勝ち点 トレンド
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2025.12.12 06:00
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ファジアーノ岡山(13位)
J1初年度となった今シーズンは、木山監督が掲げた「相手の陣地でサッカーをする」という狙いがハマった。
序盤戦はハイプレスから主導権を握り、縦に速いダイレクトサッカーを志向。チーム全体で相手を中央に誘導しながら、CHが狩り取る場面が多く、CHの藤田や田部井がボールを奪って敵陣に相手を閉じ込める機会が多かった。
攻撃では、良質な出し手となれる江坂から、シャドー、CF、WBの裏抜けでチャンスを作り、頭角を表した佐藤や、攻守に渡ってハードワークを欠かせない木村がフィニッシュワークに関わる。
佐藤に関しては本当にスーパーで、江坂とのレーンの棲み分けと、出し手受け手の補完性が見事。攻めあぐねても佐藤が打開してくれる試合も多く、ここで拾えた勝ち点も大きいはずだ。
また、序盤戦から勝ち点を拾えた理由として、セットプレーを武器に出来たのはあるだろう。田部井や神谷といったプレースキッカーもいるし、田上、江坂、ルカオがフィニッシャーとなるため、困ったときのセットプレーはJ1の舞台でもハマってた。
DFラインも迎撃には強いし、鈴木or工藤の左HVも対人とビルドアップ能力は良かった。押し込まれた時も全員で身体を張りながら守って、そこを越えた先にブローダーセンがいるのも心強い。
ホームの柏戦のマンツーマンでの対応は見事であり、全員で走り抜いて勝った試合だった。
それでも裏抜けや背走をさせると苦しい。アウェイの浦和戦は、松尾に無限裏抜けされてしんどそうだったし、ホームの福岡戦はロングボールでハイプレスを空転させられてた。あと、名古屋の永井はめっちゃ刺さってた。
それと対面の質で勝てないとキツいという「ミラーゲームあるある」な試合もあった。
終盤は10試合勝ち無しと苦しんだが、この辺から残留が見えたこともあり、「ボールを持ちながら戦おう」という変化も見られた。
前後分断から岡山の良さが消えてしまう試合も何度かあったが、J1残留と次のチャレンジの両輪を回した木山監督の手腕は見事。勝てない時期を過ごしながらも得たものは大きかったはず。
最終節の清水戦なんかは良い勝利だったんじゃないでしょうか! December 12, 2025
柏レイソル(2位)
今季の柏は、リカルド・ロドリゲスの下、新加入選手と既存の選手の融合を果たし、新たなスタイルを確立させた。
今季の柏が好調だった理由は大きく分けて2つあると考える。
1つは「スタイルの浸透」である。
ベースのフォーメーションは3-4-2-1。強烈なウィンガーが不在な分、WBに推進力のある選手を選出した。
久保は縦に速い選手でオンオフ共に速さが際立つ。小屋松も戦術理解度の高く、対面での仕掛けで相手を圧倒していた。
それに加えて、リカルドのリクエストに沿って連れてきた選手たちも躍動。特に小泉のボールの引き出し方や、WBを使う形は秀逸であった。
基本的に約束事がしっかりしてるため、相手によりビルドアップの形を変えても成立するケースが多かった。
その分、守備やネガトラになった時は、即事奪回を果たすためにスプリントの回数は増える。
WBにフリーでボールが入った際も、ボックス内の中の人数を増やすのと、二次攻撃のために全体がスプリントして押し上がるし、ビルドアップも人が立ち位置を変えて、それに連動して味方も動く。そのため走行距離は多いチームだった。
ボールだけではなく人も動くスタイルであるため、早い段階から怪我人が出ていた。膝や筋肉系のトラブルはシーズンを通して目立った出来事だろう。
そこで好調の理由2つ目である。
それは「選手層の厚み」だ。
象徴する出来事で言えば熊坂のケースである。
今季の序盤戦で大活躍し、代表にも選出された熊坂だが、代表合宿中に膝の大怪我で長期離脱。これにより柏も難しくなるかと思ったが、大卒ルーキーの中川が見事な活躍を見せた。
それだけで無く、原川が序盤で怪我した際も昨年までSH起用されてた山田がCHで機能。終盤になると戸嶋や夏に加入した小西の出番も増えた。
極めつけは特別指定選手の山之内である。久保が離脱した穴を見事に埋めて優勝争いに残り続けた。
層の厚みは怪我人だけではなく試合中もである。ファーストプランが上手く行かない際は、仲間、瀬川、細谷のような機動力のある選手が登場するなど、リカルドが作った大枠の中で、それぞれの選手が個性を出していたのが良かった。
川崎F戦のジエゴの右WBも個性の塊である。あれは他の選手は真似できない。
しかし優勝まであと一歩手が届かなかった。その理由、鹿島との直接対決で二度敗れているからだろう。
どちらか1つでも引き分けてたら柏の優勝だったため、失った勝ち点6が響いた形だ。
来季になり対策される試合も増えるはずだし、今季広がりに広がったスカッドからメンバーを選定しなければならない。リカルドがどうチームをマネジメントし、鹿島越えを狙うかが楽しみである。 December 12, 2025
魂のオーバーヘッド弾!トッテナムDFロメロのゴールが最高!後半ATに豪快な一撃でチームに勝ち点をもたらす(フットボールチャンネル)
https://t.co/0G9zHdy8wc December 12, 2025
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