夏目漱石 トレンド
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2025.12.03 05:00
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これはとても面白い視点だと思います。
私としては、小説が読まれなくなった理由は、作品の質ではなく、「物語と読者を接続する制度」の変化にあると考えます。
かつて新聞小説は、新聞を読む日常の流れの中で物語が自動的に届く装置でした。夏目漱石からありました。戦後時代には、文学と大衆をつなぐ文化的インフラとして機能していたのです。おそらく、朝ドラはこれのマルトモーダル化でしょう。(そのつなぎにラジオドラマがありますが)
しかし80年代頃からその役割は「特定の新聞読者向けの娯楽」へとゆっくり変質し、90年代までは延命したものの、2000年代に新聞というメディアの立ち位置が変容し崩れると、この装置は完全に断絶しました。
小説離れは、物語へつながる「日常の制度」が失われたこと、マルチモーダル化などの結果だとも考えます。まあ、もう少し考えたいところですが。 December 12, 2025
5RP
話し言葉と書き言葉の融合、心理描写の革新、型からの脱却&個性的な表現…現代倭国語ライティングのゴッドファーザー夏目漱石。
呑気と見える人々も(視覚)
心の底を叩いて見ると(触覚)
どこか悲しい音がする(聴覚)
(吾輩は猫である)
たった1文で複数の感覚を同時押し…バケモンだと思うの https://t.co/FxOqgV9PQU December 12, 2025
青空文庫より
#夏目漱石「#草枕」
https://t.co/XdSLxYMJMm
“「杢兵衛です」と老人が簡単に説明した。
「これは面白い」と余も簡単に賞めた。
「杢兵衛はどうも偽物が多くて、――その糸底を見て御覧なさい。銘があるから」と云う。
取り上げて、障子の方へ向けて見る。” https://t.co/3tndJspnpE December 12, 2025
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