受験生にいつも伝えていることは、受験勉強には２種類あるということ。

①毎日コツコツ型（積み上げて伸びるもの）
計算・読解・語彙・リスニングなどは、少しずつでも毎日触れるほど定着する。リスニングを「週１回3時間」より、「毎日30分」の方が確実に身につくのはその典型。

②集中突破型（まとめて伸ばすもの）
英文法の習得や数学や理社の単元学習は、毎日少しずつ分散してやるよりまとまった時間で集中して一気にやった方が理解が深まる。

科目と内容によって伸びる勉強法が違う。これを理解して、デイトレーニングと集中学習の内容を組み合わせて勉強しなさいと、受験生にはよくアドバイスをする。 December 12, 2025

印象操作こわ〜い！

そもそも重複してない。
(北大の試験日は03/12で、嵐の公演は03/13〜。一泊前乗りしたとしても、受験生はチェックアウトした後)

産経新聞は「日程が近接している」としか書いてないんだけど、どうして毎日新聞だと「重複」になるのかな？ https://t.co/xvXGstYOFd December 12, 2025

中学受験の勉強をすることで得た知識や思考力は大きな資産になる。

中学受験のための勉強は、受験が終わった瞬間に頭から消えてなくなることない。

中学に上がってからも大きな武器になる。

特に理科、社会。
小学校の授業では賄えないレベルまで中学受験生は勉強する。

この知識は中学に進んでから、大きな資産として利用出来る。

あ、これ中学受験の勉強でやった、ということがめちゃくちゃ出てくる。

もはや5000万円ある状態から1億円を目指すのと、0から１億円目指す違いくらい大きな差。

しかもこれは知識や思考が身に付いている元本があるので、そこにも複利がはたらいて雪だるま式に伸びていく。

もちろん中学に入ってからしかやらないこともあるが、多くは中学受験で学んだ単元と被っている。

そう考えたら国語なんかは、あんな長文読解を常にやり、文法事項や語句をやり、それをしてきた子とそうでない子の差は大きく分かれる。

算数も、数学を勉強するにあたって大きな地盤になる。
代数だって計算する力、幾何だって図形でやったことやん。
合同条件やって中学受験で覚えるやん？
証明やってあの組み立て方や思考や展開、中学受験でやってきてることやで。

中学受験の勉強をしておいて得することはあっても損することはない。
元本割れしない超優良ファンド。

中学受験をするしないに関わらず、やっておくとめちゃくちゃ後に良い影響があると思う。

行きたい学校に行けなかったから中学受験は意味がなかったなんか思ったらアカン。

あなたは頭の中にめちゃくちゃ沢山の資産を築いてる。

だからそれを上手く使っていけばいい。

こういうのって、すぐには結果に表れない。

でもいつか、あの時やって良かった、と思う時が来る。

だから先が見えなくても頑張るんよ。

受からなかったらどうしよう、日々不安の中頑張ってると思う。

もちろん受かるために必死に頑張りたいけど、受かることだけが全てじゃないから。

あなたが毎日頑張ってることは、必ず役に立つ時が来るから。

受かるための勉強というより、いつか役に立てる勉強をしよう。

その積み重ねが結果的に受験当日に最高のパフォーマンスとして発揮されて「合格」になればいい。

模試の成績は短期、受験当日は長期、ではない。

受験当日は中期、何なら短期よりかもしれない。

もっと先を見て、長期的な目線で勉強出来るようになればこれほど強いことはない。

#中学受験 December 12, 2025

(こっちにもぶら下げておきます)

受験後に不動産屋さんを回る受験生がいるから公演は日程変更しろって言い分、自分の転勤と配偶者の転勤で引越し10回のわたしから見たら、謎でしかない。

・SUUMOなどのアプリで物件の間取りや外観、立地が出てくる時代に、不動産屋さんの店頭に行く動機が薄い(なんならオンラインで契約までできる)。
・合否が出なければ、どうせ手続きできない。
・17才(法的に未成年)の子もいる。商慣習的にも、学生だけで賃貸借契約ができるとは思えない。
・そのためだけに、受験に親がついてくるの？(両親揃っている家庭としても、今日日、両親ともに働いてる率は高い)

わたしは引越し回数多いけど、酷い時なんて12日後に赴任地に着任要、総務課からいくつかの借上社宅の物件の間取りだけ見せられて、実物を見ないまま決めたこともある。

それが普通だとは思わないけど、物件情報がスマホで調べられるこの時代に、タイパ重視の若者が、空室があるかないかわからない物件を探すために不動産屋さんの店頭に行くの？

ねぇ、それホント？って感じるよ。 December 12, 2025

やって落ちたらしゃーない、
やらんで落ちたら後悔。

この言葉はしっかり胸に刻んでほしい。

残り期間、どれだけめんどくさいことや苦手に向き合えるかが合否だけじゃなく今後の生き方に繋がる。

一生懸命頑張って合格出来たら最高。

もし一生懸命やってダメならそれは仕方ない。
その時力が及ばんかったんやから。
運の要素もある。
切り替える余地はある。

でも一生懸命やらずにダメだったら。
それは後悔する。
これだけやったんやから、結果はどうなっても後悔しない、そう思えるところまでやりきりたい。
そこまで思えたら逆に「これだけやったんやからいける！」という気持ちで試験に向かえる。

漢字間違いのやり直しもそう。
適当にとりあえず何回書くという作業になってない？

その漢字、次出てくるの本番かもよ？
今適当にやって何となくの作業で、だるいなーとか思いながらやってたら、後悔するん自分やで。

前も言ったけど、今間違えた、ミスしたのは、受験当日に間違えたりミスしたりで悔しくて辛かったから、神様が今日に戻してくれたんよ。

もう一度ちゃんとやり直して覚えられるチャンスをもらってん。

だから目の前のやり直しに一生懸命にならんとアカン。

間違えたからやり直し、というただの作業になってるうちに成長はない。

残り期間色々なことに適当に向き合ったり、苦手やめんどくさいことを避けていたら、これからの生き方もそうなってしまう。

ここでしっかり向き合った、やりきった、と言えるくらい本気で向き合おう。

僕が見てた、受験を終えた子達は皆口を揃えてこういう。

「もっと早くから一生懸命やっておけば良かった」

いつも塾では冬期講習あたりに、卒塾生達が受験生達に差し入れを持って応援しにきてくれていた。

毎年皆が言うのは

「もっと早くから一生懸命やっておけば良かった。皆には後悔してほしくないから、今日からでもいいから必死になって頑張ってほしい。」

そういう言葉。

いつも1.2つ上の先輩が伝えてくれるたび、子ども達の顔つきが引き締まる。

本当にありがたい貴重な時間だった。

人間、本当に経験しないと心の底から理解することは難しい。

だから、周りからいくら後悔するから、と言われても心の底から納得して取り組むことは難しい。
そして本当に後悔した時、人は真剣に自分に向き合い次から気を付けようと考える。

でもじゃあ後悔する経験をしてほしいかと言われたら、やっぱりしてほしくない。

だからこそ想像力が大切になってくる。

もし自分がそうなったら？
自分ならどう思う？

そこまで想像する力がつけば、経験していなくてもやれる。

国語や読書をしっかりやる、人と関わって話をする、という経験を沢山つめば良い。

話が逸れたが、とにかく後悔しないように、これだけやったんだから後悔はない！と言いきれるくらい残り期間は毎日を大切に過ごしてほしい。

#中学受験 December 12, 2025