実用化 トレンド
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2025.12.19 00:00
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中国の「AIチップ・マンハッタン計画」が始動しました。
中国は最先端の半導体に不可欠なEUV試作機の開発に成功し、国家の総力を挙げて技術封鎖の突破を図っていることが報道されました。
しかも、中国政府は2028年に実用化する予定とのことです。
衝撃的な競争の実態を6つのポイントにまとめました。
1. 「マンハッタン計画」の正体
中国は深センの厳重に警備された研究所で、最先端半導体に不可欠なEUV(極端紫外線)露光装置の試作機をテストしています。これは単なる技術開発ではありません。米国の技術封鎖に対抗し、国家の存亡をかけた「マンハッタン計画」級のプロジェクトです。ASMLの元エンジニアチームも関与し、既存装置をリバースエンジニアリングすることで、EUV光の生成に成功したと報じられています。
2. 「工場サイズの」試作機
しかし、その設計思想は強烈な「力技」です。試作機は「工場の床一面を占拠する」ほど巨大です。西側の精密な光学システムを完全には再現できない技術的ギャップを、物理的なサイズと規模で補おうとしています。政府は2028年の実用化を掲げていますが、現実的なターゲットは2030年。それでも、以前の予測より数年早い驚異的なペースで進展しています。
3. 米国規制の「意図せぬ副作用」
米国は2022年10月以来、Nvidiaの高性能GPU(H100/H200)などの輸出を厳しく制限しています。最近、トランプ政権が条件付きでH200の販売を許可しましたが、中国側はこれを拒否。「国内代替品」を優先する姿勢を鮮明にしました。米国の規制が、皮肉にも中国の自給自足努力を劇的に加速させる結果となっています。
4. 世界2位の市場の喪失
Nvidiaのジェンスン・フアンCEOも警鐘を鳴らしています。「米国が輸出を制限し続ければ、世界第2位のAI市場をファーウェイに譲ることになる」さらに将来的には、中国が「AI版一帯一路」を推進し、独自の技術圏を確立して米国企業と国際的に競合する可能性さえ示唆されています。
5. 国内AIチップ産業の爆発的成長
中国政府は最大700億ドル(約10兆円)規模の補助金を検討し、自国産業を強力に支援しています。
・Huawei(昇騰)やカンブリコンが政府調達リスト入り
・SMICが7nmプロセス「N+3」の実用化に成功
・国内チップ採用企業への電力料金50%割引
MetaXやMoore Threadsといった新興企業も躍進し、Nvidiaの代替需要を一手に引き受けています。
6. 世界の覇権をかけた戦い
AI特許の約70%はすでに中国が保有しており、米国の14%を圧倒しています。中国の「軍民融合」戦略により、民間技術の進化はそのまま国防力の強化に直結します。半導体、電力、そしてサイバーセキュリティ。これらが今後の世界標準と覇権を決定づける鍵となります。 December 12, 2025
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🪶#物語る黒線たち|デューラーと書物芸術
アルブレヒト・デューラー(1471–1528)は、ドイツの芸術に変革をもたらした画家、版画家であると同時に、みずから書物をつくり出した出版者、ブック・デザイナー、著述家でもありました。
15世紀半ば以降、活版印刷術の実用化によって書物の制作と流通は大きく変わります📜
こうした印刷革命のただなかでニュルンベルクに生まれたデューラーは、金細工師の父や印刷業に携わる代父、印刷本の挿絵制作を請け負っていた画家等に囲まれ、芸術とあらたなテクノロジーが交わる環境で育ちました。
そうして若くして、デューラーは自ら企画・編集という形で書物づくりに取り組みます。
1498年に『黙示録』を自主出版し、1511年にはそのラテン語再版とともに『大受難伝』『聖母伝』を出版します。これらは当時として画期的な「書物芸術」と呼ぶべきものでした。
ページを開くと、右に大判の木版画、左にテクスト📖
そこに配された木版画は、当時の印刷本に一般的だった付随的な挿絵とは異なり、言葉に置き換えることのできない、自律した作品としてストーリーを語ります。
そうして読者/観者は、これまでにない芸術空間に触れることになったのです。
📚本展では、三大書物の全点から、デューラーが切り拓いた書物芸術の世界をご体感いただけます!
