恋愛
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2025.12.16 16:00
:0% :0% ( 40代 / 男性 )
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【恋愛がうまくいかない男に共通する敗因】
林修先生が語る「敗因は3つ」
①「情報不足」
→ 女心の理解がない
何を言えば刺さるか、何がNGか、無知は致命的。
②「慢心」
→ 俺は優しいし誠実だから大丈夫。
こういう男が一番危ない。
“好かれる努力”をやめた瞬間、恋は終わる。
③「思い込み」
→「あの子脈ナシっぽいから無理」
「どうせイケメンには勝てない」
自分で勝手に壁を作ってるだけ。
恋愛も戦略。
知識・謙虚さ・柔軟さがなきゃ、好きな子は落とせない。 December 12, 2025
13RP
法改正
緊急性が必要です。
重要かつ緊急性‼️
・度を越した人権侵害レベル
だからです。
何十年と被害者はこの事を
訴え続けて来たのでしょうか
もう待てませんよ。
『恋愛絡みの縛りを外す』
事なら『誰もが理解し納得
する』
その後に
‼️【組織的集団ストーカー
に特化した法整備に持って行く】 https://t.co/seKaaoFLNB December 12, 2025
4RP
常々、歳の差恋愛とは「好意そのもの」ではなく「好意を起因とした言動」が問題であると思っていて、この話がまさにそういう話だったので、うお〜こういう漫画が読みたかったんだぜ〜!!!となった https://t.co/Ekbz2TSCtD December 12, 2025
3RP
˗ˏˋ 12月16日で10周年🎉ˎˊ˗
DECO*27さん @DECO27 投稿
DECO*27 - チャンバラジョニー feat. 初音ミク
レトロゲームと恋愛を見事に掛け合わせた楽曲です🎮🩷
⏬視聴してお祝いする
https://t.co/RItiqRWoq3
Arranged with KTG @TwilightzKTG
Illust:八三 @xxhachisan
Movie:レーズン大統領 @ReeeznD https://t.co/YeBWeNqU8R December 12, 2025
3RP
来年1/20発売『ロックンロール』
すこやかニコイチ幼馴染コンビ(口が悪い)。
幼馴染で親友で、そして恋人へ。
生活見守り型漫画で、二人は恋愛してますがジャンルはBLではなく一般です。
さま山も是非一緒に見守っていただけるとうれしいです☺️✨
公式: @r_and_r_shiori
#ロックンロールさま山 https://t.co/OIPbJrHcSz December 12, 2025
3RP
「二人が実際に付き合ったらどうなるか」を先にAIでシミュレートしてから相性を判断する恋愛マッチングシステムが提案されています。
言い換えると「まず仮想的に恋に落ちてみて、相性を知る」というアイデアです。
二人の人格を持ったAIエージェントを作り、実際にデートの会話や、結婚 後の重要な場面(キャリアの対立、子育ての方針など)での反応をシミュレートする仕組み。
観察者役のLLMが会話ログから採点して、それを学習して相性スコアにするそうです。
このシステムを開発した研究者たちは心理学の知見から以下の仮説を立てています。
「何年もの関係の成否は、実は数少ない重要な瞬間にどう反応したかで決まる」というもの。
だから何年分もの日常をシミュレートする必要はなく、喧嘩の解決方法や価値観が衝突する場面など、決定的な瞬間だけをシミュレートすれば十分だといいます。
実験で行われた離婚予測では、厳密な統計手法に近い性能を示したとのことです。
AI研究のトップカンファレンスNeurIPS 2025ワークショップに採択。 December 12, 2025
3RP
#カクヨムコン11 応援してください📣
🥘異世界リストランテ『ピッコラ』🥗
🏔️異世界スローライフ部門
https://t.co/5wqVBaKoVL
🌻幸せをありがとう🪴
📗エッセイ、ノンフィクション部門
https://t.co/qMDfQL6wcR
