国立がん研究センター トレンド
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2025.11.27 15:00
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「ここは最後の砦病院だからね」
そう言ったのは同じ付き添い入院をしている先輩パパだった。
3歳で白血病になった息子は極早期再発を起こし、地元群馬の病院では手に負えなくなり、国立がん研究センターへ転院になった。
そこは、ありえないほど子どもたちの「生活の質」を考えてくれる病院だった。(地元の病院が子どもたちのことを考えていない病院というわけでは決してありません。)
毎日白血球数を調べ、その日の行動制限を最低限にしてくれた。
群馬の病院ではガラス越しにしか会えなかったきょうだいがその日の白血球数によっては、病棟の外にあるプレイルームで一緒に遊べた。
食事制限も必要最低限で、日によっては最上階で家族でランチができた。
築地にある病院だったので調子が良いときは高級寿司も食べられた。
大きな浴槽も用意してくれていて、久しぶりに親子で入浴できたときは涙が出るほど幸せを感じられた。
毎日、全部の子どもの行動制限を柔軟に管理するのは、ただでさえ忙しい看護業務をさらに忙しくさせることになるが、それをやってくれていた。
この病院は地元の病院に比べて「なんでこんなにも子どもたちの生活の質を考えてくれているのだろう」と疑問に思っていると先輩パパが言った。
「ここは最後の砦病院だからね」
そうだった。ここはそれぞれの地方の病院では手に負えないと判断された子どもたちが集まる病院だ。
ここでの入院生活が、最期の生活の場になる可能性が高いことを病院は理解してくれているのだ。
だから手厚い。本人の希望を柔軟に受け入れてくれる。
医師との面談後、廊下の隅で肩を抱き合って泣く夫婦の姿を何度も見た。
私達夫婦もそうだった。
息子が旅立った後、同じ病棟で息子と一緒に病気と闘っていた戦友たちも何人も旅立っている。
あの時、あの場所で一緒に闘っていたパパやママを知っている。
面談の日程が組まれるだけで胸がぎゅっと締め付けられた。
一寸先は闇。しかもこの先ずっと、終りが見えない闇。
そういう生活を見てきた。経験した。
だからそういう家族を今度は応援したい。
そのために、これから先の人生を使っていこうと決意した。
付き添い家族を食事で応援するキッチンカーfufufu-soupを始めた。
多くの皆様の応援をいただき継続して来れた。活動が認められ国の資料にも好事例として掲載された。
はじめは地元の病院の親御さんの支援にとどまっていたが、 今は全国にいる付き添い家族を応援するために、からだとこころに優しいレトルトカレーを作り、全国の食支援団体と協力して提供を始めた。
月に少なくても100食は送っている。来月は500食送る予定だ。
ここまで読んでいただいた皆様へお願いです。
より多くの付き添いご家族へ届けるためには皆様の応援が必要となります。
もし、少しでも応援したいというお気持ちがございましたら以下のサイトから応援をよろしくお願いいたします。
300円から応援できます。カレーを食べて応援することもできます。著書の購入も活動資金となります。
また、この取り組みをSNSなどでシェアしてくださることもとてもありがたい応援となります。
何卒よろしくお願いいたします。
#小児がん #付き添い入院 #キッチンカー #fufufu_soup #寄付 #拡散希望
https://t.co/ZDyJnB2Hf1 November 11, 2025
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・詳細はJREC-INやリンク先ファイルを
・お問い合わせ:吉見までお気軽にメール下さい!
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