心肺蘇生法 トレンド
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2025.11.26 06:00
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AEDが届いたけど、必要ないので傷病者には装着しない。
現実ではこの方が多いと思いますが、それに違和感を感じる人は救命法の指導員でも多いようです。
なぜなんだろう?
そう考えたときに気づいたのは、彼らは心肺蘇生法しか教えていないからなんじゃないか? ということ。
心停止の世界観しかないんじゃないか疑惑。
心停止前のファーストエイドや傷病者評価までを含めた講習展開をしている人にとっては、心停止対応は全体の中のほんの一部(もっとも重要な部分ではありますが)。
意識レベル低下がわかった時点(厳密には「反応なし」ですが)で119番とAED手配をするものの、持ってきたけどAEDは装着しないという状況はファーストエイドを含めた救命講習では珍しい話ではありません。
むしろ実社会を考えればその方が圧倒的に多いでしょう。
シミュレーションベースのファーストエイド講習では、持ってきたAEDを貼るか貼らないかという問題は必ず出てきてディスカッションになります。
心肺蘇生法講習という世界線では、倒れている人は全員心停止と決まっているから、持ってきたAEDを貼るのは当然という流れに。
講習の世界観というのでしょうか? 実社会に対して、その講習のテーマと前提条件、限界点の把握を認識しておくことは指導員にとって必要な視点と考えます。 November 11, 2025
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