👩❤️👨私、恋愛下手なんです👩❤️💋👨
📚短編小説
https://t.co/yRDlP5yRcm December 12, 2025
2RP
『陽キャ集団にいる芹沢は、俺の前だと様子がおかしい』
1 芹沢にBL妄想を知られてしまった件
今日もかっこいいなぁ、芹沢。
「はよー」
陽気な笑顔で教室に入ってきた芹沢遥人に、クラスメイトたちがいっせいに返事をする。芹沢は誰もが認めるイケメンな男子高校生だ。
ありきたりな言葉で要約すると、俺とは住む世界が違う人間。
二年になり、初めて芹沢と同じクラスになった俺は、神様に心から感謝を捧げた。
なぜならば――芹沢は、俺が理想とする光属性の〝攻め〟だったからだ。普段だったら、勝手に実在する人物で妄想なんてしない。だけど、芹沢だけは、どうしても無視できない特別な存在だった。
いま執筆中のBL小説では、芹沢を攻めのモデルにしている。陽キャ一軍男子の攻めと、平凡な先輩の受け。美形×平凡に年下攻め、あまりに最高すぎる組み合わせだ。
俺の趣味は、人にはぜったいに言えない。BLの妄想と、それを小説にすること。
だけど、あくまでBL妄想は趣味の範囲だ。もしも奇跡が起こって女の子と恋人になれたらいいなとは思う。でも、現実の俺はクラスの女子と話すだけでも緊張して赤面している始末だし、今世での恋愛はもう諦めている。
……あれ、いつものノートどこやったっけ。
心の中でぶつぶつと言いながら、小説の続きを書き進めようと、机の中にあるはずのノートを探していた、その時。
「鈴木」
いつものメンバーのところに行くのかと思いきや、芹沢はなぜか机の前に立ち、俺のことを見下ろしていた。クラス中の視線が、一斉にこちらに集まるのが肌感覚でわかる。
「……鈴木。おーい、鈴木。しっかりしろ」
反応のない俺を見て、芹沢がつぶやく。
どうして芹沢が、俺なんかに話しかけているのだろう。
恐る恐る見上げた瞬間、芹沢の完璧な顔立ちが視界いっぱいに広がる。
やっぱ今日もかっこいいな、芹沢……。
「なぁ鈴木、聞いてる?」
ぐいっと顔を近づけられ、思わず顔が熱くなった。
「あっ、ご、ごめん……ぼうっとしてた。芹沢、なんか用?」
これまでクラス一の人気者である芹沢とは、二回しか話したことがない。
一回目はたまたま靴箱の前で鉢合わせした時の「おはよう」で、二回目は芹沢が落とした消しゴムを拾った時の「鈴木、ありがとう」。それだけ。
たった二度の短い言葉のやり取りが、俺の記憶に焼き付いていること自体がなんだか痛々しい。
「これ、鈴木の?」
「なっ……!」
ふいに目の前に差し出されたノートを見て、俺の心臓は狂ったように鳴り始めた。汗がどっと噴き出す。
これはまずい。非常にまずい。
「昨日、選択授業あったじゃん? そん時、間違って俺の机に入れてなかった?」
「……い、入れてたかも」
「そっか、よかったわ。名前なかったけど、たぶん鈴木のだろうって――」
「なっ、中身読んだ!?」
芹沢の言葉をさえぎって食い気味に問うと、俺の声は予想以上に大きく教室に響いてしまった。
「ああ、読んだ。でさ、ここに書いてある芹沢遥人ってキャラ、もしかして俺がモデル?」
お、終わった……。
芹沢はノートを開き、俺が描いた下手くそな芹沢の似顔絵と、キャラ設定が書かれたページを指差している。
ノートには、〝芹沢遥人〟という名前と、はっきりと〝学校一のイケメン〟〝陽キャ一軍〟〝健気攻め〟の文字。
「そっ、それはっ……あ、あの……」
俺は言葉に詰まり、なにも言えなかった。頬が燃えるように熱い。
なんて救いようのないばかなんだ。せめて、芹沢の名前だけでも変えておけばよかった。
「今日の昼休み、三階の空き教室で待ってるから」
「えっ……? ちょっ……!」
なぞのひとことだけを残し、芹沢は俺のノートを手にしたまま、佐伯たちのところへ歩いていってしまった。
芹沢の背中に向かって「ノート返して!」と叫びたかったけれど、声が出なかった。
芹沢をモデルにした小説のプロットを、まさか本人に見られてしまうなんて。
きっと芹沢は怒っているに違いない。
どうしよう……。またあの時のように、俺の好きなものをばかにされてしまったら……。
二年になって、やっとひとりきりの平穏を取り戻したのに――。