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🪶 物語る黒線たち――デューラー「三大書物」の木版画
📅 2026年2月15日(日)まで開催中
📌 版画素描展示室(常設展示室内)
🔗 https://t.co/MiNdFmPnhR
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会場撮影:(C)上野則宏 December 12, 2025
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中国が最先端半導体に必須な EUV露光装置の試作機を完成。政府主導の極秘プロジェクトで、内部では「中国版マンハッタン計画」と呼ばれている。半導体大手ASMLの元エンジニアたちが、同社のEUV露光装置をリバースエンジニアリングして製造したと、事情を知る2人が語った。ただし現段階では実際に最先端チップを量産できるわけではなく、関係者は実用化は早くて2028年、現実的には2030年頃と見ている。
https://t.co/n2SUqQDuSH December 12, 2025
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@h_tsuji2011 バイオロックで雨水タンク、面白いアイデア! 電界鉱物堆積で耐久性高い構造物を作れるから、海上都市の雨水貯蔵に適するかも。塩分混入を防ぎ、自己修復性でメンテ楽。Oceanixプロジェクトでも似たコンセプト議論されてるよ。実用化に向け、どんな形状想像してる? 😊 December 12, 2025
Nature Physics 2025年12月号
(Volume 21, Issue 12)
2025年の最終号となるNature Physics 12月号は、物性物理、量子情報、トポロジカル物性から社会的課題までを幅広くカバーした、年末にふさわしい多様な内容が詰まった豪華な一冊です。
編集部自身が「固体中のフォノン異常、動的量子誤り訂正コードの実演、そして物理学における女性の過小評価」をハイライトとして挙げており、これらを中心に最先端の研究が展開されています。
多くの論文がOpen Accessで公開されており、誰でも無料でアクセス可能です。
表紙テーマ:固体中のフォノン異常の統一モデル
表紙を飾るのは、Gan Ding、En Ma、Minqiang Jiangらの論文(Open Access)。
古典的なDebye理論は低周波数のフォノンを連続弾性波としてよく記述しますが、高周波数域では結晶のVan Hove特異点やガラス物質のボゾンピークといった異常が現れます。
これまで別々に議論されてきたこれらの現象を、統一的な振動密度状態モデルで説明する革新的な理論です。
無秩序固体でのフォノンが原子クラスターによる強い散乱・減衰を受けることを考慮し、フォノンの位相図を提案。
これにより、結晶とガラスの異常が異なる起源を持つ条件が明確になり、長年の謎に新しい光を当てています。
表紙イラストはこの位相図とアモルファス固体でのボゾンピークを視覚的に表現したものです。
量子情報の進展:動的量子誤り訂正コードの実演
Alec Eickbusch、Matt McEwen、Alexis Morvanら(Google Quantum AIチーム含む)の論文(Open Access)は、量子コンピュータの実用化に直結する成果です。
従来の量子誤り訂正コード(例: surface code)では物理量子ビットに固定の役割を割り当てますが、これを動的に変更するスキームを提案・実証。
超伝導量子プロセッサ上で、コードのリアルタイム切り替えにより誤り訂正性能が大幅に向上したことを示しました。
ノイズの多い現行デバイスで柔軟な訂正が可能になるこの手法は、スケーラブルな量子計算に向けた重要なマイルストーンです。
社会的考察:物理学における女性の過小評価
Weihua Li、Hongwei Zheng、Aaron ClausetらのComment記事では、エリートレベルの女性物理学者が男性より認識(賞や米国科学アカデミー選出など)が遅れる傾向をデータで分析。
NAS選出後、女性の引用数や知名度が急激に上昇する現象から、これまで業績が過小評価されていた証拠だと指摘しています。
関連するEditorialでは、社会的つながりの不均衡やステレオタイプ・バイアスがキャリアに悪影響を及ぼすことを議論。
科学コミュニティ全体への深い反省を促す内容で、物理学の多様性向上に向けた重要なメッセージです。
その他の主要論文ハイライト(年末号らしいバラエティ豊か)
この号は理論・実験のバランスが良く、以下のような最先端トピックが並びます。
- 量子スピン液体:Zn-barlowiteでherbertsmithiteに似た普遍的挙動を発見(Aaron T. Breidenbachら)。
スピン液体の候補として強力な証拠を提供。
- ポーラースカーミオデ:テラヘルツ光による超高速・広温度範囲制御を実現(Wei Liら)。
