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国際園芸博覧会
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2025.12.09 00:00
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大屋根リングの思い出を、今だからこそポストしておこうと思う。
会期中に何度も登り、何枚も写真を撮った大屋根リング。印象に残っているのは、5月5日、よく晴れたこどもの日に訪れたときのこと。
フランス館前あたりのエスカレーターから大屋根リングに登り、この日は初めて大屋根リングを左回りで散策してみた。上段のスロープから眺める景色は圧巻で、特にポルトガル館の前あたりになると視界が開け、ぐるっと大屋根リングに包まれた万博会場、そして遠くにそびえる兵庫方面の山々が借景となり、この万博は大阪のみならず関西で、倭国で開催されてるんだと実感することができた。倭国の風景とたくさんの個性豊かな海外パビリオン。こうして万博が開催されていることはとてもありがたいことで、万博が開催できるような平和な国を築き、脈々と受け継いできた先人たちに感謝の気持ちでいっぱいになった。
一方で、世界に目を向けてみると決して平和といえる状況ではなくて、万博会場のような明るく多様性に満ちた空間がもっと広がればいいなと感じた。万博が開催できるような平和な世界でいつまでもあってほしいと強く思い、またこうした感情を抱かせてくれた大屋根リングは全周保存で存続され続けるべきだと感じた。
この頃の自分は不勉強ながら大屋根リングの理念が「多様でありながら、ひとつ」であることを知らなかったけれど、そのメッセージは受け取っていたのだと思う。言語的な説明がなくとも五感を通して伝わるものがある、それがきっと建築の魅力なのだ。
大屋根リングの解体が開始されたけど、大屋根リングに込められた理念やメッセージが消えたわけでは決してなくて、能登の復興住宅や横浜花博をはじめ再利用されることで、倭国中でその精神は息づいていくに違いない。
これで終わりではなくて、再利用される大屋根リングの木材や、大阪•関西万博を経験した多くの人の記憶と思い出話等を通して、また新たな物語がこれから生まれてくる。こうして循環しながら、明るい未来が切り開かれるに違いない。
2025年に大阪•関西万博が開かれたこと、そこには大屋根リングという壮大な建築物があったこと、これらが忘れ去られない取り組みを今後できたらなと思う。 December 12, 2025
この動画めちゃくちゃ素敵……
ああ、もっと行きたかったな
もう一度経験できるものならしたい
こればかりは行った人にしかわからない
でも、横浜花博は別の形で国際的な博覧会を見ることができるまたとないチャンスなので、大阪関西万博に行けなかった関東勢、他の地域の人も是非行ってみてください December 12, 2025
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