ちょっと待ってくれ。これは明らかに、非常にまずい事態になった。
昼休み。空き教室にて、クラスで一番人気者な芹沢とふたりきり。
「これって小説?」
向かい合って座っている芹沢の尋問に、俺は生きた心地がしないまま答えた。
「……しょ、小説じゃなくて、プロットです」
「なんで敬語なんだよ。てか、プロットって?」
「小説の前の段階っていうか、それを元に小説を書く的な……設計図みたいな感じ……です」
以前、ネットで調べた知識をつぶやく。芹沢は「へぇ、かっけー」と言いながら、俺がノートに書いた手書きの文字を興味深そうに目で追っていた。
「か、勝手にモデルにして、本当にすみませんでした。お、お金でも、なんでも差し出すので、SNSに晒すとか……し、しないでもらえると助かります」
どこに出しても恥ずかしい、俺のBL妄想が詰まったノート。その中身を頭に思い浮かべ、俺は赤い顔で芹沢に懇願した。
「なんだよ、それ。ちょっと傷ついたんだけど」
芹沢は少しだけ眉間に皺を寄せると、「誰にも言わねーし」とむっとしたように付け加える。
「ご、ごめんなさい……」
「謝んなくていいって。モデルにしてもらえたのすげぇうれしい。俺も自分のこと攻めって思ってるし」
「えっ……?」
聞き間違いだろうか。今、芹沢の口から〝攻め〟って……。
「あれ、もしかして誤解されてた? 俺、好きだよ」
俺はぽかんと口を開けた。
「BL。もともと姉貴がよく読んでてさ」
聞き慣れた単語が耳に届き、思わず身を乗り出した。
「ほんとに!?」
「うん」
「せ、芹沢、BL読むの?」
急に親近感が湧き、じっと芹沢を見上げた。芹沢は「お、敬語とれた」と飄々と笑っている。
「読むよ、BL。自分でも持ってるし、ときどき姉貴の本棚から借りる時もあるから」
「じゃ、じゃあ腐男子ってこと?」
かすかな希望を込めて聞いた俺に、芹沢は少しだけ首を傾げる。
「ふだんし? なにそれ」
「あ……え、えっと、BLが好きな男の人のことを、そう呼んだりします……。い、今言ったことは、忘れてください」
「待って待って。また敬語に戻ってんじゃん」
期待してしまった自分が恥ずかしくなって、赤面したままうつむく。やっぱり芹沢が、俺と同じ腐男子なわけがないのだ。
「……かわい」
芹沢の小さい笑い声と、つぶやきが聞こえる。
「……へ?」
「言いたくなかったらいいんだけどさぁ、鈴木って男が恋愛対象なわけ?」
「あっ、ちっ、違う……そっ、そういうわけじゃない!」
「あー……そっか」
なんだか残念そうな顔をしている……ような?
「鈴木は腐男子……なんだよな?」
「……あ、はい」
「じゃあ、俺にもいろいろ教えてよ。BLは好きだけど、まだまだ勉強中だから。俺も腐男子ってやつになりたい」
「で、でも」
「今まで読んだのだと、ピーヒャラ松子先生が好みだった。あと、小説だと石橋叩割先生」
ぱっと顔を上げて、芹沢を見る。
「お、俺も好き! すげぇ好き! 石橋叩割先生のは作家買いで、小説もコミカライズもぜんぶ持ってる!」
「やっぱ趣味一緒じゃん。鈴木が書いたこれも性癖ど真ん中だったから」
ノートを揺らしながら、芹沢が言った。
「ほんと……?」
「鈴木に嘘はつかねーって」
爽やかな笑顔で最高にうれしい言葉をぶつけられ、全身がどろどろに溶けそうになる。芹沢は圧倒的な光属性で、やっぱり俺の理想の攻めだ。
「あ……ありがとう、ごっ、ごじゃ、ります」
「みやびに噛みすぎだろ」
けらけらと笑われた俺は、顔が熱くてしかたなかった。
「お、俺、情けないんだけど……昔から緊張すると、噛んだり、赤面したりするから……」
そういう自分をいつまでたっても好きになれない。だからこそ、正反対な芹沢に惹かれ、憧れているのだ。
芹沢はなにを思っているのか、じっと俺を笑顔のまま見据えてくる。
「な、なに……?」
「かわいいなと思って」
「か……?」
一瞬、なにを言われたのか、わけがわからなかった。
「かわいいといえばさー、年下攻めって、かわいいよな」
「えっ、わ、わかる! 年下の攻めが生意気であればあるほどいいし、あがけばあがくほどいい!」
「解釈一致」
パンと右手でハイタッチを交わし、どちらからともなく笑った。
まるで殴り合った後、わかり合えた不良たちのような……。その比喩があっているかどうかはわからないけれど、少なくとも俺と芹沢には、言葉にできないなんらかの絆が生まれた気がしていた。
