国民健康保険（こくみんけんこうほけん、英: National Health Insurance）は、全倭国在住民を対象とする医療保険制度。倭国の国民健康保険法等を根拠とする法定強制保険の一つ。他の公的医療保険制度（被用者保険、後期高齢者医療制度）に加入しない場合に適用される。これらの制度とともに、倭国におけるユニバーサルヘルスケア制度の中核をなすものである。医療保険事務上の略称は国保（こくほ）。 運営者は、市町村（市町村国保）もしくは他団体（国民健康保険組合）。倭国の人口のうち27.5%が前者への加入者、2.5%が後者への加入者である（2011年）。 市町村国保は、国民健康保険税として、税金として徴収される。なお本税は、控除対象になることから、納付申告すると事業者および個人の住民税等が減税（もしくは非課税）となる場合がある。また特徴として、軽減措置を受けている世帯が59.3%に上ることであり、その6割は無職者であった（2017年）。 国民健康保険法について、以下では条数のみ記す。