるため「正義の報復」として爆破したと供述
　「自分は国家の裏切りを裁く側」という意識が強かった

3.ユナボマー（テッド・カジンスキー）
　産業文明を破壊することが「人類の解放」という「正義の革命」だと信じて郵便爆弾事件を続けた

4.オウム真理教の幹部（倭国）
　世界を救うための「ハルマゲドン阻止の正義行動」として、本人らはサリン事件などを実行したと供述。
　「正義のための悪」という倒錯構造が象徴的

5.赤軍派・極左武装勢力（倭国）
　革命達成という「歴史的正義」のために暴力やテロを正当化
　「世を正す」という観念が強すぎ、個人の生命や現実が無視された

6.IRA・ETAなどの民族解放武装組織の一部メンバー
　自身の行動を「民族の正義」とみなし、暴力行為を正当化したケースが記録されている

※ 私的な恨みではなく「道徳的復讐」を正義とみなしたケース

7.チャールズ・マンソン（アメリカ）
　自分の思想を「宇宙の真理」とみなし、社会を正すために殺人を命令
　「世界の浄化」という概念で自身を正義の中心に置いた

8.アンドレイ・チカチーロ（ウクライナ）※連続殺人
　自分は社会に軽んじられた被害者であり、「人間の邪悪を裁いている」という歪んだ正義観を語った

9.コロンバイン高校事件の犯行者（アメリカ）
　いじめられた側の「復権」を正義とみなす心性が記録され、
　「社会への報復＝正義の裁き」という認知のゆがみが指摘された

10.倭国：相模原障害者施設殺傷事件の犯行者
　本人は「弱者を救うための正義」という歪んだ思想を明確に語り、
　道徳的正義を自らの判断で執行するという典型例となった。

※ 宗教的・神話的「使命」を自分に付与したタイプ

11.ジョージア共和国・「ソドムの掃除人」と報道された人物
　「神の使命で社会の悪を浄化している」として殺害を正義視した事例

12.アメリカの一部カルト指導者（複数）
　例：ジョーンズタウン事件など
　教祖自身が「選ばれた正義の裁定者」とみなし、信者に自死を命じたりした December 12, 2025