「このノートに書いてあるプロット? の小説は完成した?」
「ま、まだ。六割、七割……くらいかな」
「マジ? 読ませて」
ノリノリで笑う芹沢に見つめられ、そっと目を逸らす。
「でも……誰にも読ませたことないから」
「じゃあ、俺が鈴木の『読者第一号』になるわ」
誰かに読ませるなんて想像しただけで死にそうだ。ましてその相手がキャラのモデルである芹沢だなんて、もっとありえない。
そんな迷いを見透かしたように、芹沢は太陽みたいな笑みを浮かべる。
「俺にちょうだいよ。鈴木の『読者第一号』」
ぐっと覗き込んできた芹沢のきれいな瞳に、戸惑う俺が映っていた。
「決め台詞、やば……」
「キュンとした?」
「しょっ、……正直、しました。でも、もっとよくなるかも……。『俺にちょうだいよ、鈴木の〝ハジメテ〟』とか……? あ、〝ハジメテ〟はカタカナで」
「待って、エロい。さすが鈴木先生」
「……せっ、先生って呼ぶのやめて」
笑っている芹沢に、俺は大変申し訳ない気持ちで懺悔した。
「実は……最後まで書いたことないんだ、小説」
「え、マジ?」
「うん……。たいてい『これほんとにおもしろいんか病』を患って、途中で離脱しちゃうから……」
目下の悩みを素直につぶやくと、芹沢は切れ長の瞳をおかしそうに細めた。
「なおさら読みたくなった。鈴木のBL小説」
「……うぅ、でも」
「俺に鈴木の〝ハジメテ〟くれんの? くれないの? どっちなんだい! 筋肉ルーレットスタート!」
イケメンな芹沢らしからぬ冗談に、ぶはっ、と噴き出し、そのままツボにハマってしまって俺はしばらく笑っていた。
「思いのほかウケたわ。ってことで、俺にちょうだい、鈴木の〝ハジメテ〟」
そう笑う芹沢は、なんだかいつもより表情が柔らかい。
「……お、俺のでよければ、……あげる」
もうヤケクソだった。それに、いつか誰かに読んでもらいたい、そんな密かな願いを抱いていたことも事実だったから。
「ど、どうぞ」
スマホのメモアプリを立ち上げ、芹沢に差し出す。
「ノートじゃないんだ」
「あ……うん、小説はメモアプリに書いてる」
芹沢はメモアプリを、静かに読み始めた。芹沢に読んでもらうなんて無謀としか思えない。
もう無理。口から心臓出る。
芹沢は驚くような集中力であっという間に読み切ると、放心したようにぽつりとつぶやく。
「……めっちゃ続き気になるところで終わった」
「ほんと!? ていうか、ちゃんと小説になってる!? 受けに好感持てる!? 攻めはかっこいい!?」
「小説になってるって。すげぇな、鈴木。受けもめっちゃ好きだし、かわいい」
「……う、うれしい……ありがとう、芹沢」
「それにまぁ、攻めのモデルもいいから」
「ははっ、それはそう」
俺の中で芹沢の好感度が爆上がりしていた。なんていい読者第一号なんだろう。
「続き気になるわ。書いてよ、今」
「い、今……?」
「そう今」
初めて読んでもらえた高揚と、その読者第一号が芹沢であることに、とてもドキドキしていた。
「たしかに今なら続き、……書けるかも」
手元に戻ってきたスマホに、急いで脳内の妄想を書き留めた。実は一週間も止まっていた小説の続きが、嘘のように頭の中に沸き上がってくる。
「見づれぇわ。鈴木、ここ来て。ここなら俺も画面見えるから」
俺の隣でスマホの画面を覗き込んでいた芹沢が、もどかしそうに口を開いた。ここ、と指差された場所は、芹沢の足の間だった。
「……え、でも、な、……なんか変じゃない?」
「なんで? 変じゃないよ。ほら、早く」
芹沢の圧に押されるまま、彼の足の間に座った。
やっぱり芹沢は足が長いとか、いい香りがするとか、芹沢の顔が近くてハズいとか、そんな煩悩に呑み込まれそうな俺を知ってか知らずか、芹沢が耳元でささやいてくる。
「鈴木、居心地悪くない?」
「……ない、けど」
俺が椅子から落ちないように、ぐいっと体を引き寄せて芹沢が言った。
「それでは鈴木先生、読者第一号のために続きをお願いします」
「……は、はい」
そうだ、〝ハジメテ〟の読者の要望には応えなければ。
俺の腹に回る芹沢の手とか、俺の肩に乗る芹沢の整った顔とか、ミントの匂いのする息とか、初めて親以外の誰かに強く抱きしめられている感覚とか、そういうのは無視をして……。
