モラ男側の主観で言うと、擬態してる感覚はほぼ無いんよ。

本人の中では、外の顔はちゃんとした自分だし、家の顔は素直で正直な自分という認識。

外は評価軸の社会適応だから、低姿勢で、気遣いできて、子供好きで、店員に丁寧みたいなのは、社会人として当然であって俺は常識ある大人というセルフイメージでいる。

内には支配軸の生存戦略で見てるから、出る圧や嫌味は、本人の中では正論を言ってるだけだし、教えてあげてるだし、なんなら俺が我慢してるし、相手が未熟なんだと思ってるのよ。

要するに、切り替えてる自覚がない二重人格という感じ。

外ではいい人なのに家では別人というのは、あくまで他者からの見え方で、本人の中では俺は一貫して正しいと思ってるのさ。

もうひとつしんどいのが、モラ男は感情を感情として認識してないのよ。

怒り、不安、劣等感、羞恥とかは、思考とか正論として変換して出してくるんだわ。

モラ男の真の恐ろしさは、自分を善側に置いたまま人を壊せる仕様だから、責められてる自覚がなくて反省フェーズに全く入らない。

だから被害者側は、何が起きてるか言語化できないし、説明すると自分がおかしい気がするという怪奇現象感がある。

悪意でやってることはあまりなくて、感情処理を他人に丸投げする癖と、上下でしか人間関係を見れない習性が固定化されてる。

相手を変えようとすると巻き込まれるし、話し合いで治るとか、理解させたら変わるというのは、まず幻想だと思っていいね。

だから見抜くというよりは、こちら側が踏み込ませない・説明しない・背負わない、違和感を即小さく出すなどの、境界を決め込むことで生存率分けると思うわ。

※モラ研究家の所見です笑 December 12, 2025