北村友一 スポーツ
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2025.12.16 03:00
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アランカールの騎乗について
追走面が厳しかった点は置いておくとして
「なぜ大外を回したのか」
に納得いかない声が多いので私なりの見解を述べる。尚異論は認める
阪神JFは例年1200〜1400m寄りのスプリント適性を持つ馬が多く出走するレース
そのためラップは前傾になりやすくスピードだけでなくスタミナやパワーを消耗する展開になりやすい
こうした条件下でインを突く選択は常に“どん詰まり”のリスクと隣り合わせに
特にアランカールはテンに出て行けるタイプではないし案の定今回も最後方、シンガリからの競馬だった。
18頭立てのフルゲート、他馬以上に詰まる危険性が高いポジションでの競馬だった事は皆さんも分かるはず。
実際リスクを如実に示したのがアルバンヌ
出遅れて再後方、直線ではロスを嫌ってインを選択したものの結果は完全に進路が塞がれる形
能力があるのは確かでスムーズなら…と思わせる内容だったが競馬としては不完全燃焼に終わった。
アランカール×北村友一Jが選んだ大外ぶん回しは「この馬の力を出し切るための選択」だったと私は考える
強い向かい風の中で外を回せば厳しい結果になることは当然承知の上だったはずでその点に多少の疑問が残るのも事実だが、インで詰まって終わる競馬だけは避けたかったのだろう。
結果は敗戦。インを選択していたら、正直どうなってたかは分からない。でも意図は感じる競馬ではあったし自分なりには腑に落ちた。
内容自体決して悲観するものではなく能力の高さは十分に示した一戦だったと個人的には評価している。 December 12, 2025
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