「芹沢ー頼まれてた昼飯ー。って、え、なにしてんの?」
騒がしい足音が近づいてきたと思ったら、同じクラスの一軍連中、佐伯と岩崎と竹内が少しだけ面食らったみたいに俺たちを見つめていた。
彼らは順番につぶやく。
「鈴木だー」
「芹沢に捕獲されてるし」
「お前ら、そんな仲良かったっけ?」
のんきな笑顔をしているのが佐伯、その肩を抱いてからかうように笑っているのが竹内で、怪訝そうにしているのが岩崎だ。
彼らはそれぞれ背が高く、もちろん顔面偏差値も俺よりはるかに高い。
「捕獲してねぇよ。交流を深めてるとこ」
「……芹沢の一方通行じゃなくて?」
竹内の疑問は、俺の疑問でもある。
「ちげーし。だよね? 鈴木。なぁ、そうだろ。そうだって言えよ」
「その言い方がすでに、一方通行なんだけど」
佐伯がけらけらと笑い、近い席に腰を下ろす。それを合図に、岩崎、竹内も続いた。
「まあいいわ。メシ食っていい?」
「どーぞどーぞ」
柔道部の太い腕を駆使し、岩崎が総菜パンの袋を開ける。
「彼女が作ってくれたんだよねー」
ノロケている佐伯は、手作りの弁当。竹内は購買で売っている、からあげ弁当を食べ始めた。
和やかな昼休みだ。俺以外は。
「あのさ、芹沢」
完全に正気に戻った俺と、「ん?」と相変わらず距離の近い芹沢。
「俺もご飯、た、食べようかな? か、買ってこないと」
芹沢の腕から逃れようとしたのに、うんともすんとも言わない。なんて馬鹿力だ。
「大丈夫。鈴木の分も買ってきたって」
「俺らが、な?」
竹内のツッコミに、へらへらと芹沢が笑った。
「金出したのはね、俺だからね。それはわきまえないと」
「ねぇ~~、当たり前のことをさもえらそうに言う~~。芹沢構文~~」
佐伯の台詞を聞き流し、芹沢は俺を抱きしめていないほうの手で、竹内からレジ袋を受け取った。
今なら逃げられるかもしれないと腰を浮かせる。けれど、逆にぐいっと引き寄せられ、さらに芹沢との距離がゼロに近づいてしまった。
「鈴木、どれがいい?」
「め、明太子おにぎり……」
「俺はサンドイッチにしよー。ツナマヨあげるわ。たまねぎ辛くて食べらんないんだよね、俺」
どうやら芹沢はイケイケな見た目に似合わず、口がおこちゃまのようだ。
「鈴木は俺が食べさせるから、続き書いて」
「どういう状況なん?」と竹内。
「シュールすぎ」と佐伯。
芹沢は丁寧におにぎりの海苔を巻き、口元に差し出してくる。もうなにを言っても無駄なような気がして、俺はぱくりとそれを頬張った。
「おいしい?」
「お、おいしい……けどさ、やっぱ変じゃない?」
「変じゃないって」
おにぎりを咀嚼しながら、スマホをぎゅっと掴む。わからない、俺にはなにが正解なのか。
「鈴木、なんの労働させられてんの?」
「弱み握られてる系?」
「だめでーす。俺と鈴木だけの秘密でーす」
「……嫌だったら、俺らにマジで言って? こいつ、ワガママボーイだから」
「鈴木先生は集中してんだよ。話しかけんな」
人様に食べさせてもらうなんて、幼稚園以来じゃないだろうか。
続き続き、とせがんでくる読者第一号の芹沢。無視できるわけもなく、小説を書きながら、芹沢が口元に運んでくるおにぎりをむしゃむしゃと食べた。
「なんなの、お前ら。笑えんだけど」
「鈴木の効率を上げるための、『芹沢システム』だから」
ふざけた芹沢に、三人がそろって「「「なんだそれ」」」と総ツッコミしている。
俺はタイミングよく差し出してくる芹沢の手つきに感心しながら、自然と口を開けていた。……案外、いいシステムかもしれない。
「鈴木にこうして食べさせてると、アレ思い出すなーアレ」
「なんだよ」
「牧場でウサギに餌あげるやつ」
高一の時に行った研修旅行のことだろう。去年は芹沢たちとは別のクラスだった。
俺もウサギに餌をあげたかったのに、なぜか俺の番になったら、ウサギはこっちを見もしなかった。
「芹沢、あのウサギにかわいいかわいいって、餌やりすぎてたもんな」
お前が原因か、芹沢。
「満腹になってるウサギもかわいかった」
「……なんか微妙にヤンデレを感じんだよなぁ」
「は? 俺は健気攻めだし。なぁ、鈴木?」
芹沢の言葉にびっくりして咳き込んでいると、不思議そうな顔で佐伯が「攻めってなに?」と聞いてくる。