オプトエレクトロニクス応用への道を開く。
- ホフスタッター蝶:2D半導体でスピン分解観測し、磁性相転移のカスケードをマッピング(Benjamin A. Fouttyら)。
- トポロジカルフォトニクス:合成ゲージ場による光準粒子の精密制御(Junhui Jiaら)。
- ハイブリッドエキシトン:有機-無機界面で観測、電荷・エネルギー転送効率向上の可能性(Wiebke Benneckeら、Open Access)。
- アト秒電子制御:ナノ構造での低エネルギー電子放出分離(Jonas Heimerlら、Open Access)。
- その他、非線形熱電効果、重いフェルミオン、ボゾニックトモグラフィーなど、多岐にわたる論文とNews & Viewsが充実。
全体として、2025年の物性物理・量子物理のトレンドを総括しつつ、社会的課題にも目を向けた深い内容。
Open Access論文が多いため、世界中の研究者や学生がすぐにアクセスして議論を深められる点も魅力です。
物理学の未来を考えるのに最適な号と言えるでしょう。
詳細な目次や全文は公式サイトから
興味のあるテーマからぜひ読んでみてください! December 12, 2025
Nature Physics 2025年12月号
(Volume 21, Issue 12)
2025年の最終号となるNature Physics 12月号は、物性物理、量子情報、トポロジカル物性から社会的課題までを幅広くカバーした、年末にふさわしい多様な内容が詰まった豪華な一冊です。
編集部自身が「固体中のフォノン異常、動的量子誤り訂正コードの実演、そして物理学における女性の過小評価」をハイライトとして挙げており、これらを中心に最先端の研究が展開されています。
多くの論文がOpen Accessで公開されており、誰でも無料でアクセス可能です。
表紙テーマ:固体中のフォノン異常の統一モデル
表紙を飾るのは、Gan Ding、En Ma、Minqiang Jiangらの論文(Open Access)。
古典的なDebye理論は低周波数のフォノンを連続弾性波としてよく記述しますが、高周波数域では結晶のVan Hove特異点やガラス物質のボゾンピークといった異常が現れます。
これまで別々に議論されてきたこれらの現象を、統一的な振動密度状態モデルで説明する革新的な理論です。
無秩序固体でのフォノンが原子クラスターによる強い散乱・減衰を受けることを考慮し、フォノンの位相図を提案。
これにより、結晶とガラスの異常が異なる起源を持つ条件が明確になり、長年の謎に新しい光を当てています。
表紙イラストはこの位相図とアモルファス固体でのボゾンピークを視覚的に表現したものです。
量子情報の進展:動的量子誤り訂正コードの実演
Alec Eickbusch、Matt McEwen、Alexis Morvanら(Google Quantum AIチーム含む)の論文(Open Access)は、量子コンピュータの実用化に直結する成果です。
従来の量子誤り訂正コード(例: surface code)では物理量子ビットに固定の役割を割り当てますが、これを動的に変更するスキームを提案・実証。
超伝導量子プロセッサ上で、コードのリアルタイム切り替えにより誤り訂正性能が大幅に向上したことを示しました。
ノイズの多い現行デバイスで柔軟な訂正が可能になるこの手法は、スケーラブルな量子計算に向けた重要なマイルストーンです。
社会的考察:物理学における女性の過小評価
Weihua Li、Hongwei Zheng、Aaron ClausetらのComment記事では、エリートレベルの女性物理学者が男性より認識(賞や米国科学アカデミー選出など)が遅れる傾向をデータで分析。
NAS選出後、女性の引用数や知名度が急激に上昇する現象から、これまで業績が過小評価されていた証拠だと指摘しています。
関連するEditorialでは、社会的つながりの不均衡やステレオタイプ・バイアスがキャリアに悪影響を及ぼすことを議論。
科学コミュニティ全体への深い反省を促す内容で、物理学の多様性向上に向けた重要なメッセージです。
その他の主要論文ハイライト(年末号らしいバラエティ豊か)
この号は理論・実験のバランスが良く、以下のような最先端トピックが並びます。
- 量子スピン液体:Zn-barlowiteでherbertsmithiteに似た普遍的挙動を発見(Aaron T. Breidenbachら)。
スピン液体の候補として強力な証拠を提供。
- ポーラースカーミオン:テラヘルツ光による超高速・広温度範囲制御を実現(Wei Liら)。
オプトエレクトロニクス応用への道を開く。
- ホフスタッター蝶:2D半導体でスピン分解観測し、磁性相転移のカスケードをマッピング(Benjamin A. Fouttyら)。
- トポロジカルフォトニクス:合成ゲージ場による光準粒子の精密制御(Junhui Jiaら)。
- ハイブリッドエキシトン:有機-無機界面で観測、電荷・エネルギー転送効率向上の可能性(Wiebke Benneckeら、Open Access)。
