アーセン・ベンゲル スポーツ
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2025.11.25 00:00
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昨日のNLDについて考察
当然昨日のNLDの結果はショックだった。ここ数年両クラブを大きく隔ててしまった差が如実に出た試合だったと思う。
昨日のNLDの結果はスナップショットで前半の作戦が上手く行かなかったということ以上に、ここ数年積み上げてきた「経営と運営の差」だと思っている。
アルテタは就任時チーム改革が上手くいかずリーグ順位が15位まで低迷したり、NLDに敗北して涙したり、チーム史上最高額の補強をした年に開幕3連敗したり。
アルテタ政権初期はハードシップがかなり積み重なっていたけど、6年間辛抱強く一貫したビジョンに向かってきたと思う。
経営陣もアルテタをヘッドコーチとしてではなくチームマネージャーとしてベンゲルと同様権限を集中させて長期的なビジョンに基づいてチーム運営をしてきた。良い時も悪い時も権限はアルテタにあった。
プレミアで長期政権を築いてきた監督は長期政権+権限集中のパターンが多く(ファーガソン・ベンゲル・クロップ・グアルディオラ)、スパーズのような現場の執行権はあるが人事や環境に口出しできない状況は限界があるのかも。
とはいえ短期的な成績向上と選手売買で利益創出しないとマジョリティオーナーではないリーヴィがクラブを存続させることは難しかったと思う。
彼は新スタジアム建設やアジアのファンベース拡大、地元の雇用創出など、クラブの財政的な安定とインフラ整備に多大な功績を残した。
その結果、財務の安定性と選手売買など短期的なリターンを求め政権交代を多発するというスポーツ面での長期的な一貫性を犠牲にせざるを得ない構造的なジレンマがあった。
リーヴィの失敗ではなく、スパーズのオーナーシップ構造的にJoe Lewisファミリーが長期的なビジョンに直接関与して、スポーツ部門の全権委任をしていく必要があると思う。
ライバルとの差を認め、中長期的なビジョンに経営陣が向かってくれることを期待している。
私財も200億円ほど注入しているし、アーセナルからCEOを引き抜いているので、そういうことかなとは思っているけど。 November 11, 2025
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