「いや、こっちの話」
「……どうせ、BLだろ。芹沢、好きだから」と岩崎。
驚いたことに、芹沢がBLのことを話すのは今に始まったことではないらしい。
「つうか、どこが『健気』だよ。『ワガママ』の間違いだろ」
「あぁ? やんのか、こら」
佐伯たちの態度はとてもフラットで感心してしまった。彼らは顔面偏差値が高いばかりか、気遣いもできるらしい。
「鈴木、手が止まってる。書いて」
「……あ、ああ、うん、ごめん」
「あとちゃんと食べて。細すぎ」
芹沢の手が俺のあばらをするりと撫でる。びくっと少しだけ体が反応してから、今さらながら真実に気がついた。
こんな状況で書けるわけがないて、芹沢。
ここまでお読み頂いてありがとうございました!
2025/12/20 発売です!
どうぞよろしくお願いいたします~! December 12, 2025
2RP
これ短めで綺麗に纏った連載にならんかな……
好きなんですよね『悪そうに見えた男が意外と始まりの純情を大事にしてる』みたいなの
女側にうっすら恋愛の主導権があるのも良い
姉のやらかしの尻拭いをさせられる第三王女は、強制的に姉の元婚約者と婚約させられる
https://t.co/YV1UMiVV37 https://t.co/5Bdttvc5hZ December 12, 2025
2RP
1月発売の異世界恋愛百合アンソロジーのカバーを描かせていただきました…!!✨
小説を元にコミカライズされた作品が詰まったアンソロジーで色んなタッグの異世界百合が楽しめる1冊!私も楽しみです!!🥰💕 https://t.co/Ta8QvpNikw December 12, 2025
2RP
BE:FIRST・LEOの熱愛報道で、本当に悪いのは誰?
BE:FIRSTが大好きで、ずっと応援してきました。
だからこそ、LEOの熱愛報道が出たときに起きる「いつもの光景」を、ちゃんと見つめたいと思いました。
・報道が出る
・一部の人が騒ぐ
・そして、多くの場合ネガティブな方向に転ぶ
・炎上
・がっかり
・ファンが離れる
・誰かが悪者にされる
私的にはBESTYには素敵な人が多いので、この流れがメインストリームにはならないし、なってないと思っています。
でも、一部、誰かを悪者にしたい人、LEOが好きな自分を被害者にしたい人(ナゾ)がいる。
若い男女が恋愛すること自体は、むしろ自然だ。
恋愛しない方が不自然だ。
なのに、なぜこうなるのでしょう。
まず一番言いたい結論
この話題で、現段階で誰かを叩くのは違う。
LEOも
相手の方も
事務所も
メディアも
リークしたかもしれない誰かも
現時点では「誰も悪くない」とすべきです。
だって、ただの若者の恋愛ですよ。
まず、LEOについて。
はっきり言います。
LEOは、1ミリも悪くない。
BE:FIRSTのメンバーが
恋愛しちゃいけない理由、ありますか。
ありません。
恋愛しません、なんて宣言もしていない。
事務所からの縛りもない。
隠さなきゃいけない義務もない。
それでも、LEOは分かっていたと思います。
悲しむファンがいること。
複雑な感情が生まれること。
今の倭国の空気。
だから、隠したかった。
これは想像できます。
でも、隠せなかったことも含めて、いいじゃないですか。
おめでとうと言うかどうかは、個人の自由です。
言わなくてもいい。
言ってもいい。
ただ、叩く理由にはならない。
BESTYは「親友」という意味です。
親友が、好きな人と付き合えたら
おめでとうと言う人がいて、何がおかしいんですか。
次に、お相手の女性を叩く人・・・はさすがにいないと思いますが、いたとしたら、もっとありえない。
そんなことをしたら
BE:FIRSTのメンバーと恋愛すること自体が
恐怖になります。
それって、誰を幸せにしますか。
誰も幸せにならない。
ファンが
推しを不幸にする構造を作ってどうするのか。
ありえない。
次に、リークした誰かを叩く流れ。
これは一見正しい、正義感から来る正当な批判にも思えます。
もし、事実として
お金をもらって情報を売った
それが明らかになったなら
その時に初めて問題にすればいい。
でも今は
何が本当か分からない。
誰が関わったかも分からない。
この状態で
