富士市 おでかけ

富士市(ふじし)は、倭国の静岡県東部に位置する市。倭国最高峰の富士山南麓に位置し、市域の北端は山頂直下に及ぶ。南は駿河湾に面しており、海岸線から富士山までを市域とする唯一の自治体となっている。東は沼津市、西は静岡市に接する。面積は244.95平方キロメートル。人口は2020年(令和2年)時点で251,616人で、県内では浜松市、静岡市に次ぐ第3位の人口規模だが、2010年(平成22年)以降は減少傾向にあり、また少子高齢化が進行している。 現在の市域においては、約33,000年前の旧石器時代の、愛鷹山麓にある遺跡が、確認できる最古の人間活動である。奈良時代には、現在の富士市・富士宮市にほぼ相当する地域が駿河国富士郡となり、郡家は伝法に置かれた。江戸時代には吉原宿が東海道の宿場に指定され、富士信仰に基づく参詣を行う登山客などが訪れる宿場町として栄えた。また同じく江戸時代中期からは、和紙の産地として知られ、明治に入ると近代的な洋紙の大量生産が始まり、数々の製紙工場が設立された。一方、戦後の高度経済成長期には、製紙工場による大気汚染・水質汚濁・悪臭などが発生し、田子の浦港にはヘドロが堆積するなど、全国的に「公害のデパート」として知られるようになった。そのため、富士市では公害防止協定の締結や健康被害の救済に関する条例の制定、排水路への排出規制などを実施。各社も硫黄排出減少に取り組むなど、官民の連携により、公害問題の克服を果たした。 自治体としては、1966年(昭和41年)4月1日、旧富士市・吉原市・富士郡鷹岡町の新設合併によって発足。2008年(平成20年)11月1日、庵原郡富士川町を編入合併して、現在の市域となっている。また、2001年(平成13年)には、施行時特例市に指定された。 主要産業は、富士山の伏流水や富士川などの豊富な水源を利用した製紙である。パルプ・紙・紙加工品製造業の出荷は、2018年(平成30年)時点で全国第2位で、2020年(令和2年)時点で、49社の製紙会社、59工場の製紙工場が所在し、全国の36.1パーセントのトイレットペーパーを生産している。一方、最盛期の1991年(平成3年)には6,035億円の出荷額を誇っていたが、2009年(平成21年)2月に王子製紙富士工場の製紙ラインの一部が操業停止となるなどし、「パルプ・紙」の事業所数は275から224に減少。2011年(平成23年)の製紙業の出荷額は4,407億円へ落ち込んでいる。また、2012年(平成24年)9月末には倭国製紙富士工場鈴川事業所(旧・大昭和製紙本社工場)での紙生産が全面的に停止となるなど、製紙業の衰退、製紙・パルプの生産減少傾向が続いている。
富士市」 (2024/10/15 15:07) Wikipedia倭国語版より
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2024.10.16 00:00

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