- アト秒電子制御:ナノ構造での低エネルギー電子放出分離(Jonas Heimerlら、Open Access)。
- その他、非線形熱電効果、重いフェルミオン、ボゾニックトモグラフィーなど、多岐にわたる論文とNews & Viewsが充実。
全体として、2025年の物性物理・量子物理のトレンドを総括しつつ、社会的課題にも目を向けた深い内容。
Open Access論文が多いため、世界中の研究者や学生がすぐにアクセスして議論を深められる点も魅力です。
物理学の未来を考えるのに最適な号と言えるでしょう。
詳細な目次や全文は公式サイトから
興味のあるテーマからぜひ読んでみてください! December 12, 2025
中国が進んでいるのは、EV(電気自動車)ではなく自動運転技術だと主張されていますが、実際にはその進展は過大評価されており、安全性や信頼性の面で深刻な問題を抱えています。2025年現在、中国の産業情報技術省(MIIT)はレベル3(L3)自動運転の承認を初めて行いましたが、Changan AutoのDeepal SL03やBAICのArcFox Alpha Sモデルが公道での条件付き運用を許可された程度に過ぎず、真の商用化は限定的です。これにより、中国は一見世界をリードする立場を装っていますが、都市部の高速道路や特定の区間での運用は、技術の未熟さを露呈する事故の温床となっています。政府の「Made in China 2025」イニシアチブがこれを後押ししていますが、BYDのような企業がL3搭載車のテストを開始しているものの、これは国際基準に比べて質が低く、経済・軍事的な優位性を生むどころか、リスクを増大させる要因となっています。2030年までに新車販売の20%が完全自動運転車になるとの予測も、過剰な楽観論に過ぎず、70%が高度な運転支援機能を備える見込みも、安全性の欠如を無視したものです。
しかし、自動運転関連のパテントについては、中国メーカーは圧倒的に劣勢です。2025年のデータでは、米国が接続型自動車特許で21,889件をリードし、中国はわずか15,078件にとどまっており、質や革新度でも米国や欧州に遠く及びません。AI全体のパテントでは中国が世界の70%を占めているものの、自動運転分野では実用化の課題が山積みで、国内企業間の競争が激化する中、Hesai Groupのようなセンサー企業がLiDAR価格を半減させる動きも、技術の低品質を補うための安易なコストカットに過ぎません。これにより、普及は加速する一方で、技術の成熟度は疑問視されています。
実際には、完全自動運転(L4以上)ではなく、大半が運転支援技術(L2レベル)に過ぎないのに、「自動運転!」と大々的にPRした結果、中国国内で深刻な誤解と事故が多発しています。これにより、運転中の居眠りや不注意が増加し、2025年にXiaomi SU7の事故で3人が死亡するなど、大型事故が相次いでおり、技術の未熟さと過剰宣伝の弊害が明らかです。
こうした問題に対応するため、MIITは2025年4月にようやく厳格な規制を導入し、ドライバー監督なしの機能、例えばバレーパーキング、ワンタッチ召喚、リモートコントロールを禁止しましたが、これは事故後の後手対応に過ぎず、規制の遅れがさらなる犠牲を生んだ象徴です。
これらの機能は「製品承認されない」と強調されていますが、安全性を優先したドライバーエンゲージメントの確保が義務付けられたのも、従来の緩い基準が原因です。また、政府は「smart driving」や「autonomous driving」の用語を広告で禁止する規制を設け、メーカーに対し注意書きの追加やベータテストの制限を義務付けましたが、これらはdeceptive claimsの横行を許してきた結果です。
これらの規制は、国家レベルでの立法が存在しない中で、MIITや交通部などの省庁が発行する規範文書に基づいており、2025年の自動車標準化作業では「自動運転システムの安全要件」などの強制基準を制定していますが、自動駐車やシミュレーションテストの統一基準を加速させる動きも、国際水準に追いついていないのが実情です。
さらに、2020年の「Intelligent Vehicle Innovation and Development Strategy」では2025年までにL3の大規模生産を目指していますが、2024年の「Vehicle-Road-Cloud Integration」パイロットプロジェクトでL4以下の商用化を推進する一方、事故後の対応としてドアハンドルの機械的開閉義務化など、車両安全基準の強化が遅きに失しています。
また、TeslaのFSDやHuaweiのADSとの比較テストでは、中国システムの性能が劣るケースが目立ち、過剰PRが安全性を損なうリスクを露呈しています。こうした問題を解決するため、倫理ガイドラインの策定が進んでいますが、ユーザー安全と透明性が今後の鍵となるものの、中国の技術全体が信頼を失う可能性が高いと僕は思います。 December 12, 2025
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