想像だけで誰かを断罪する。
これも絶対にやってはいけない。
だから、現時点での結論は一つです。
この情報の中では
誰も悪くない。
もちろん、可能性の話はあります。
悪意を持って
金儲けしている人が
いるかもしれない。
でも、もっと根深い問題があります。
それは、
誰かの恋愛
誰かのプライベート
それが
怒りと炎上で
数字とお金に変わる構造。
この文化を作っているのは誰か。
そんな人達こそ、悪いとは言いませんが、変わるべきです。
本来あるべき姿は、こうです。
「へえ、微笑ましいね」
「おめでとう」
で終わる。
あるいは
「ごめん、プライベートには興味ない。歌が好きなんだ」で終わる。
それなら
インプレッションは伸びない。
それでいい。
それが健全な世界です。
今、その世界を作れていない最大の原因。
それは
怒り、失望、裏切られたという物語を
自分で作り、自分で燃やしていること。
だから、最後に伝えたい。
変わるべきなのは
LEOじゃない。
相手の女性じゃない。
分からない誰かでもない。
この情報に対して
怒り、叩き、責め、拡散している
人達です。
とは言え、LEOのことが好きすぎる人。
心がザワつくのは、あなたが弱いからじゃない
ここは、責めたくない。
推しのことが好きで
推しに救われた日があって
推しの言葉で立ち上がれた夜があって
だから、心が動く。
研究でも、私たちはメディアの人物に一方通行の「つながり」を感じることがある。これをパラソーシャル関係と呼ぶ(*1)。
しかもそれは、必ずしも悪いものじゃない。
つながりやコミュニティ感を生むこともある(*1)。
だから、ザワついた人を笑うのも違う。
傷ついた人が出るのも理解できる。
ただし。
その感情を、誰かへの攻撃に変えた瞬間に、全部が崩れる。
推し活が「苦しさ」に変わるライン
パラソーシャル関係が行き過ぎると、没入や依存的な要素が絡みうることが、臨床的な観点からも整理されている(*2)。
推しを好きでいることは、正常。
でも、推しの人生を「自分のもの」みたいに扱い始めた瞬間、苦しさが始まる。
推しが幸せになるほど、こちらが苦しくなる。
これ、誰も得しない。
■Xが燃えやすいのには、仕組みの理由がある
SNSは、怒りや正義感が強い言葉ほど伸びる。
実際、大規模データ解析でも「道徳的な感情語」を含む投稿ほど拡散が増える、という報告がある(*3)。
つまり、燃える言葉ほど伸びる設計がある。
そして、画面越しだと人は強くなる。
匿名性や不可視性などが、人を「普段より言い過ぎる状態」に押し出すことがある。オンライン脱抑制効果として整理されている(*4)。
だからこそ、今できる一番の推し活はこれだと思う。
叩かない
乗らない
拡散しない
叩く前に、これだけ自分に聞いてほしい
その言葉、本人の目の前で言える?
その投稿、推しの未来を守れてる?
その自分勝手な正しさ、誰かを救ってる?
感情は悪じゃない。
でも、暴力に変えないで。
*1)C. A. Hoffner, B. J. Bond, Parasocial relationships, social media, & well-being. Curr. Opin. Psychol. 45, 101306 (2022). doi:10.1016/j.copsyc.2022.101306.
*2)J. Maltby, J. Houran, L. E. McCutcheon, A clinical interpretation of attitudes and behaviors associated with celebrity worship. J. Nerv. Ment. Dis. 191, 25–29 (2003).
*3)W. J. Brady, J. A. Wills, J. T. Jost, J. A. Tucker, J. J. Van Bavel, Emotion shapes the diffusion of moralized content in social networks. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 114, 7313–7318 (2017).
*4)J. Suler, The online disinhibition effect. Cyberpsychol. Behav. 7, 321–326 (2004). December 12, 2025
1RP
※私の相手は電通ではないです。
それにしても酷い。
👨「これはよくある話で、僕は情報商材を売ったわけでも金品を要求したりしたわけでもなく、家庭が不仲だった既婚者がマッチングサイトで複数の方とお付き合いしてそれがばれたので訴えられている、ということ。自分とはうまくいかなかったけれど、女性たちにはその情熱や金銭を別の出会いに使ってほしいと思っています」
《連続不倫訴訟》40代電通マンを“被害女性の会”が追い詰め、ついに初公判! X氏は直撃に「同時進行の恋愛の一環」 https://t.co/UoPwEikaQ4 #文春オンライン December 12, 2025
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名作約400タイトルのドラマを
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本日は
『#ランチの女王』をご紹介✨
鍋島家の兄弟たちとなつみがおりなす
笑いあり、涙あり、恋愛ありの
ホームラブコメディ🏠✨
#竹内結子 #妻夫木聡 #伊東美咲
#山下智久 #山田孝之
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いつも持ち前の羽🪶で背景の机を片付けてらっしゃる社畜国王
そろそろクリスマスですから羽は大事にした方がいいですよ国王
定期的に恋愛話してらっしゃいますね国王
年末年始に休肝日は設けましょうね国王
国王系国王が好きなそこのあなた!
こちらの鳥オススメです⬇️⬇️⬇️ https://t.co/ZoA7RJjZWO December 12, 2025
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なんで弱者男性はこの方を叩いてるの…??
独身偽装男がいなくなってくれた方が弱者男性にとっても恋愛できるチャンス増えるし、独身偽装して女性を妊娠させてもおかしくない行為をする=托卵未遂やん。お前らの嫌いな托卵犯を撲滅しようとしてくれてるんやん。 https://t.co/y3kTNTcHNF December 12, 2025
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全くこの通りで、多くの女性の「恋愛したい」「結婚したい」が実質は「お守りしてほしい」「餌を与えて宥めてほしい」「私の価値や魅力を保証して証明してほしい」になっちゃってるんだよね。
だからまともな結婚向きの男性には距離を置かれ、同じくらいの幼児や思春期真っ只中みたいな男ばかりを寄せ付けてしまってる。
結婚できないのも道理で、物理なんだよね。
魅力や価値や容姿の前に、「自分で自分を生かす感覚」が育っているかどうかだよ。
子供の頃は親が「どこが痛いの?」「大丈夫だよ!」「がんばろう!」「あなたならできるよ!」をやってくれてた(そうじゃない人もいるかもだけど)
でも大人になったら、自分の中にこの親みたいな存在を内包させる=客観視や俯瞰やメタ認知になる。
それができないまま大人になって、まるでお守りみたいな相手や関係性を「愛」と勘違いしてる男女がいるけど、それは愛じゃなくて「馴れ合い」だよ。溺愛って言ってる大半がこんな感じ。
自分のことは自分でやる。
これは自分の心身や感覚や思考にまずは自分が寄り添い、キャッチする力。
これが本当の自立。
ここができるようになると、
ようやく本当の「結婚適齢期」を迎える。
結婚適齢期って肉体年齢だけじゃないからね。
自立は経済的自立や強がって1人で生きようとすることじゃないよ。
精神的に自立すると、
自ずとパートナーの必要性に気付くし、
自分がどういうパートナーとなら上手くやっていけるのかが見えてくる。
そうすると理想の条件の先も見えてくる。
他者と上手に交わり、組み合わせって、循環できる自分の姿が理解できてくるよ。
本来の「婚活」ってこれだよね。 December 12, 2025
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“恋愛共依存”ボディホラー映画『トゥギャザー』、NEONで情報出た頃から期待していたけど、軽く超える衝撃…いや感動と言って良い…
文字通りのボディホラーでありつつ、倦怠期パートナー達の悲劇…いや喜劇?…どちらでも有る”人間讃歌”…
恐怖はもちろん、爆笑と感涙と唖然が押し寄せる…来年2/6公開 https://t.co/mRxujghu5h December 12, 2025
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ライブハウスに恋愛しに来てる中学生みたいなやつが多いのはなんかもうしょうがないけど、勝手に敵になって誹謗中傷とかし始めるから厄介なんだよな笑 どうせ曲も聴けねんだから来んなよ。 December 12, 2025
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いまうちの子でその役割担ってるのがつばさ文庫で、高濃度の絵師挿絵をオカズにずぶずぶ恋愛多角形のメシを食って読解力と語彙力をメキメキ上げてる。ヲタクのエリートとしても育ってる。未来が明るい。 https://t.co/2yFaMN2cVk December 12, 2025
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